予約外測定と時間延長測定について

みなさんご存知の様に、ハカルワカル広場の運営は全てボランティア活動で支えられています。
基本的な運営形態に関してはマニュアル化してあり、ボランティアのみなさんにはそのマニュアルにそって協力していただいています。

時々、マニュアルにはない事に関して判断が必要になる場合がありますが、それに関してはその日のボランティアリーダー(この登録表で赤字で登録されている人たち)の判断に任せています。
ハカルワカル広場を利用されるみなさんは、どうかこのボランティアリーダーの判断を尊重してくださるようにお願いします。リーダーのみなさんは、他のボランティアの人たちのことも考えないといけませんので、そのリーダーと親しいからといってゴリ押しするようなことは絶対に避けてくださるようお願いします。

「マニュアルにはない事」としてよく判断が必要になるのが、予約がない人の飛び込み測定依頼の受付と、微妙な測定結果が予想されるので時間を延長しての測定です。

 

飛び込み測定依頼に関して

  • 基本的には受け付けない
  • 時間に余裕がある場合は現場リーダーの裁量で受け付ける場合もある
  • その場合もその日の担当ボランティアに余計な負担がかからないことを十分考慮する

リーダーの裁量にまかせれている部分に関して、ガイドラインの様なものはありませんが、以下の様な点が考慮されています。

  • 検体の保存が難しい
  • 検体の入手が難しい
  • 測定結果が貴重なデータとなり共有される意義が大きい
  • 依頼人に来室しにくい事情がある
このような考慮される事情があっても、事前の電話やメールでの連絡に対して「測定できる保証はないですが、余裕があれば測れるかもしれません」ということで余裕のありそうな日を紹介する程度までしかしません。
いきなり検体をもって来室するという、純粋飛び込み依頼に関しては、
「ハカルワカル広場の予約の仕組みを全く知らない人が飛び込みで来た場合」に関しては便宜をはかってあげるようにしていますが、それ以外はよほど測定スケジュールに余裕がなければお断りすることになります。
測定時間延長に関して

 

  • 基本的には30分測定で延長はしない
  • 1時間測定の測定結果の公表の意義が大きいと思われる場合のみ、事情を考慮した上で1時間測定を行う場合もある
  • 測定依頼者の利益にしかならない様な時間延長は行わない
  • 2枠分の料金をもらった上での時間延長は測定予約者がいない場合に考慮される可能性はあるが2012年8月現在では認めていない
1時間測定の測定結果の公表の意義が大きいと思われる場合に考慮される事情は以下のようなものになります。

 

  • 測定結果が非常に微妙で判断がつきにくく1時間に延長することで判断がつきやすくなると思われる
  • 検体の種類から、微妙な結果が最初から予想される
  • 検体の分量を集めることが難しく、少ない検体量での30分測定では十分な正確さでの測定ができないと思われる
  • 測定依頼者が初めてで事情をよく知らずに少量の検体しかもってこなかった場合

 

みかさんを送る会

測定室の事務局メンバーで、水曜日担当の内田みかさんが引越しをされることになり、7月25日のお昼休みに「みかさんを送る会」をしました。
たくさんの方が集まってくださり、和やかで温かい会になりました。みかさんは測定室を作る運動の時からのメンバーで、昨年11月に作り運動中のイベントの測定会で大活躍。その時の 「集った人たちが繋がっていく、温かい交流の場」の原型を築いてくださった方です。温かい、明るい、いつも笑顔の人柄で、測定室の雰囲気を和やかにしてくださいました。ちゃぶ台スペースもその測定会の雰囲気をとどめたいと作ったものです。

別れを惜しむ多くの方々が来てくださいました。林洋子さんお手製のベンガルカレーやおにぎりなどを食べながらの和やかな会になりました。

遠くに行っても、「いつまでもハカルワカル広場の一員でいます」との心強い言葉に励まされながら、お元気でいてくださいと願いました。

測定室が、みかさんの築いてくださった、「温かい交流ができ、元気になる広場」であり続けるように、見守ってくださることでしょう。

みかさん、ありがとつ! そしていつまでもハカルワカルの一員でいてください!

放射線は見える!?

みなさん こんにちは
ボランティアのまやです

今日も今日とて、測定を行っております
さて、今日は霧箱の紹介をさせて頂きたいと思います

霧箱とは……

[WikiPediaより引用]
霧箱(きりばこ、英語:cloud chamber)は、蒸気の凝結作用を用いて荷電粒子の飛跡を検出するための装置。1897年にチャールズ・ウィルソンが発明した。

過冷却などを用いて霧を発生させた気体の中に荷電粒子や放射線を入射させると気体分子のイオン化が起こり、そのイオンを凝結核として飛跡が観測される。霧箱はウィルソンによって実用化の研究が行われたことから、ウィルソン霧箱とも呼ばれる。
[引用終わり]

というもので、早い話が放射線を見えるようにする為の道具です

こちらの動画をご覧頂ければ分かりますが
白く煙のように見えるのが放射線です
宇宙線や、土や岩からもこのように放射線が出ています

「霧箱で汚染土壌のセシウムを見てみました(By サイエンスの森)」
http://www.youtube.com/watch?v=MWm-wo7DoKw

動画では汚染地帯の土壌を観察していますが
線量が低ければ、この白い煙のようなものも少なくなります

なんとなくイメージ掴めましたでしょうか?

