12月5日(土)10時~定例お茶会のご案内

 12月定例お茶会は、「意見交流会」です。原発反対について、核兵器禁止条約について、ハカルワカル広場の活動についてなど、参加者の皆さまと自由に意見交換をし、今後の活動に生かしたいと思います。

 最初に、事務局メンバーによる朗読劇「子どもたちは自分で考える」(二宮志郎脚本)を上演し、議論の契機にしたいと思います。(ご期待下さい!)

 いつものようにzoomによるオンラインと、ハカルワカル広場でのお茶会です。zoomのURLは12月5日9:30にここに発表します。(オンラインにアクセスが難しい方はハカルワカル広場へおいで下さい)。

 奮ってご参加ください!

 コロナの第3波が来ているようですが、どうぞお気をつけてお過ごしください。

ハカルワカル広場

2020.11.21

2020年8月8日お茶会 映画『太陽が落ちた日』トークセッションまとめ

 8月8日、ハカルワカル広場ではオンラインで映画「太陽が落ちた日」のトークセッションを行いました。3月1日ビキニデーに開催するはずだった映画会は中止となりましたが、この映画をたくさんの人に観てほしいとの思いから、個々に観た上でトークセッションに参加して頂くという初の試みでした。スイス在住のアヤ・ドメーニグ監督にも参加していただき製作者のお話を聞くことができました。

【映画「太陽が落ちた日」THE DAY THE SUN FELL】

原爆投下時に広島赤十字病院の医師だった監督の祖父を出発点に、当時の看護師や肥田舜太郎医師の話を聞き、「原爆のその後を生きる姿」を見つめた作品。撮影期間中に福島原発事故が起こり、内部被ばくが現在の問題としてクローズアップされることに。亡き夫の思い出を語る監督の祖母や、福島からの避難者を自宅に受け入れるなど、できることをこつこつと積み上げて原爆・原発反対を貫く内田さんなど、魅力的な人物が登場する。

【映画についての質疑応答】

K.S.さん)スイスではこの映画を上映しましたか?

アヤ監督)はい。ちょうど今、原爆から75年目をきっかけとして、スイスとドイツのテレビで放送されました。5年前に映画が完成した時は、ローカル映画祭など世界中で上映されました。

E.S.さん)何度観ても素晴らしいのは、アヤさんがおばあさまのことを大切に思っていて、それが私たちの心情に響くのだと思います。製作時間はどれくらいですか?

アヤ監督)2010年から2013年の4年ぐらい。祖母は最後の頃2013年5月にはまだ元気でしたが、その年の10月に亡くなりました。

K.K.さん)外国の方の感想で印象に残るものがあれば教えて下さい。

アヤ監督)スイスで上映した時に、70歳以上と思われるアメリカ人が私の方に来て、歴史上の知らなかったことを知ったとショックを受けていました。ずっとアメリカに住んでいたので、原爆投下後に「原爆について話してはいけない」とか、「医者が内部被曝について誰にも教えてはいけない」と言われていた7年間の厳しい時期があったことを全く知らなかったのです。スイス人などは、映画に出てくる人物の中でも内田さんが大好きで、内田さんのキャラクターは世界中で通じると思います。

K.H.さん)私も内田さんが好きですが、その内田さんの家に福島の親子が避難して来ていて、当時、避難したいと言うと親からも頭が変になったと言われて辛かった、というのがリアルでした。あれはいつ頃のことですか。

アヤ監督)彼女は、原発事故直後まず秋田に避難して、広島に来たのは2012年の夏。内田さんは、ほかの人もホームステイで受け入れていました。

S.I.さん)私の百歳近い祖母、義理の父も子供の頃に戦争を体験しているのですが、なかなかそのことを話しづらいです。アヤさんはおばあさまに普段からそういう話を聞いていたのですか?

アヤ監督)祖母は私にあまりその話をしませんでした。祖父が生きていた間は原爆について聞いていたけれど。家族の中で、原爆はあまりテーマになっていませんでした。

S.I.さん)おじいさまは嫌な顔をせずに話してくれていたのですか?

