3月2日の「311子ども甲状腺がん裁判・講演会」を東京新聞がが多摩版に掲載してくれました。東京新聞さん、ありがとう!
子ども甲状腺がんが事故後多発していることがあまりに報道されないので、多くの方に知ってもらいたいと講演会を企画したので、新聞掲載は本当にうれしいことです。
いよいよ、明後日です!ぜひ、お一人でも多くご参加ください!

ハカルワカル広場
2025.2.28
ハカルワカル広場
測定室からのお知らせ
皆様、2025年3月2日、「311子ども甲状腺がん裁判・講演会」は西念京祐弁護士を講師にお迎えし、130人の方のご参加を得て成功裏に終了いたしました。ご報告いたします。
講演は、裁判のそもそもの特異性を説明するところから始まりました。多くの公害裁判では、被害は認められており被害範囲の拡大を争うものだが、この裁判では被害そのものを認めさせるところから始めなくてはならないということでした。
そして若者の健康を奪うことは原発事故の被害の最もコアなものではないかという問題意識。そこからこの裁判が始まっているということでした。また詳しくは会報に講演のまとめを掲載させていただきます。(2025.3.3記)
ああなたは知っていますか?
311子ども甲状腺がん裁判を……。
いつもなら、ハカルワカル広場は3月のビキニデーの頃に映画会を開催するのですが、今回は映画でなく、上記のタイトルで講演会を行います。
いきなり「あなたは知っていますか?」と問うて驚かれたことでしょう。でもそれほど世間に知られていないこの裁判、どうしても皆さまに知ってほしくて、企画いたしました。
福島に現在、391名の子ども甲状腺がん患者がいます。通常100万人に1~2名しか罹患しない希少な病気です。それが福島の38万人の18歳以下の子どもに現在は391名の患者が出ています。この多発は福島原発が原因と考えるのが通例だと思われますが、東電側は過剰診断、過剰治療だと主張しています。
この甲状腺がん患者の内の6人の若者が東電を相手取り、訴訟を起こし係争中です。その裁判について、裁判の弁護士の西念京祐弁護士を講師に迎え講演いただきます。
とき;3月2日(日)午後13:30~15:30
(開場 13:00)
ところ:北野市民センターホール(京王線北野駅前)
参加費:資料代として500円
西念京祐(さいねんきょうすけ)弁護士プロフィール:
梅田新道法律事務所(大阪)。1975年生まれ、石川県金沢市出身。薬害肝炎弁護団、ノーモア・ミナマタ弁護団等の公害、薬害事件の弁護団で活動してきた。2022年4月、311子ども甲状腺がん裁判弁護団に加入。同弁護団では主に、疫学や低線量被ばくによる健康影響等の知見を担当している。
詳細は下記のチラシをご参照ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
お問い合わせはハカルワカル広場まで
電話:042-686-0820 メール:hachisoku@gmail.com
ハカルワカル広場 2024.12.24
明けましておめでとうございます。今年もハカルワカル広場は原発回帰の動きに「ノー!」と声をあげて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、2月お茶会のご案内です。環境省は来年度にも、福島県内の汚染土を「再生利用」の名のもとに、全国の畑、堤防、道路の路盤材としてばらまこうとしています。これは核汚染ゴミの基準を 100 ベクレル/㎏から8000 ベクレル/㎏へと緩め、一般ごみとして扱うことで可能となりました。結果として、全国各地でこの作業にあたる労働者、職員、周辺住民の被爆が懸念されます。放射性物質は閉じ込めて拡散しないことが原則です。環境省のバラマキはこの原則と真逆です。
この問題について、土壌の粉塵吸入による内部被曝の観点から警鐘を鳴らしておられるちくりん舎の青木一政さんに、2月お茶会のご講演をいただきます。ご期待ください。
*とき:2月1日(土)10時~12時
*参加方法:ハカルワカル広場にて、またはzoomによるオンラインにて
(オンライン参加の方は当日9:30以降にこのホームページのトップ https://hachisoku.org/blog/ からご参加ください。)
皆様のご参加を心からお待ちしております。
ご意見、ご質問のある方はハカルワカル広場へ
電話:042-686-0820 メール;hachisoku@gmail.com
チラシは以下にあります。
ハカルワカル広場2025.1.5
現在第7次エネルギー基本計画(案)へのパブコメ提出にご協力ありがとうございました!
さて、今度は環境省が汚染土(福島原発事故で汚染された土壌を除去し、フレコンバッグに入れ、中間貯蔵施設に集めたもの)を、復興再生利用と称して、全国の道路や畑、堤防などに使う計画です。これは汚染されてない地域に汚染土(8000㏃以下は一般ごみとして扱う)を持ち込むことになり、作業員や近隣住民の被ばくが心配です。
この件について2月1日のハカルワカルお茶会https://hachisoku.org/blog/?p=13152で、ちくりん舎の青木一政さんにご講演いただき、微小粉塵の吸入による内部被ばくの危険性を指摘いただきました。
パブコメの書き方や提出先は次のチラシに伏屋弓子さん(新宿代々木測定所)がわかりやすくまとめてくださいましたので、貼り付けます。
提出締め切り:2月15日です。
ぜひパブコメを書いて私たちの意見を環境省に届けましょう!
