天気予報
「低気圧や前線に伴う発達した雨雲が関東甲信にかかり、激しい雨が強まったり弱まったりを繰り返しながら、長い時間降り続くでしょう。局地的には1時間に30ミリ以上の激しい雨が降ります。道路が冠水したり、歩道に大きな水たまりが出来ることもあります。」
本日は、ハカルワカル広場は閉室とします。よろしくお願いします。
ハカルワカル広場
ハカルワカル広場
天気予報
「低気圧や前線に伴う発達した雨雲が関東甲信にかかり、激しい雨が強まったり弱まったりを繰り返しながら、長い時間降り続くでしょう。局地的には1時間に30ミリ以上の激しい雨が降ります。道路が冠水したり、歩道に大きな水たまりが出来ることもあります。」
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ハカルワカル広場
5月11日のお茶会「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加して」は、甲状腺被ばく/甲状腺がんの実態を明らかにする企画でした。このたびホームページに「特集 甲状腺被ばく/甲状腺がん」の特集ページを作り裁判の争点を明らかにしました。
「311子ども甲状腺がん裁判裁判の報告会」に参加して、これは福島原発事故の最も悲惨な被害だと思いました。子どもの健康を蝕むこと、がんにする事故! そして事故をひき起こした東電は、「事故による一切の健康被害はない」。福島県の医者たちも「甲状腺がんの多発を過剰診断」として、事故が原因とは認めません。
病気と闘い、病気による一切の不利益を引き受けながら、原因を作った企業、県、国が一切責任を認めない、それがこの裁判の本質です。
水俣病と同質の公害裁判と思います。メディアが報道しないために、非常に社会的認知度が低いです。このことを広く知らせていくことがハカルワカルの活動の重要な一つになってほしいと「特集 甲状腺被ばく/甲状腺がん」の特集記事を企画しました。
目次
1)東電の主張「福島原発事故で一切の健康被害はない」に対する原告(小児甲状腺がん患者)の反論
2)甲状腺がん裁判の記事など
3)311子ども甲状腺がん裁判支援ネットワーク
4)過去のハカルワカル広場ホームページの安定ヨウ素剤配布や甲状腺がんに関する投稿
1)東電の主張「福島原発事故で一切の健康被害はない」に対する
原告(小児甲状腺がん患者)の反論
原告側の反論:これは、現在の世界的常識に反する。チェルノブイリ事故でも100mSv以下で半数以上が発症したというウクライナのトロンコ教授の論文もある。また、ある値以下(ここでは100mSv)ならがんを発症しないという閾値はないということをICRPも認めている。LNT(Linear Non-Threshold)しきい値なし直線モデル仮説である。(下記参照)
原告側反論:この主張はUNSCEARの推定量に基づいている。事故直後の福島県の小学校の土壌測定(実測値)によれば、チェルノブイリ事故の時のゴメリー地区などと同等のヨウ素131の降下量(汚染)である。(下記参照)
原告側反論:検査がずさんであり、検査対象が少なすぎる(わずか1080人)。スクリーニングレベルを 0.2μ㏜としたが、それは高すぎる数値でその数値以上の被験者はいないので被ばくはしていないと結論づけたが、実情に近いのはむしろ、0.066~0.1μSvであると原告側は主張。
原告側反論:バックグラウンドを着衣の数値としたため、測定値からバックグランド値を引くとゼロやマイナスとなり、ずさんな検査であった。またこの検査は2011年6月以降に実姉されたため、ヨウ素13ほとんど消えていた。
原告側反論:これは5年後に笹川財団が高性能の検査機器を多数寄付したため、たくさんの甲状腺がんを検出した。
原告側反論:チェルノブイリでは乳幼児が近隣の牧場の牛乳を飲む習慣があったため。日本ではそのような習慣はなく、乳児用粉ミルクである。
原告側反論:少なくとも原告たちは甲状腺の手術を受けており、受けなければ命の危険があった。また、多くの甲状腺がんを手術をした鈴木真一医師は過剰診断ではないと言っている。
原告側反論:そもそもUNSCEARは核兵器、原発の推進機関である。核保有国が資金を出している。2020年、2021年報告も日本が資金を拠出。信頼性は低い。
2)甲状腺がん裁判の記事など(引用)
引用したホームページのサイト名、著者名、掲載日時、URLは下記を参照ください。
1.「10年、誰にも言えなかった」 原発事故後に甲状腺がんに 10代で発症した6人、東電提訴