アヤ監督)あまり話しませんでした。自分で原爆を直接体験していないからと言っていました。祖父が亡くなった時私は19歳でしたから、聞いた記憶はありますが深くは聞きませんでした。

次にトークセッションに移りました。はじめに二宮さんが、核と原発の歴史がひとめでわかる年表をスライド上映しながら「広島・長崎の前にニューメキシコで始まった核実験の歴史があり、それは福島原発事故にもつながり、今も続いている」と解説し、その後、4人のメインスピーカーがそれぞれの思いを語りました。

【トークセッション「広島・ビキニ・福島を考える」】

相澤さん)私の母も入市被ばく者でしたが、亡くなるまで被ばく者手帳を申請せず、原爆のことをほとんど話さなかった。体験していないと本当の意味ではわからないと思っていたのかもしれませんが、もう少し話してほしかった。聞き手を信頼してくれているから肥田先生や内田さんは体験を話してくれるのだと思いました。私はハカルワカル広場に関わるようになって、ビキニ実験などを詳しく知るようになり、原爆だけではなく、いろいろな形で世界中の人が被ばくしていることを知りました。世界中の人がみんなヒバクシャだという観点に立って核廃絶を主張していくことが大切なのではないかと思います。

鵜飼さん)僕の母は諫早出身だったので、子供の頃よく平和公園に行っていた。原爆のことを歴史的な事実として知ってはいたが、核の平和利用に疑いさえ持たなかった。福島の原発事故があり、ハカルワカル広場で活動するようになって原爆と原発がつながった。グローバルヒバクシャという言葉があって、放射能の被害は広島、長崎だけでなく世界中にある。アメリカ人も被ばくしているし、マーシャル諸島の水爆実験の被害者もいまだに苦しんでいる。核兵器を使うこと自体が悪魔的で、人間として許されないと日本人が発信していくことが大事だと感じた。肥田さん、内田さんのように諦めずに語り続けていくことが未来につながるという希望をもった。

上田さん)被ばくの実相を知ることが平和への一番の近道。私は3歳被ばくなので記憶はない。まず、原爆も原発も、核物質は絶対に人類とは共存できない。使用済み核燃料棒、プルトニウムをどうするのか。もう一つ強調したいのは、原爆投下は人体実験だということ。当時のアメリカ軍では、原爆投下は必要ないというのが常識だった。全国で200カ所も空襲に遭い、制空権がない日本が降伏するのはあたりまえだった。それでもポツダム会談の前日に投下した。2017年7月7日、国連で核兵器禁止条約が採択された。現在(8月8日時点)、賛同署名した国が82カ国、批准した国は43カ国です*(注)。あと7カ国が批准すれば国際条約となり、核兵器が悪魔のレッテルを貼られ、核抑止論が否定される。いま私たちは画期的な時期に生きており、大いに希望がある。被爆者の平均年齢は83歳。2016年春に始めた被爆者国際署名は国連に1184万筆提出しました。これが核兵器をなくす大きな原動力になると確信しています。

西田さん)私には内田さんが一番魅力的で、強い印象を受けました。内田さんは自分の原爆症を直すのに自然の力を使って、汗をかいて直すという方法を見つけた。ドクダミを作って福島に送るとか、自主避難の親子を自宅に泊めて面倒をみるとか、自分にできるささやかなことを一生懸命して、自分の生活の中で原爆反対を訴えている。この映画で私たちの活動についても教えてもらった気がする。ハカルワカル広場は、食品や土壌を測定するほか、このようなイベントを開き、放射能の危険を多くの人に知ってもらう活動をしている。そういう、たとえ小さなことでも、みんなが意識をもってやることが、原発や核の廃絶につながっていくと感じました。