このパブコメセミナーが「汚染土拡散に反対する会」主催であります。実践的な書き方をお伝えするセミナーです。ぜひご参加の上、パブコメを書いて出しましょう。以下です。
本セミナーはオンラインのみ、参加無料です。
前半は問題点をわかりやすく解説し、後半はみなさんと一緒にパブコメ送信にチャレンジします。
1回目2月9日(日)19:30~21:00
◆ 除染によって生じた汚染土再利用の問題点
解説青木一政(NPO法人市民放射能監視センター(ちくりん舎)副理事長
/放射能拡散に反対する会)
◆ パブコメガイダンス:伏屋弓子(新宿代々木市民測定所/放射能拡散に反対する会)
2回目2月11日(火)19:30~21:00
◆ 汚染土再利用の法制度上の問題点
解説和田央子(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会/放射能拡散に反対する会)
◆ パブコメガイダンス:伏屋弓子(新宿代々木市民測定所/放射能拡散に反対する会)
お申込み: https://forms.gle/fAv6oyX5jNxLyzDUA
以上
ハカルワカル広場 2025.2.7
*とき:12月18日(水)~12月23日(月)10時~19時
*ところ:八王子中央図書館地下展示室にて
*主催:731部隊展実行委員会 日中友好協会八王子支部
八王子平和・原爆資料館 ヒロシマ連続講座
協賛:ハカルワカル広場 協力:八王子平和市民連絡会
*問い合わせ:08044079554(五井)
戦争と平和について活動する八王子の市民団体が上記の様なパネル展を開き、平和を訴えます。ハカルワカル広場も協賛しています。以下のようなミニ講座もあります。ぜひ見に来てください!
ミニ講演会
13:00~14:00 14:30~15:30
18日(水) 五井(731からフクシマまで) 西田(311子ども甲状腺がん裁判)
19日(木) 矢間(反核平の映画の製作) 村田(八王子の取り組み)
20日(金) 上田(原爆)
21日(土) 松浦(ビートルズのチカラ!)) 野田(被爆体験伝承講話)
22日(日) 根津(731の紙芝居) 高橋(講談「第五福竜丸」)
皆様のご来場をお待ちしています!
ハカルワカル広場 2024.12.10
早いものでもう年の瀬を迎えようとしております。皆様にはお変わりなくお元気のことと思います。いつもハカルワカル広場への温かいご支援、ありがとうございます。
さて、12月7日(土)のお茶会のお知らせです。今回のお茶会は会員交流会とし、お茶、軽い食事をしながら、交流を図りたいと思います。日本被団協のノーベル平和賞の受賞も、被団協のお一人である上田さんをお迎えして喜び合いたいと思います。
つきましては、今回はオンラインでなく、リアルな対面の交流会にしたいと思いますので、どうぞハカルワカル広場までお運びいただき、ご参加くださいますようお願いいたします。
こちらで軽い食事を準備いたしますので、気楽にご参加下さい。会費は300円とさせていただきます。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
ハカルワカル広場 2024.11.19
来年のことになりますが年明けの1月11日(土)のお茶会のご案内です。
このお茶会では、ドキュメンタリー作品「沈黙と分断」(制作:小池美稀)を上映します。上映後、小池美稀さんによるお話があります。
*時:1月11日(土)10時~12時
*参加方法:ハカルワカル広場にて、またはzoomによるオンラインにて
オンラインでご参加の方は当日9、:30以降このホームページのトップからご参加ください。
【作品紹介】
「沈黙と分断」 56分 2018年制作
映像作家の小池美稀が大学在学中に制作したドキュメンタリー。2年間にわたり、事故から32年目のウクライナと事故から8年目の福島での取材をまとめたドキュメンタリー。ソ連初の社会団体が、成立を推し進めた「チェルノブイリ法」(1991ソ連)は、どのように被災者の権利を保障してきたのか、ウクライナの姿を通して日本の現在を表現。
【プロフィール】
小池美稀 プロフィール
武蔵野美術大学卒業後 フリーランスとして映像制作に携わる。
日本では福島の復興を掲げて原発事故が風化していくなか、在学中にウクライナを訪問。ウクライナでは原発事故や放射能への危機管理意識を持ち続けるための努力がなされており、日本とウクライナのギャップに衝撃を受ける。卒業後も映像を通して、福島のいまをわかりやすく伝える取材を続ける。
皆様のご参加をお待ちしております。
ハカルワカル広場 2024.12.4
測定室からのお知らせです。11月お茶会はお休みいたします。ご了承ください。12月7日のお茶会は会員交流会を予定しています。ふるってご参加ください。
ハカルワカル広場 2024.10.24
嬉しいニュースが飛び込んできました。昨夜、金八デモの集会をしているさなか、「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)にノーベル平和賞受賞決定」のニュースが飛び込み、参加者みんなで喜び合いました!
広島、長崎に原爆が投下され、被ばくに苦しんだ被ばく者たちが「核廃絶」を訴え、そして、「自分たちを最後の被曝者に」という運動を続けてきました。
特筆すべきは「報復ではなく、核廃絶を」の運動だったことです。
ハカルワカル広場の会員で被曝者の上田紘治さんがいつも言っておられます。「我々は報復ではなく、核の廃絶を求めるのだ」と。ここに、自分たちの被害を訴えるばかりでなく、全人類がこの苦しみを二度と味あうことがないようにとの深い愛情を感じます。
そしてパレスチナの人たちを虐殺する口実が「報復」である現状を見るとき、またウクライナでの戦争でしばしば戦術核の使用が叫ばれるとき、この「報復しない思想」が今ほど必要な時はないと思われます。
長い間の運動に敬意を表し、ノーベル平和賞受賞決定に心からの祝意を表します! そしてさらに核抑止でなく核廃絶を求める運動を共に続けていきたいと思います。
喜びを伝える東京新聞 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359926
ハカルワカル広場 2024.10.12