たらちね見学会は募集人員に達しましたので、期日前ですが、募集を締め切らせていただきました。大変申し訳ありませんが、ご了承ください。
応募いただいたみなさま、ありがとうございました。また、これから応募をしようとお考えの皆さま、大変申し訳ありません。
9月24日 ハカルワカル広場
ハカルワカル広場
たらちね見学会は募集人員に達しましたので、期日前ですが、募集を締め切らせていただきました。大変申し訳ありませんが、ご了承ください。
応募いただいたみなさま、ありがとうございました。また、これから応募をしようとお考えの皆さま、大変申し訳ありません。
9月24日 ハカルワカル広場
たらちね測定室(いわき市)の見学ツアーの追加募集をします。第一次締め切りは9月10日でしたが、募集人員に少し余裕がありますので、追加募集をいたします。
先日下見に行き、子どもと住民の被ばくを守ろうという志の高さと、果敢に様々な測定と検査(甲状腺エコー検査、ベータ―線測定)に挑む意欲と行動力に下見スタッフは全員感動してしまいました。是非、一人でも多くの方に見ていていただきたく、お誘いいたします。
バスの手配などの都合上9月30日(金)締め切りとさせていただきます。
(締め切り日前ですが、募集人員に達しましたので、勝手ながら締め切らせていただきます。大変申し訳ありませんが、ご了承下さい。)
11月14日(月)たらちね見学会→ 募集ページはこちら
ハカルワカル広場
第14回ハカルワカル映画会は『ナミビアのウラン採掘ラッシュ』(原題:Namibia’s Uranium Rush、マルタ・コンド監督、日本語字幕:ハカルワカル広場)を上映いたします。上映後、ウラン採掘に伴う環境汚染、採掘労働者の被ばくについて学習会をいたします。
原発は事故を起こさなくとも、原料を採掘するときから作業者の被ばく、犠牲を前提にした発電形態です。そして、採掘場が発展途上国をターゲットにしていることも見逃せません。
この映画は短編ですが、多くの示唆に富んでいます。ウラン採掘ゆえに、観光地が衰退したり、採掘企業が被ばくの事実を労働者に知らせなかったり、農民が伝統的な農業に誇りを持ち、真の豊かさとは何か?と問いかけたりしてきます。この映画を通して、原発の問題性をより根本的に、皆さまとご一緒に、考えましょう。
*とき:10月1日(土)午前10時 ~ 12時〈上映後学習会あり)
*ところ:アミダステーション(下図参照 京王八王子、JR八王子から徒歩4分)
*資料代:500円
皆様のご参加を心からお待ちしております。
ハカルワカル広場
一つの原子力発電所のたった一度の事故で、その放射能汚染の実相を検証し、地域の人々の健康被害を掌握し対応することは、途方もない年月と多くの人々の尽力が必要であることを『たらちね』のこの4年2ヶ月の歩みから学び、実感いたしました。
原発事故から子どもたちを守るために、嫌も応もなく『たらちね』の活動が始まり、5年目の今も休むことなく動き続ける現場の状態は戦場そのものであり、いつ終えることができるのか想像することもできません。
その環境の中で子どもたちは育ち、次の時代を担う大人となっていきます。
子どもたちの肩には、おろすことのできない重い荷物がのっており、それをどこまで軽くできるのかそれが『たらちね』の活動の意味だと感じております。
ハカルワカル広場では、福島の今を知る機会として「たらちね」見学会を企画しました。
訪問日 11月14日(月)
訪問先 福島県いわき市小名浜花畑町 「いわき放射能市民測定室たらちね」
測定室へ電話(042-686-0820、火曜〜土曜・午前10時〜午後3時)
応募期限 9月30日(金)
(締め切り日前ですが、募集人員に達しましたので、勝手ながら締め切らせていただきます。大変申し訳ありませんが、ご了承下さい。)
参加費 参加人数により費用は5000円~6000円となる予定です。
集合場所/時間
参加人数によりツアーの形態が変わるため、詳細は後ほどお知らせします。
内 容 たらちね見学と交流会
9月3日(土)のお茶会のご案内
~福島の実相をさぐる~
9月3日(土)のお茶会はちくりん舎の方々をお迎えして、お話を聞くことになりました。
ちくりん舎(NPO 法人市民放射能監視センター)は西多摩郡日の出町大久野にあり、ゲルマニウム半導体測定器2基を備え、意欲的に測定活動を行い、持てる知見と技術力を駆使して福島の被災地を力強く支援しています。
特に、工夫を凝らした測定活動が、福島支援につながっている点に私たちも学ぶ点が多いと感じました。
ぜひご参加いただきますようご案内いたします。
【日時】 9月3日(土)10:00~12:00 (月次測定結果解説の後)