【参加者からの意見】

K.H.さん)数日前の朝日新聞で、今のアメリカの若者の約75%が、戦争を終わらせるのに原爆を使う必要はなかったと思っていると知り、昔からの洗脳がだいぶ解けてきていると希望を感じました。

上田さん)私がアメリカでヒバクシャとして話す時は、日本の加害責任にも触れ、謝罪から入ります。しかし原爆を使ってもいいとは言えないでしょ、そのことを話してもいいですか?と聞いてから話すと、どこでも共感してハグしてくれます。ここに人間の素晴らしさがあると思います。

K.S.さん)アメリカの人たちの意識が変わってきているのはすごく嬉しいのですが、その反面、日本の教育あるいは日本の姿勢が反対の方向に行っている感じがします。平和教育が少なくなったと聞いている。また8月6日の首相スピーチは毎年似たような内容の繰り返しです。非核三原則を維持するなどと、事実に反することを国のトップが言うことに失望します。日本には原爆と内部被曝で苦しんできた方がいるが、それに対して本当に向き合っているのだろうか? 悲しさと腹立たしさを感じます。でも希望を失わず、小さくても自分にできることを続けていきたいと思います。

A.I.さん)トランプ大統領が「使える核兵器」といって小型ならよいと言っているのは問題。放射能のその後の影響をわかっていないから言えること。映画では、肥田医師の内部被曝の話により、人々のその後の苦しみがクローズアップされている。そこを世界中の人に伝えないといけないと思う。

アヤ監督)過去のことは現在を考える上でとても大事です。過去に起きたことは終わったのではなく、気づかぬうちにまた繰り返します。原爆が街を破壊したくさんの人が死んだ、というだけではなく、その後、人々はどのようにその惨劇に向き合ったのか、それが私の映画のテーマです。そしてそれは福島の後でも繰り返されています。ですから、いま日本でとても大切なことは、人々が福島で実際に起きている本当のことを語り、ジャーナリストが調査して日本から情報を発信することです。日本で汚染のデータを集めるのはものすごく大事だと思います。いま福島はオリンピックとのからみで粉飾され、これは次の私の映画のテーマなのですが、福島はアンダーコントロールだという途方もないプロパガンダが世界に向けて発信され、人々はそれを信じてしまっています。私はスイスに住んでいますが、スイスの人たちもニュースを信じています。広島の原爆記念日にはたくさんの映像がテレビに流れますが、それは75年前のことであって、今起きていることとのつながりはありません。ドイツの第二次大戦時のホロコーストにも同じことがいえます。同じようなことが起こり、同じような構造が社会や政治の場でも繰り返されているのに私たちは気づいていません。私たちはもっと、過去の出来事を現在と繋げるように努力しなければいけません。教育を見直し、子どもたちが自ら考えることを学び、情報を集め、深く調べて自分の意見を持つことがとても大事です。戦争を繰り返してはいけないというだけでは、今の子どもたちにとって戦争は遠い過去のこと、歴史の本に載っている抽象的なことになってしまい、自分とのつながりがわからない。ですから、つながりをもたせることがとても大事です。アメリカの若者の75%が、戦争を終わらせるために原爆は必要なかったと考えているということを興味深く聞きました。とても励まされます。一方でドイツの大手テレビ局が作ったドキュメンタリーフィルムでは、相変わらずアメリカの見方、戦争を終わらせるためにどうしても原爆が必要だったという見方を繰り返している。まるで核兵器を祝福しているかのように。ドイツの文化的に良質な番組を作っているTV局がそのような番組を流しているのにショックを受けました。ヨーロッパの人々がそのドキュメンタリーを見たら信じてしまいます。人々がもっと教養を身につけ、批判的にものごとを見るようになり、TVで見たことをそのまま信じたりしなくなることが重要です。          (文責:石井暁子)

*(注):2020年10月25日、核兵器禁止条約調印国84、批准国50に達しました。2021年1月22日に国際条約として発効します。上田さん、よかったですね!(編集部)