2022年1月27日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/156781
2.「原発事故で甲状腺がんに」6人が訴えた裁判始まる 東電は争う姿勢
2022年5月26日 朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASQ5V644BQ5VUTIL03H.html
3.福島県民が環境保健部長の退任要求〜福島県・検討委員会
小児甲状腺がん2024/05/07 – 15:19 OurPlanet-tv
https://www.ourplanet-tv.org/48625/
3)311子ども甲状腺がん裁判支援ネットワーク
https://www.311support.net/
311子ども甲状腺がん裁判支援ネットワークのNews Vol9.pdfを添付します。
第9回口頭弁論期日のご報告
上記甲状腺がん裁判NEWSに掲載されています。
3年目に入った裁判 3月6日に行われた第9回口頭弁論期日における原告側の主張立証は、被告東京電力の「100mSvしきい値論」に対する反論が中心テーマでした。被告は、「100mSv以下の被ばくではがんの増加は確認されないというのが「国際的合意」である」と主張しますが、私たちは、そのような「国際的合意」はそもそも存在しないこと、最近の多数の疫学研究において、100mSv以下の低線量被ばくでも線量に応じた発がんのリスクがあることが確認されていること等を詳細に主張、立証しました。この問題は、これでほぼ決着がついたと考えています。(弁護団長 井戸謙一)
4)過去のハカルワカル広場ホームページの安定ヨウ素剤配布や甲状腺がんに関する投稿は下記です。
1. 2024年 5月11日お茶会「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加して」のご案内
https://hachisoku.org/blog/?p=12423
2. 2023年 311こども甲状腺がん裁判の原告支援のカンパをお願いします
https://hachisoku.org/blog/?p=10152
3. 2023年 甲状腺エコー検査とヨウ素剤配布のお知らせ タワーホール船堀
https://hachisoku.org/blog/?p=11121
4. 2019年 「安定ヨウ素剤を全市民へ配布してください」の請願を八王子市へ出しました。
https://hachisoku.org/blog/?p=5941
5. 2018年 ハカルワカル広場 安定ヨウ素剤配布会のご案内 11月10日(土)
https://hachisoku.org/blog/?p=5560
6. 2018年 安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト in tokyo
https://hachisoku.org/blog/?p=4319
測定値見える化勉強会 4月18日(木) 午前10時半-11時半
この勉強会は、測定値を見える化して、ご自分で設定した計算基準日のご自分のための見える化報告書を作成できます。物理法則の「放射能半減期減衰計算」をExcelで行います。
申し込みは、下記URLの4月6日お茶会アンケートにお名前、勉強会希望日時、メールアドレスなどをご記入ください。
https://hachisoku.org/blog/?page_id=7602
ご都合の良い日時をお茶会アンケートで教えていただければ、勉強会日程はこのページに発表します。
測定値の見える化の仕組みを勉強します。
ハカルワカル広場
ハカルワカル広場映画会 2024.3.3
「サイレントフォールアウト映画会」のオンラインアンケートにご記入をお願い致します。
下記アンケートシート用紙のpdfは、ダウンロード/印刷してご利用ください。
QRコードは、このページ(https://hachisoku.org/blog/?p=12091)を表示しますのでスマホからもオンラインアンケートにインプット出来ます。
月曜日午後からの積雪のため2/6(火)はハカルワカル広場測定室は閉室とします。
ハカルワカル広場
今年の元旦の能登半島の大地震は改めて地震国に原発があることの危険性を私たちに突きつけました。そこでハカルワカル広場では急遽2月3日のお茶会で「地震と原発」を取り上げることにし、講演を渡辺敦雄さん(元原子炉技術者)にお願いしました。以下講演の要旨です(簡単にまとめました。詳しくは3月20日発行の「ハカルワカル広場だより44号」をご参照ください。)講演要旨に続き、日本と世界の地震地図など資料をまとめています。有用な資料があり次第このページに掲載していきます。