【場所】 ハカルワカル広場
【講師】 青木一政さん、浜田和則さん
【内容】
* リネン吸着プロジェクト-各地の大気中粉じんの放射能調査
* 子どもたちの尿検査について
* ちくりん舎の設立経緯とその活動について
ハカルワカル広場だより18号に訪問記事が載っています。
ちくりん舎講演会①チラシpdf
8月2日、9日、23日(火) 太陽熱温水器模型をつくろう
日 時 8月2日、9日、23日(火)の10:00~12:00
場 所 ハカルワカル広場
参加者 小学生 先着9名(保護者と参加)
参加費 500円
申し込み 電話 042-686-0820
持ちもの はさみ、セロテープ、両面テープ、温度計
なければハカルワカル広場で用意します。
ランチ会 お弁当持参、みんなでおべんとうを食べましょう(時間のある方)
お天気が良ければ、ソーラークッカーでおやつを焼きます。
4名の参加者がありました。30分で湯温は41℃以上になりました。家に帰って実験してみるとのことでした。
美味しいパウンドケーキを真空管ソーラークッカーで焼きました。外はカリカリ、中はふっくらで八王子中央診療所にもお裾分けしました。屋上を使わせていただきありがとうございました。
太陽熱をもっとチラシ.pdf
二宮 志郎
今回は少し早めの発行ということで、測定データが約2ヶ月半分しかありません。それでなくても測定検体が減っているのに期間まで短くなりましたから、件数はかなり少なく、表を埋めるために微量放射能漏れ監視プロジェクトのゼオライトの分も含めて検出したもの全てを載せています。
いつもこの表を眺めながら、「今回のハカってワカった話の話題は何にしようか」と考えるのですが、いよいよそこからネタが出にくくなってきました。測定結果と全然関係ない話を書くと「タイトルに偽りあり」ということになってしまうので、もう少し測定結果をネタにすることにしがみついていこうと思います。そうなると今回話題にできるのは、岩手産原木椎茸と、長野産コシアブラになります。
岩手県奥州市産の原木しいたけでCs137が122Bq/kg出ています。とは言っても、これは検体重量が53gと非常に少量であるためかなり不正確な数字です。Cs134の方も検出されていますが、スペクトルではそれらしきものが見られないので誤検出扱いになっています。おそらくCs134もCs137の1/5程度は含まれているでしょう。
岩手県は福島からはかなり離れたところになるので、感覚的には東京あたりと同じだろうとなるのですが、その感覚からすると、いくら原木椎茸とはいえ120Bq/kgというのはかなり高い数値です。
しかし、汚染マップで奥州市の位置を確認すると少し納得です。奥州市の南に島のようになって汚染の高い地域があり、奥州市も周囲に比べてやや高めの地域に区分けされています。そういう地域の原木椎茸はまだ100Bq/kgを超えてくる状況だということですね。
(早川マップの一部を転載)
長野県栄村産のコシアブラも、検体重量が149gと小さいので、Cs137が70Bq/kgという測定値はかなり不正確です。スペクトルではCs134のピークもしっかり見られるので、Cs134が検出できていませんが存在していることは間違いないです。
長野県栄村は八王子に比べても福島原発事故の影響が低いのではないかと思えるくらいの場所ですが、それでもCs137が70Bq/kgというのですから、やはりコシアブラ恐るべしです。私達も初めてコシアブラを測定した時はびっくり仰天だったのですが、その後いろいろ情報が入ってくる中で、「高くて当然」という感覚が身についてしまって、ちかごろはもう驚かなくなってしまいました。栃木県の道の駅で売られていたコシアブラが1600~2200Bq/kgの汚染を検出したというニュースも最近ありました。
とにかく、関東・東北あたりのコシアブラを食べる時はそれなりに覚悟の上で、ということですね。
椎茸にしてもコシアブラにしても、一回食べてしまったら「これは大変」というようなレベルの汚染ではありません。目に見えない形で放射能が蔓延する社会がじわじわ人類に影響をあたえているということでしょう。政治の世界は右にしても左にしても、それを是とするのか否とするのか、ちっとも真剣に考えてくれてないのが悲しい限りです。
石井 暁子
5月16日に西田、槌谷、佐々木、石井の4名でちくりん舎を訪問してきました。対応して下さったのは、ちくりん舎の浜田和則さん、青木一政さん、中西四七生さん、濱田光一さん、女性スタッフの方でした。