*アヤ監督が英語で話した部分は、二宮さんがその場で日本語に通訳しました。また書き起こし全文と、映画に使われた短歌についてのアヤ監督のコメントはホームページで読めます。以下参照
ハカルワカル広場HP→右サイドの「メニュー」→左サイドの資料室→「ハカルワカル広場お茶会:講演会・映画会・トークセッション・パネル展の資料保管庫」 https://hachisoku.org/blog/?p=7761→ 表の中の2020.08.08 太陽が落ちた日 トークセッション→「資料」をクリック

第17回ハカルワカル映画会「チャルカ」上映のご案内

12月2日(土)の定例お茶会は「チャルカ」の上映会(第17回ハカルワカル映画会)です。

「チャルカ」はインドの手紡ぎ機「糸車」のことだそうです。この題名に込めた思いを監督の島田恵さんは「『巡る因果は糸車』と例えられるように、仏教では自分のしたことは良いことも悪いことも自分に帰ってくる。私たちが体験している悲惨な原発事故も人間の過去の行いがめぐり戻ってきたと考えられるかもしれません。しかしそうであるならば、私たちは今をどう生きて未来へ繋げていくか?」、このように書いておられます。

「核のゴミ」をどう処分するか? 日本での地層処分はできるのか? この映画では、このことをテーマに 北海道幌内町、フィンランドのオンカロ、フランスのピエール村などを訪ね歩き、そこで生きる人々を取材しながら、「核のゴミ」の処分の視点から原発を考えます。
今をどう生きれば未来が紡げるのか? この映画は問い続けているようです。
ぜひご参加ください。

と き:12月2日(土)10時~12時
ところ:ハカルワカル広場
参加費:500円 (予約不要)

ハカルワカル広場

島田恵公式サイトのHPはこちら

20171202チャルカチラシ.pdf

「チャルカ」予告編

10月1日(土) 第14回ハカルワカル映画会『ナミビアのウラン採掘ラッシュ』のご案内

第14回ハカルワカル映画会は『ナミビアのウラン採掘ラッシュ』(原題:Namibia’s Uranium Rush、マルタ・コンド監督、日本語字幕:ハカルワカル広場)を上映いたします。上映後、ウラン採掘に伴う環境汚染、採掘労働者の被ばくについて学習会をいたします。

原発は事故を起こさなくとも、原料を採掘するときから作業者の被ばく、犠牲を前提にした発電形態です。そして、採掘場が発展途上国をターゲットにしていることも見逃せません。

この映画は短編ですが、多くの示唆に富んでいます。ウラン採掘ゆえに、観光地が衰退したり、採掘企業が被ばくの事実を労働者に知らせなかったり、農民が伝統的な農業に誇りを持ち、真の豊かさとは何か?と問いかけたりしてきます。この映画を通して、原発の問題性をより根本的に、皆さまとご一緒に、考えましょう。

*とき:10月1日(土)午前10時 ~ 12時〈上映後学習会あり)

*ところ:アミダステーション(下図参照 京王八王子、JR八王子から徒歩4分)

amidastationMap

*資料代:500円

皆様のご参加を心からお待ちしております。

ハカルワカル広場

14kaiEigakai

「いわき放射能市民測定室」たらちね 見学会 大募集

「いわき放射能市民測定室」たらちね通信 Vol.10より

一つの原子力発電所のたった一度の事故で、その放射能汚染の実相を検証し、地域の人々の健康被害を掌握し対応することは、途方もない年月と多くの人々の尽力が必要であることを『たらちね』のこの4年2ヶ月の歩みから学び、実感いたしました。
原発事故から子どもたちを守るために、嫌も応もなく『たらちね』の活動が始まり、5年目の今も休むことなく動き続ける現場の状態は戦場そのものであり、いつ終えることができるのか想像することもできません。
その環境の中で子どもたちは育ち、次の時代を担う大人となっていきます。
子どもたちの肩には、おろすことのできない重い荷物がのっており、それをどこまで軽くできるのかそれが『たらちね』の活動の意味だと感じております。