食品の測定でも、この白い煙のようなものをセンサで捕まえて
計算して1kgあたりにどれくらいの量の放射性物質があるかを計算しています
目には見えない放射性を出す放射性物質は測ってみないとわからないということですね

放射線は目に見えないから、食べ物にどれだけ含まれているか心配!
という方は、ぜひハカルワカル広場で測定してみて下さい

子供向けの放射線教材

皆さんこんにちは、ボランティアのまやです
寒くなったり暑くなったり、体が追いついていかない気がしますが
ボランティアさんの中にはお子さんがいらっしゃり
夏休みの自由研究に放射線関係のことを書かれる方もいらっしゃるかも?

そんな時にお役に立つかもしれない
資料を発見しましたので今日有させて頂きます

子供の科学のWEBサイト「コカねっと!」の
子供の科学2011年特集企画 PDF無料公開
「どこよりもわかりやすい! 放射線・原発のきほん」
http://www.kodomonokagaku.com/magazine/radiation.php

放射線の事は難しい事ばかりで
大人もこういった資料で基礎を知るのもいいかもしれませんね

資料は全部無料でダウンロードできるので
ぜひご活用下さい
ではまた(*・ω・)ノ

【訂正】 夏休みのお知らせ

【ハカルワカル広場 2012年夏休み】

8/8(水)~8/14(火) (*当初の予定と変更になりましたのでご注意ください)

上記期間中はボランティアスタッフ一同お休みをさせていただきますので、一般の測定は行いません(HPの予約表も書き込みをできないようになっています)。

ただ、機器のメンテナンスや測定室の研究用の測定でスタッフが来ていることもあるので、見学希望の方は事前にお問い合わせください。

また、「勝手に夏休み企画」があるかもしれません(現時点では未定です)。その際はHPでお知らせします。

池田香代子さんが見学に来られました!

「地球がもし100人の村だったら」という本の著者、池田香代子さんがハカルワカル広場に、7月5日、突然見学に来られました! 前触れなしだったので、驚きながらの大歓迎! 先日、講演会でお会いした時(もちろん、知り合いではないく、一人の聴衆)、「ぜひ私たちの測定室を見に来てください」とお誘いしたら、本当に来てくださって、2時間半、熱心に、「どうやって作ったのか、どんな方たちが測定に来るのか、どういう食物が汚染されているのか」など、質問されていました。
 「ボランティアで運営していること、すべて市民の寄付で測定器を買ったこと、測るだけでなく、交流の場したいこと、子どもの内部被ばくを防ぎたいこと」などをお話ししました。測定に来られている方からお話を聞いたり、スペクトルに関心を示したり、好奇心旺盛でした。
 9条世界会議を主催したり、反原発のデモに参加したり、市民運動にかかわってこられた池田さんです。測定結果を渡すだけでなく、依頼者とよく対話していることに、特に関心を示されていました。
 ふくはちの保養合宿にも関心をしめされて、、いろいろと質問されていました(かなり早い時期から母子避難を支援されていましたから)。相澤さんの手作りのマカロンを三つ買ってくださいました。また、「世界」の最新号(8月号)を寄付してくださいました。
 こうしてわざわざ私たちの測定室を見学に来てくださるのは、本当にうれしいですね。私たちの試みも、少しずつ認められてきているのかもしれないと、勇気がわいてきますね。(西田)

七夕お茶会のお知らせ

みなさん、

今月7日は、定例の第一土曜お茶会の日です。

第一部の私の「データおさらい」ですが、先々月、先月と米、土に焦点を当ててきました。今月はデータのおさらいの方は6月分を手短かにやるだけでおしまいにして、残った時間で「ICRPの内部被爆評価」についての勉強をしてみたいと思います。できるだけ難しくならないように、なごやかな雰囲気でやりたいと思っています。

第二部は、「親睦会」を中心にして、みなさんと交流できる時間にする予定です。西田さんが、「そうめん大会」も考えてくれているようです。持ち寄りは、もちろん大歓迎です。

初めての人でも遠慮はいりません。お気軽に参加ください。

雑談をはじめましょう4

「4」に行きます。

余談、雑談、個人的な意見、その他、なんでもありにしていますので、よろしくお願いします。

「ボランティアブログ」ということで、ボランティアとして登録した人しかコメントできません。たくさんの人から「声」をもらいたいのですが、ブログ管理に避ける時間も限られているので「ゲスト書き込み」の世界はまだためらっています。そのうちに勇気を持ってそこに踏み込むかもしれませんが、今のところはまだです。