目次
1.【渡辺敦雄さんの講演「地震と原発」の骨子】
2.志賀原発の敷地内活断層の評価をめぐって(原子力資料情報室)
3. 地震の活動期に入っている-NHKラジオ深夜便「明日への言葉」
4. 2024年01月01日能登半島の震度データベース検索(気象庁)
5.日本と世界の地震の震央分布図(気象庁)
6.もし志賀原発が稼働中だったら・・・(中日新聞)
7.志賀原発「異常なし」から考えた 運転中だったら?(東京新聞)
8. 地震本部 海域活断層の長期評価 2024/6
9. 東京新聞 日本海に活断層、25カ所 能登半島地震原因のM8級
1.【2月3日お茶会 渡辺敦雄さんの講演「地震と原発」の骨子】
【結論】志賀原発も全原発も直ちに永久停止(地震国日本に原発は危険すぎる)
1) 規制庁は安全を保障しない(規制基準に合致しているかどうかの審査のみ行う)
2)志賀原発の被害・断層の話
変圧器が故障し、油が漏洩した。それにより外部電源の1系統が使用不能となり、非常用電源も3台の内1台が故障していた。
(原子炉の真下に活断層が通っている。縦の断層のずれに原子炉は非常に弱いことがわかっている。)
3)避難出来ない(地震で家は倒壊し、道路は寸断されている。)
4)ドイツの脱原発に学べ
『ドイツでは、倫理委員会を作り、技術者だけでなく宗教者を入れるなどして、子孫に負の遺産を残さないという倫理の面から脱原発を決断した』
5)米国 危機管理庁とイタリア 市民保護局など被災者に対して手を差し伸べる国家機関がある。日本はすべて自治体任せで国の機関がない。この点は自衛隊を「災害救助隊」に編成すべきであると渡辺氏は主張。
2.志賀原発の敷地内活断層の評価をめぐって(原子力資料情報室)
志賀原発の敷地内2本の活断層について、13万~12万年前以降の活動が否定できないことから、規制基準に定める「活断層等」であると、2016年4月に結論を出している。
是非2023年4月4の記事の2枚の下図をご参照ください。
図1 志賀原発の建屋配置と敷地内のおもな断層
図2 志賀原発周辺の活断層
下記の記事URLをクリックして参照ください。
原子力資料情報室
2023年4月4日
https://cnic.jp/46777
3.地震は活動期に入っている-NHKラジオ深夜便「明日への言葉」
日本は4つのプレートが重なり押し合っていて、それが東日本大震災で太平洋プレ-トが押したためにその反動が起こり、このところ地震が続いている。日本中に活断層は2000本あり、それが今プレート地震のためにストレスになって、動き出して震度7の地震が続いている。地震の活動期に入っている、というお話です。
NHKラジオ深夜便「明日への言葉」
3月9日(土)放送 正しく知ろう地震と火山 地震のメカニズム 有効期限:3月16日まで。
配信完了しました。
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=0324_05_3932518
上記のURLをクリックすると下記の「聴き逃し画面」が出てきます。
三角印の再生マークをクリックするとラジオ深夜便の金曜日放送分「明日へのことば」を聴くことが出来ます。配信終了の3月15日までは聴くことが出来ます。
4.2024年01月01日の能登半島の震度データベース検索(気象庁)
出典:気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.html)
2024年01月01日の震度データベース検索
5.日本と世界の地震の震央分布図(気象庁)
出典:気象庁ホームページ
(https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/bulletin/catalog/figure/hypo2021/japan.html)
「震央分布図 2021」全国(年間)(気象庁ホームページより)
出典:気象庁ホームページ
(https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/jishin/about_eq.html)
「震央分布図 1960-2011」(気象庁ホームページより)
出典:気象庁ホームページ
(https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/jishin/about_eq.html)
