現在、午前中開室とさせていただいております

みなさま、

ハカルワカル広場はコロナ感染予防対策のため、現在、午前中(10時~12時)開室とさせていただいております。当分の間この態勢で参りますので、ご不便をおかけしますが、どうぞご了承くださいませ。

ご利用の際は、測定予約をホームページ https://hachisoku.org/hkman/manmbs/reservation/ でしていただくか、お電話(042-686-0820)をいただければ幸いです。ご来室をお待ちしております。

ハカルワカル広場

2020.9.9

10月3日(土)10時~ お茶会「汚染林を燃やすバイオマス発電の問題点」の講演会のご案内

10月3日(土)10時~のお茶会は下記講演会をオンラインで開催します。

講師はフクロウの会、ちくりん舎の青木一政さんです。

オンライン(zoom使用)による講演会です。ぜひご参加ください。
(zoomへのアクセス方法は当日の朝ここに発表します)

 除染土(汚染土)の再利用や汚染水の海洋放出など放射能のばらまきとも言える事態が進められようとしています。再生エネルギー推進の掛け声のもと、バイオマス発電が急増していますが、これも放射能のばらまきの一環であることをご存知でしょうか。放射能汚染林を燃やすバイオマス発電の問題点について分かり易く解説していただきます。

 福島で進められようとしているのは「放射能汚染林」の樹木を使うため、燃やせば大気中に放射性物質が拡散してしまい、住民が被曝する問題をはらんでいます。政府は「再生エネルギー固定買い取り制度のfit」を使って高額買取をし、まさしく再エネ普及を装っています。

 この「放射能のばらまき」ともいえる福島地区のバイオマス発電の問題点を今回は取り上げます。この件で放射能測定の立場から、「田村バイオマス裁判」、「飯館村バイオマス発電」に精力的、献身的に取り組んでおられるちくりん舎の青木一政さんに講師をお願いしました。

ぜひ、ご参加ください!

講演会チラシ ダウンロード

青木一政(あおき かずまさ)さんのプロフィール
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)事務局長 NPO 法人市民放射能監視センター(ちくりん舎)理事
1952 年 神奈川県生まれ
化学・フイルムメーカーのプラント計測制御系技術者として 35 年間勤務する傍ら反核平和・反原発運動にか かわってきました。福島老朽原発を考える会(フクロウの会)発足時からの会員です。福島原発事故発生後は これまでの経験を活かして、フクロウの会放射能測定プロジェクトを立上げ、被ばく最小化のための取り組み に専念しています。 2013 年には、市民の手による、より精度が高く信頼性の高い放射能監視体制を目指して、ゲルマニウム半導 体測定装置を備えた、NPO 法人市民放射能監視センター(ちくりん舎)を立ち上げました。

ハカルワカル広場

2020.9.8

9月5日(土)お茶会「トリチウム汚染水の海洋放出について」

9月5日(土)10時~12時 上記の問題について講師を渡辺敦雄さんにお願いし、オンライン講演会を行います。ぜひご参加ください。

東京電力は増え続けるトリチウム汚染水の処理方法として、希釈して海洋放出を考え、政府経産省もそれを認めようとしています。そもそもこの汚染水はトリチウムだけでなくストロンチウム90のような他の核種も含まれています。

福島の漁民は生活破壊だとして、猛反対をしています。私たちの命にかかわる問題であり、環境に与える影響も大きく、海洋放出は大問題です。問題点を深く探り、ほかに方法はないのかについて、渡辺敦雄さんに講演をお願いしました。

オンライン(zoom使用)による講演会です。ぜひご参加ください。

zoomへのアクセス方法は当日の朝ここに発表します

ハカルワカル広場

2020.8.12

夏季閉室のお知らせ(8月9日~8月17日)

暑い日が続いております。くれぐれも熱中症にかからぬようお過ごしください。

さて、ハカルワカル広場の夏季休室は次の通りです。

8月9日(日)~8月17日(月)

8月18日(火)より開室します。午前中(10時~12時)開室です。

よろしくお願いいたします。

ハカルワカル広場

テレお茶会参加について

テレお茶会に参加される方は、当日の朝、開始30分前に参加のためのリンクをこのページに掲載しますので、そのリンクをクリックして参加するようにしてください。

「テレお茶会参加の流れと注意事項」のページはこちら


テレお茶会予定タイムスケジュール

  • 09:30AM    zoomによる入室開始(これ以前の入室不可)
  • 10:00AM    テレお茶会開始
  • 12:00PM    テレお茶会終了

Zoomミーティング初心者の方はこちらのページで、Zoomの使い方について分かりやすく解説しています。(リンク先のページの下の方に、Zoomミーティングに参加するための説明動画がPC用とスマホ用の両方あります。)

Zoomアプリの事前ダウンロードはこちら

Zoomのセキュリティー問題に対処するため、Zoomアプリは必ず最新のものにアップデートしてから使用するようにお願いします。9/12時点で、バージョン: 5.2.3 (windows版)が最新です。

6月からはバージョンが5以上でないと、zoomのミーティングに参加出来ません。アップデート方法については、下の動画を御覧ください。

参加にはZoomアプリのインストールは必要ですが、Zoomのアカウントを作成する必要はありません。MacやiPhoneで参加の方は、MacOSおよびiOSのシステムアップデートの実施も合わせてお願いします。

8月8日の「トークセッション」の紹介記事が朝日新聞に掲載されました!