ハカルワカル広場では、福島の今を知る機会として「たらちね」見学会を企画しました。

「いわき放射能市民測定室たらちね」見学会

訪問日 11月14日(月)
訪問先 福島県いわき市小名浜花畑町 「いわき放射能市民測定室たらちね」
測定室へ電話(042-686-0820、火曜〜土曜・午前10時〜午後3時)
応募期限 9月30日(金)
(締め切り日前ですが、募集人員に達しましたので、勝手ながら締め切らせていただきます。大変申し訳ありませんが、ご了承下さい。)

参加費 参加人数により費用は5000円~6000円となる予定です。
集合場所/時間
参加人数によりツアーの形態が変わるため、詳細は後ほどお知らせします。
内 容 たらちね見学と交流会

 

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たらちね見学会チラシpdf

8月2日、9日、23日 太陽熱温水器模型をつくろう

ハカルワカル広場 夏休み工作教室 報告

8月2日、9日、23日(火) 太陽熱温水器模型をつくろう

日 時 8月2日、9日、23日(火)の10:00~12:00
場 所 ハカルワカル広場
参加者 小学生 先着9名(保護者と参加)
参加費 500円
申し込み 電話 042-686-0820
持ちもの はさみ、セロテープ、両面テープ、温度計
なければハカルワカル広場で用意します。
ランチ会 お弁当持参、みんなでおべんとうを食べましょう(時間のある方)
お天気が良ければ、ソーラークッカーでおやつを焼きます。

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4名の参加者がありました。30分で湯温は41℃以上になりました。家に帰って実験してみるとのことでした。

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美味しいパウンドケーキを真空管ソーラークッカーで焼きました。外はカリカリ、中はふっくらで八王子中央診療所にもお裾分けしました。屋上を使わせていただきありがとうございました。

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太陽熱をもっとチラシ.pdf

デンキエラベル通信(7/1更新)

連絡先 ハカルワカル広場 電話:042-686-0820  Eメール:  hachisoku@gmail.com

2016/07/01
定着した原発ゼロの電力需給
要旨
・原発の再稼働は無用
・太陽光発電がピーク時7%・1300万kW以上を担う
・供給の過小評価・需要の過大評価を続ける国
・節電政策・需要側管理をサボタージュする国
・原発稼働停止は化石燃料輸入費増大の真因ではない
・国は原発・環境エネルギー政策の方向転換を!
http://www.isep.or.jp/library/9497
レポートの全文はpdfをダウンロードしてください。
定着した原発ゼロの電力需給 − 電力小売全面自由化後のピーク電力需給の評価 31ページ 1.71 MB

2016/06/22
東京電力の料金通知の遅れ、解消の見通し立たず9月以降も続く
政府の電力・ガス取引監視等委員会は6月17日付で、東京電力の送配電事業会社である東京電力パワーグリッドに対して、小売全面自由化後で初めての業務改善勧告を通達した。
電力使用量(需要)のデータ通知に遅れが6月16日には約2万1000件に増加した。同様に発電データの通知遅延件数も6月16日には約2万7000件まで増えている。両方を合わせると4万8000件へ拡大してしまった。
電力市場のリーディングカンパニーである東京電力が引き起こした混乱は小売全面自由化から半年以上にわたって続く可能性が大きい。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1606/20/news086.html

2016/05/25
太陽光発電オーナーのための電力自由化FAQ by パワーシフトキャンペーン
http://power-shift.org/info/qa_pv-net/

2016/05/24
着実に進む欧州の自然エネルギー市場
http://www.energy-democracy.jp/1605
電力消費量に占める自然エネルギーの割合については、2014年に28.1%に達し、日本の12%程度と比べて2倍以上高い水準にあります。

東京電力のシステムに不具合、またも小売自由化に支障をきたす
不安視されていた東京電力のシステム開発
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1605/23/news085.html