八王子を車で出発し、1時間ほどで日の出町の目的地に到着。ちくりん舎に登ってゆく急な坂の入り口では、「風の塔」と呼ばれるナウシカに出てくるような大きな風車のモニュメントが迎えてくれます。そして、ぐんと急坂を登りきったところに竹林をバックに現れる山小屋風の建物がちくりん舎でした。緑の濃い森を見下ろす絶景に鶯の鳴き声が響き、なんとものどかな様子。到着するとすぐに青木さんが出迎えて下さいました。
まずは見学、ということで、測定室に2台あるゲルマニウム半導体測定器を見せていただき、設置したときのご苦労や、温湿度を低く保つための工夫、冷却用の窒素が漏れた場合に警報が鳴るように設置された酸素濃度計のことなど、詳しく説明していただきました。測定室のすぐ外に設置されたパソコンで、2台の測定器から送られてくる測定データが見られるようになっており、スペクトルの鮮明さに一同息を呑みました。
次に検体の準備室。居室とはビニールで仕切られた明るく清潔な作業場は、理科実験室(ラボ)のようでした。様々な経験から積み重ねられてきた工夫の数々。中でも、汚染濃度の高い検体が部屋に舞うのを防ぐため、掃除機を利用して手作りした排気装置付きドラフトチャンバーには、ハカルワカルメンバーから「これ欲しい!」の声も。高機能の測定器で、尿のような濃度の低いものから土などの高いものまで測るので、微量な汚染も防がなければいけないというところでの試行錯誤があったそうです。また、布団乾燥機をプラスチックのコンテナに繋いだ検体用の乾燥機も見せていただき、創意工夫に感心するばかりでした。
一通り見学も済み、交流会となりました。まずは、今回測定をお願いする「ふくしまの水」を渡し(※)、なぜ福島市の水道水をわざわざボトリングして売るのか、というところから、放射能安全神話、シーベルトのまやかし、土壌検査の必要性、リネン布を使って空気中の粉塵の放射性物質を捕まえる試み、尿検査の結果からわかってきたこと、放射能汚染の高い植物についての情報交換などへと話題は広がりました。
中でも興味深かったのは、気流の知識が豊富な中西さんたち(たまあじさいの会)の検証から、汚染物質は川下へ集まっていくだけではなく、森と街との寒暖差により霧が上流に押し戻され、上流にも汚染スポットができることを発見したというお話でした。このような興味深いお話をハカルワカルのお茶会でもぜひしていただきたいとお願いしてきました。
今回の訪問では、福島と宮城に太いパイプの繋がりを持ち、長年の知見と技術力を駆使して被災地を力強く支援するちくりん舎の姿に感銘を受けました(市民の力ってすごい!)。また、みなさんの知識の豊富さとわかり易い説明に感服するとともに、大変あたたかく、快い対応をしていただきましたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これを機に、さらに交流を深め連携していきたいと思います。ちくりん舎の皆様、ありがとうございました。
※「ふくしまの水」は福島市の水道水をペットボトルに詰めたもので、福島市で販売されています。後日ちくりん舎より送られてきた放射能測定結果報告書によるとCs134 不検出(検出限界値 0.031Bq/kg) Cs137 不検出(検出限界値 0.033Bq/kg)でした。
ハカルワカルだより18号で紹介した動画のリンクをリストアップします。
1. 『ナミビアウラン採掘ラッシュ』
Namibia’s Uranium Rush
日本語字幕にするには、設定で「Japanese」を選び、字幕「CC」をオンにしてください。
2. 『福島のウソ』
ドイツ国営テレビ放送ZDF「フクシマの嘘」第三弾
3. 『真実はどこに? 〜WHOとIAEA 放射能汚染を巡って〜』
真実はどこに? WHOとIAEA 放射能汚染を巡って/ NUCLEAR CONTROVERSIES
4. 『あれから5年〜福島からの避難者はいま』
レイバーネットTV第98号放送「あれから5年~福島からの避難者はいま」
5. 『草原の実験』予告編
全編セリフなしで展開する衝撃のドラマ!映画『草原の実験』予告編
追加として、以下の映画の予告編も紹介しておきたいと思います。
現在、公開中の素晴らしい作品です。
『アトムとピース』予告編
『アトムとピース ~瑠衣子 長崎の祈り~』
リンク先が切れている等の問題があった場合は、こちらまでご連絡ください。
ハカルワカル広場は夏季休業のため、次の日を閉室とさせていただきます。
8月6日(土)および、8月11日(木)~22日(月)
どうぞご確認のうえ、他の日をご利用ください。よろしくお願いいたします。
また、8月のお茶会はお休みとさせていただきます。
9月3日(土)のお茶会は、ちくりん舎をお迎えしての講演会です。ご期待ください。
以上よろしくごお願いいたします。
ハカルワカル広場