本日(8月3日)の朝日新聞の多摩版に、8月8日(土)10時30分からのオンラインによる「太陽が落ちた日」についての「トークセッション」の紹介記事が掲載されました。とてもうれしいです。お一人でも参加者が増えますように!下に貼り付けます。

ハカルワカル広場

8月8日のトークセッションが毎日新聞に紹介されました。

8月8日(土)10:30開始のオンラインによるトークセッションが2020年7月22日の毎日新聞の朝刊の多摩版に紹介されました。このトークセッションは映画「太陽が落ちた日」について、またその映画がテーマとする「核」について語り合うトークセッションです。会員の方はもちろん、広く、遠くからも参加できるオンラインのトークセッション。たくさんの方のご参加をお待ちしています。記事も貼り付けます。

核と右肩上がり時代の終焉

ボランティア 二宮 志郎

右肩上がりの時代

 新型コロナウィルスがもたらした事態は何だったのか。そのことは多くの学者に予測されていたのに、私達は何故無防備にそれがやってくるのにまかせていたのか。無防備にならざるを得なかった理由はどこにあるのか。
 ある学者が話の中(注)で上のグラフを出してきて、原因は地球環境に対して人類が与えている影響があらゆるところで急激に起こっていることを上げていた。
 (注):Peter Daszac, The ecology of pandemic era
 野生動物と人間活動の境界を急激に変化させることが、野生動物の中にしかいなかったウィルスを人間界にもたらすことにつながっているらしい。そしてその頻度は確実に増えてきているというのだから、第二、第三のコロナ騒動も覚悟しておく必要がある。
 グラフの元データはwww.igbp.netにあり、そこからダウンロードすれば一つ一つのグラフを拡大してみることもできる。たくさんあるグラフの横軸は始まりが1750年、赤い字で書いてある点が1950年、右端が2010年である。
 左半分の社会経済的傾向は全て急激な右肩上がりのグラフになっているが、その急激な上昇が始まるのは赤い印のちょっと左からというのが多い。それは核の時代と同期しているように見える。

人新世

 この人類が地球環境に大きな影響を与えることになる新しい地質年代として「人新世(アントロポセン)」という名前が提案されている。そして、その始まりの定義としては「1945年のトリニティ実験(広島・長崎の前にアメリカがニューメキシコで行った人類最初の核実験)」とする説が有力らしい。
 この人新世なるものの初期の急激な右肩上がりがいつまでも続くなどということはありえない。
 ただ私達の人生は、あり得ない状況の中にいる異常をあたりまえと勘違いできるくらいに十分短い。今生きている人達の大半はトリニティ以後に生まれていて、人新世の中で育っている。冒頭で上げた「何故無防備にコロナの事態を迎えてしまったのか?」という問いへの答もここにあるのではないだろうか。
 各グラフの赤い印の1950年と右端の2010年の中間、1980年の時、私はまだ学生だった。あのころを思い出してみると、「右肩上がりをいつまでも続けることはできない」という警告はすでにあちこちであった。しかし世界の回答は「まだまだ行ける」ということだったのか、グローバリズムによる市場の拡大は右肩上がりの時代を2000年を越えて引きずっていった。

 原発の推進もその回答の一つだった。右肩上がりを支えるエネルギー源ということだったが、原発の場合はスリーマイル、チェルノブイリの事故を経験して1990年には右肩上がりは終わっている。右肩上がりが続いていたらフクシマの経験は一回ですんでなかったかもしれない。

オーバーシュートの悲惨

 コップに水をどんどん入れていくと、表面張力で縁から盛り上がっていき、ある程度まではコップの容量を越えるところまで水を入れることができる。オーバーシュートとは、この容量を越えた分の水だと考えればいい。盛り上がった水の量が多いと表面張力で支えきれなくなって溢れ出る時の量も多い。

 上のグラフで赤線は激しいオーバーシュートが起こった例、青線は小さなオーバーシュートが起こった例を示している。激しいオーバーシュートが起こるとその反動が大きく、グラフの赤線は劇的な減少を伴っている。この劇的な減少は場合によっては悲惨な状況を作る。コップの水の場合水がこぼれ落ちるだけだが、人口だったら大勢の人が死ぬことを意味する。おそらく社会的経済的立場の弱い人から先に悲惨な死に方をすることになる。
 赤線と青線の違いは、容量オーバーにどれだけ早く気がついて右肩上がりを止めるかにかかっている。