2016/5/23
ハカルワカル広場だより17号 デンキエラベル通信 自然エネルギーの電力会社8社、電源構成表掲載しました。
パワーシフトキャンペーンに再生可能エネルギー供給を目指す!電力会社一覧が掲載されました。
http://power-shift.org/wp-content/uploads/4881783d28cba3082e016ec5538dbdf1.pdf

2016/04/06
BS11「ウイークリーニュースONZE」
再生可能エネルギーで未来へ〜電力自由化への挑戦〜  「Looop」
http://bizbuz.jp/movie/Ib28B24mX3g.html

2016/04/01
朝日新聞 (社説)電力自由化 市場をつくる自覚こそ
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12288351.html
知る選ぶ、電力新時代 プラン多彩、特徴は?
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12288382.html
新電力と契約、家庭まだ0.5% 自由化スタート
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12288457.html

2016/03/31
NHK時事公論 「電力自由化を生かすには」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/241286.html
自由化のメリットを最大限生かすための課題を考えます。

パワーシフト宣言3600人の声 「少し高くても自然エネルギーを選びたい」
http://power-shift.org/160331_release/
2016年4月の段階では、再生可能エネルギーを中心とした供給を開始できる電力会社は少数です。しかし、その方向を目指す電力会社は各地に多数現れてきています。キャンペーンでは、安さだけでなく、どういう社会をつくっていくのか、ビジョンを持った電力会社を応援し、そのような電力会社を選択する消費者を増やすために引き続き取り組みます。

「エネルギー永続地帯2015年度版報告書」の公表
http://www.isep.or.jp/library/9330
「永続地帯」研究の最新結果(2015年3月現在)では、2012年7月の固定価格買取制度の導入の効果により、太陽光発電の発電量が2012年3月以降の3年間で5.5倍になったことなど、再生可能エネルギーの導入が進んでいる状況が明らかになりました。

2016/03/30
朝日新聞 「住宅太陽光発電 コスト4割減」
住宅用太陽光発電コストが5年前に比べ4割下がり、20年間使う場合のコストが電気料金とほぼ同じになった。
今後、家庭用蓄電池の普及が進めば電力会社に頼らない電気の自給が近づく。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12284355.html

2016/03/28
電力会社を切り替える。でもその前に・・安いだけでいいの? パワーシフト・キャンペーン
http://power-shift.org/check_list/
地域によって、申し込み開始までもう少し時間がかかるということも多いかと思います。
その場合は、「次善の」電力会社を検討し、しばらくたってからあらためてパワーシフトな電力会社への乗り換えを検討することも一つの選択です。

電力会社紹介に2社追加 水戸電力と愛知電力 合計14社に! パワーシフト・キャンペーン
http://power-shift.org/choice/

電力自由化はエネルギーデモクラシー実現の一里塚となるか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160326-00010001-videonewsv-soci
果たして、今回の電力自由化は本物なのか。
国民生活の根幹を成すエネルギー供給が、原発に代表される中央集中型から、再エネを中心とする地域分散型にシフトしていけば、日本の政治、経済、そして社会の在り方も大きく変わってくる。電力利権の盤石が崩れてきていると同時に政治が弱くてもろくなってきている。

2016/03/16
石炭への投資は金融リスクを招く
米国の石炭株は、この5年で80~90%下がっています。金融市場での石炭株は壊滅状態です。米国の主な石炭企業26社は破産状態です。日本は世界のトレンドと正反対の方向に進もうとしています。とても多くの問題をもたらす可能性があります。座礁資産を形成する危険性がとても高いということを知らせたいと思います。
http://webronza.asahi.com/science/articles/2016031600001.html

2016/03/15
電気料金の値下げを見送る関西電力、 コストの高い石油火力を使い続ける非効率
大津地方裁判所が再稼働禁止の仮処分命令を出したためだが、関西電力が見過ごしている重要な点が2つある。1つは仮処分を申請したのは関西電力の顧客であること、もう1つは発電コストの高い石油火力を使い続けている問題だ。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1603/15/news046.html