「地震の起こる場所 -プレート境界とプレート内」(気象庁ホームページより)
日本と世界の地震の震央分布図(気象庁)を掲載しました。本当に日本はすごい地震の巣窟です。
金八デモは沿道の方から拍手が沸き上がったり、参加する人まで現れ、市民の間に原発への不安があることを見せてくれました。 能登半島の地震はひとたび原発事故が起きれば、避難路がないことも明らかにしてくれました。
6.もし志賀原発が稼働中だったら・・・(中日新聞)
最大震度7を観測した能登半島地震。北陸電力志賀原発(石川県志賀町、停止中)は、外部電源や非常用電源が一部使えなくなり、放射線監視装置(モニタリングポスト)の一部も測定不能になるなどのトラブルが次々と明らかになりました。
下記の記事URLをクリックして参照ください。
中日新聞 もし志賀原発が稼働中だったら…
元京都大助教・小出裕章さんの警告
2024年1月30日
https://www.chunichi.co.jp/article/845486
7.志賀原発「異常なし」から考えた 運転中だったら?(東京新聞)
志賀原発は1度、原子炉建屋直下に活断層ありと判定されるなど、いろいろある原発。今回耐えたから大丈夫と言えるのか。
「福島の原発事故が特別ではないと、改めてその怖さを強く感じた。住民はこんなに不安を抱えながら生きている。これだけの地震大国でも原発を推進する国の方針は正しいのか。もう誰もが不安を感じることがないように、原発政策を見直してほしい。」
下記の記事URLをクリックして参照ください。
東京新聞 志賀原発「異常なし」から考えた 運転中だったら?
2024年1月5日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/300551
この「地震と原発」のページに有用な資料がありましたら、ページの最後のコメント欄にお書きいただき送信してください。よろしくお願いします。
8.地震本部 海域活断層の長期評価
https://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/offshore_active_faults/
9. 東京新聞 日本海に活断層、25カ所 能登半島地震原因のM8級も
年末年始は次の通り閉室とさせていただきます。ご了承ください。
12月23日(土)~1月8日(月)まで
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
ハカルワカル広場
ハカルワカル広場は「10年目の土壌測定プロジェクト」に続き、「次の10年の放射能測定プロジェクト」を実施しています。ぜひ放射能測定プロジェクトにご参加ください。
検体を採取し、測定データを記録し、放射能汚染の実態を次の世代に伝えましょう。
人間は放射能があることを感知できません。放射能は測定器しか感知できないので、測定を続けて監視することが求められます。
測定を続けるためには、市民の皆様のご協力が不可欠です。そしてハカルワカル広場は、お持ちいただいた検体の放射能測定と見える化を行います。皆様との二人三脚で次の世代へ放射能汚染の実態を伝えていきます。
「次の10年の放射能測定プロジェクト」 の参加者募集中です。
心より皆さまのご参加をお待ちしています。
下記チラシをご覧ください。
「次の10年の放射能測定プロジェクト」チラシpdfのダウンロード
たゆまず、休みなき努力によってこそ、「信念」は「豊かでゆるぎなき体験」に変わるのです。 マハトマ・ガンジー
パルシステム東京さんのホームページに「次の10年の放射能測定プロジェクトのモニター募集」を掲載していただきました!
いつも私たちハカルワカル広場の活動を理解し応援して頂いているパルシステム東京さん、ありがとうございます!
下記画像をクリックするとパルシステム東京さんのホームページに行きます。
ハカルワカル広場
2022.7.8
「311を忘れない」金八デモを東京新聞が取材して記事にしてくれました。(3月12日朝刊多摩版)
金八デモ実行委員会 2023.3.10
金八デモ実行委員会 2023.2.22
金八デモ 400回 2022.10.21 写真3枚投稿しました。
画像をクリックすると大きく表示できます。
7月5日(金)のキンパチデモは七夕デモをしました。若い方が子連れでたくさん参加してくださいました。 | 願いごとを短冊に書き、飾りもたくさんつけて、笹につけ、きれいでした! |