いかに終焉させるか

 新しいウィルスによる疫病、地球温暖化、放射能汚染、生物種の絶滅、こういった様々な問題は、右肩上がりの時代が終わるとともに自然と終息するだろう。その時に人類も終焉していれば元も子もない。もし人類が生き残れたとしても、とてつもなくたくさんの悲惨な死の後に生き残ったのであればあまりに悲しい。
 新型コロナウィルスは「人類はもうオーバーシュートのところまで来てしまった」という事の警告の一つだったのだろう。上のグラフの緑の丸の領域に来ているということだ。これから先、赤線をたどるか、青線をたどるか、それは人類の行動いかんによる。
過去の実績を考えれば、この先人類が考え直して行動を改めていくなどということはできそうもない気がする。しかし、行動を改めていくことは、様々な矛盾を抱えながらでも少しずつ始まっている様にも見える。とにかく、オーバーシュートを小さくすることにつながる努力はどんなに小さなことであろうと意味があると思いたい。
 起こっている事実から目をそらさないようにすることは第一歩であり、それは誰にでもできる。冒頭に上げたグラフや、様々なデータを最新情報で更新しながら、何が起こっているのかを意識の中に置いていきたい。「ハカルワカル」とは正にそういうことである。

⇒ハカルワカル広場だよりの主要記事のインデックスは、ここにあります。

「世界の稼働原子炉を減らさずしては」

二宮 志郎

 いつかその日がやってくる、やってこなくては困る、と思っている日があります。「もう放射能は測らなくてもいい」という、そういう日です。残念ながらその日はまだです、しかし「測ろうと思っても測れない」という日が先に来てしまいました。ご存知のように、新型コロナウィルスの影響でハカルワカル広場の測定活動は3,4,5月と完全に止まってしまいました。6月になって午前中限定の形で再開しましたが、まだ以前の様な測定活動に戻れる日は見えていません。
 というわけで、今回は測定データがないところでの「ハカってワカった話」になります。過去のデータを参考にしながら、「もう放射能は測らなくてもいい」日は来るのだろうか、それを少し考えてみたいと思います。

最近4年間の測定

 4,5,6月という季節は、筍や山菜の測定もあり、1年のうちでは比較的測定活動は活発になる時期でした。それも最近4年くらいでは、放射能が検出されることはほとんどなくなり、土壌やキノコの測定でまだ福島事故の影響が消えてないこと、食品類の測定では不検出になること、そういうことを確認する意味での測定が主になってきていました。
 上記のグラフが示しているのは、4,5,6月の測定数の推移です。粘り強く測定活動を続けてくれている人がいますが、微減傾向にあることはたしかです。不検出の結果が出るのがほぼ確実になってくれば、測定が減るのは自然の流れです。

事故さえなければ

 放射能放出を心配しなければいけないような事故が起こらなければ、このまま微減傾向が続きそうです。しかし、そういう事故が起こらない日々が続くことはどこまで期待していいのでしょうか。
 原子炉が事故を起こす確率を見積もるのに、X炉年あたりに1回というような表記が出てきます。この炉年という単位は、いくつの原子炉を何年動かしたかということです。1つの原子炉を10年動かした場合、あるいは10の原子炉を1年動かした場合、どちらもそれは10炉年ということになります。
 世界規模では、商用炉に限れば約15,000炉年の中で、スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマと大きな事故が3回起こっていて、約5,000炉年に1回という数字が出てきます。日本に限れば、約1,500炉年の運転でフクシマ事故を起こしているので、1,500炉年に1回という数字が出てきます。
 しかし、これらの数字はいかにも心もとないです。100万炉年くらいの経験に基づく数字ならもう少し頼りにしていいと思うのですが、世界も日本もあまりに経験値が低いわけで、出てきている数字はそれほど信頼できる数字とは言えません。
 とにかく、原子炉をたくさん動かすと炉年数は増えます。世界では今現在も400を越える炉が動いているので、10年続くと4000炉年を越えていきます。その数を1/10の40に減らすと4000炉年に達するのには100年かかります。

世界の稼働原子炉を減らさずしては、

 「もう放射能は測らなくてもいい」という日が確実に来ることを想定できません。放射能は国境を越え、海を越え飛んでくることを考えると、400を越える稼働中の原子炉は、「運が良ければ」という前置きなしに、その日を期待できなくします。
 仮に運がものすごくよかったとします。そうすれば事故は起こらなくて、撒き散らされる死の灰はないでしょう。しかし、死の灰は使用済み燃料プールか、キャニスターの中か、どこかそういうところで、もう一つ別の運を期待して保管されていることになります。もしそこで運が悪いことになると、、、やっぱり放射能測定が必要になってしまい、その日は遠のきます。
 運にたよらないようにするには、炉年数を小さくすることです。稼働中原子炉をゼロにすれば、100年経とうと、1000年経とうと、ゼロをかけるのですから0炉年です。その時の事故に会う可能性はゼロで、それだけは確かです。

⇒ハカルワカル広場だよりの主要記事のインデックスは、ここにあります。

7月も引き続き午前中開室とさせていただきます

ハカルワカル広場は、6月2日より再開しておりますが、、まだ通常の全日開室ではなく、午前中の開室とさせていただいております。7月も引き続き、午前中の開室とさせていただききます。

どうぞご了承くださいませ。 ご利用をお待ちしております。 (ご利用の際は、予約のメール、電話をいただければ幸いです。)

コロナウィルス予防対策のため、スタッフはマスク着用、消毒、換気に努めております。

ハカルワカル広場

2020.6.25