2016/03/14
Looopでんき 従量料金26円/kwhには燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていません。下記の料金プランをご確認下さい。
https://looop-denki.com/low-v/plan/
注)
○燃料費調整額
平成28年4月分 低圧供給 -2.78円/kWh
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/fuel/adjust/index-j.html
○再生可能エネルギー発電促進賦課金単価
低圧供給(従量制)
平成27年5月分から平成28年4月分料金まで 1.58円/kWh
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/shin-ene/saiene/fukakin-j.html

 

6月18日(土)ハカルワカル映画会「真実はどこに?」のご案内

第13回ハカルワカル映画会は、「真実はどこに?」を上映いたします。 IAEA(国際原子力機関)とWHO(世界保健機関)との関係についての論争を扱ったドキュメンタリーです。

福島の子どもの甲状腺がんは172人になりましたが、国や県はその原因が福島原発事故の放射能であるとは一切認めていません。その淵源がこのキエフ会議の論争にあります。彼らは内部被ばくによって子ども達に現れた心臓病や精神疾患、また免疫力低下による疾患などの健康被害を放射能が原因とは一切認めていないのです。

名作「サクリファイス -犠牲者- リクビダートルの知られざる真実」の監督、ヴラディミール・チェルトコフ氏による必見のドキュメンタリーです。ぜひご参加ください。

(要項)

日時: 6月18日(土)10時より(上映時間約1時間、終了後学習会)

場所:ハカルワカル広場 (アクセス地図はこちら

参加費: 無料(予約不要です)

*お問い合わせはハカルワカル広場まで(電話:042-686-0820)

 

20160618Eigakai

12月12日(土)10時~12時 デンキエラベル勉強会報告

デンキエラベル320151212写真2
デンキエラベル③は、出席者21名、はちエネ2名、ハカルワカル6名、計29名でした。
はちエネとのコラボも、はちエネに取り組んでいる若い人の思いと熱意がひしひしと感じられ、理解が深まったと思います。
脱原発のために聞きに来られた皆さんは、熱心に聞かれ、難しかったという方もおられますが、現状認識はされたと思います。
13時近くまで伸びて、Q&Aの時間が取れなかったのが反省点です。
今後託送料金が決まって、各社料金プランがきまり、それから本格的なデンキエラベルになります。
再エネの量が足りないので2016.4.1からの開始は限られていると思いますが、脱原発に向けて自然エネルギーの発電所と小売会社を価格が高くなっても心意気で見守り育てていきましょう。
次回は各社の料金システムが出そろっている3月に行います。
(電力自由化WG)
——————————————————————-
12月12日(土)10時~12時、デンキエラべルの第三回勉強会を行います。
来年4月から、電力自由化が始まります。個人も電力会社を選べるようになります。
どんな会社を選べば、自然エネルギーの電気が買えるのか、勉強しないと、わかりにくい仕組みのようです。また、電力自由化にはどんな問題があるのか、電気料金はどう決められるのかについても学びましょう。それに向けて、ハカルワカルでは、勉強会を夏から行ってきましたが、今回で3回目となります(初めての方も大歓迎です!)。一緒に学びませんか?
ハカルワカル広場でお待ちしています。

デンキエラベル勉強会③の内容
12月12日(土)10時~12時 ハカルワカル広場
1.かしこい電気の選びかた講習会(12/5国分寺)の最新情報のフィードバック
2.東京電力の対応、小売会社には厳しい条件、制度設計での問題点、原子力発電の費用
3.八王子協同エネルギー(はちエネ)の紹介
4.Q&A
5.スペイン ソム・エネルジア~スペイン 再生可能エネルギーをめざす市民たち~
「私たち発電所をつくりました」NHK BS1 ドキュメンタリーWAVE
予約不要、参加無料

ハカルワカル広場(アクセスマップはこちら

11月29日(日)『核分裂過程』上映会のお知らせ(東京新聞で紹介されました!)

今年のハカルワカル映画会は1987年製作のドイツ(当時は西ドイツ)映画『核分裂過程』を上映いたします。毎回、一般公開されていない、隠れた名作を上映すると好評をいただいているハカルワカル映画会。今回は『再処理工場建設を止めた南ドイツの村人たちの記録――核分裂過程』を上映します。ドイツの政策を脱原発へと転換させるきっかけとなったヴァッカースドルフ村の闘いを描いたドキュメンタリー作品です。ぜひご覧ください!

【記】
上映映画タイトル:『核分裂過程』〜再処理工場を止めた人々
原題 “SPALTPROZESSE”  1987年 西ドイツ 95分

日時:11月29日(日)開場13:00

映画上映前にワークショップあり(自由参加)13:00〜13:45

ワークショップ①「放射能測定について」

ワークショップ②「電力自由化&ソーラークッカーについて」

映画上映開始 14:00〜 (終了後に意見交流会を予定 16:15頃終了予定)

場所:北野市民センターホール(きたのタウンビル8F)(京王線北野駅下車徒歩3分)
会場案内図(下のリンクをクリック)
http://www.hachiojibunka.or.jp/center/kitano/map.pdf

入場料:前売り 800円 当日 1000円(障害のある方、高校生以下無料)

託児あり:10日前までにハカルワカル広場(電話042-686-0820)まで、ご相談ください。

上映会ボランティアスタッフ募集中!
ハカルワカル広場では、現在、上映会のボランティアスタッフを募集中です。
興味のある方は、このフォームに必要事項をご記入下さい。
後ほど、こちらから詳しい内容を折り返しお伝えいたします。

チケットのお求め方法:ハカルワカル広場で販売中ですが、お電話(042-686-0820)でも前売券をお申し込みになれます。

(当日、前売り券を会場でお渡しします。そこで代金をお払いください)
(注:11月28日の午後3時をもって前売り券の申込みは締め切ります。当日券をお求めください)

 
 
11月26日(木)の東京新聞朝刊多摩版で紹介されました!!!
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『核分裂過程』公式ホームページはこちら
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/kook/sub1.html

ドイツ版予告編(ドイツ語のみ)

測定室でボランティアをされてる方の知人でドイツ語を理解できる方が、ドイツ語版予告編の一部を日本語に訳してくださいましたので、以下に紹介します。

他の部分もお知りになりたい方は、是非、11月29日のハカルワカル映画会にお越しください。この予告編で紹介されている部分は、本編に全て含まれています。

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バイエルン州政府は、80年代初めに核燃料再処理工場を計画したとき、カトリック(保守的)で当局に従順な南部の住民がまさか反対に立ち上がるとは思っていなかった。(弾圧される過程で民主主義とは何かを考えるようになり、チェルノブイリを経て、いろんな人たちが反対運動に参加するようになり、1989年に中止に追い込まれた) 核分裂が村分裂を引き起こした。

 

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バイエルン州政府当局の責任者(シュトラウス首相)「ヴァッカースドルフで起こっている衝突は、核エネルギーに賛成・反対の問題でもなければ、民主主義社会における賛成・反対のデモの自由の問題でもない。暴力的で犯罪的な共産主義的・無政府主義的集団が、その3~4倍の共謀者を隠れ蓑にして、その上、さらにその周囲に女・子どもをタテに市民戦争を仕掛けてきている。国家体制を笑いものにして、自分たちが主人になって事を起こそうとしている」

 

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「警官の人と話したら、『あんたはまともだけど、前線にいる連中は、柵を壊す等とんでもない破壊的な連中で、平和的なデモ隊とは言えない』と言ったので、その様に判断するんだったら、私たちがまえに行こうじゃないの。あの柵に私だって何をするかわかりませんよ」

 

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「もはや生活や健康への脅威などを越えて住民の意思を無視して自分たちの意向を通そうとする体制の問題。彼らは警察をまえに押し出して、自分たちはその背後に隠れている」