雑談をはじめましょう4

「4」に行きます。

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「ボランティアブログ」ということで、ボランティアとして登録した人しかコメントできません。たくさんの人から「声」をもらいたいのですが、ブログ管理に避ける時間も限られているので「ゲスト書き込み」の世界はまだためらっています。そのうちに勇気を持ってそこに踏み込むかもしれませんが、今のところはまだです。

「雑談をはじめましょう4」への7件のフィードバック

  1. みなさん、夏休みの計画はもう立てましたか。
    子供にいろいろ経験させてやることも大事ですが、こういう時に親も一緒になって楽しんで息抜きできるところに行くのがなによりですよね。

    私は、来週の土曜日からは測定室ボランティアをしばらくお休みさせてもらって、父娘の二人でキャンプ旅行に出かける予定です。紀伊半島を主に回るつもりです。紀伊半島は中部電力や関西電力のたくらんだ原発立地計画を地元の住民運動が撤回させてくれたおかげで、近くに原発がありません。
    http://www.nanchatte.com/map/NuclearPowerPlant.html
    この地図で原発から200km圏にチェックを入れていくと、本州はほとんどおおわれます。ただ一ヶ所、紀伊半島の新宮と田辺を結ぶ線あたりより南だけが200km以内に原発がない地域です。
    和歌山県はこれを「売り」にして新しい観光を起こせるのではないでしょうか。和歌山県は
    http://www.snet.ne.jp/milk32/wakayamagenpatu.html
    このページにあるように、何度も関西電力の原発立地計画があったのですが、それを全部跳ね返して作らせなかったわけです。その地元の人たちに、「ありがとう」の気持ちで観光に行くなら選ぶべきところだろうと思います。
    また三重県側も中部電力から芦浜原発立地の執拗な攻撃があり、地元の人たちは大変厳しくつらい反対運動を強いられましたが、何とか白紙撤回させることができました。芦浜に原発を作らせないようにがんばってくれたみなさんにも感謝の気持ちで一杯です。
    私は、中部電力がまだ芦浜をあきらめていなかったころから、例年夏は芦浜にキャンプに行っていました。山道を5~6キロ程度歩くと、突然現れる美しい海岸湖と浜辺の世界に、重い荷物を背負って歩いた疲れが吹き飛び、そこで飲んだビールのおいしかったこと。「そうだ東京の人たちにこれを見せよう」と思って、毎年毎年若い人たちを誘ってキャンプを企画していました。

    去年の夏、10数年ぶりにその芦浜に、今度は自分の娘を連れて訪れました。美しい湖と浜辺は健在でした、原発を作らせなかったのですからもちろんです。娘の記憶に強烈に残る一ページが刻まれたことは疑いようのないことでした。山を越えて人里にそう簡単には戻れないところに子供を連れていってキャンプをするというのはちょっと大変なことですが、それだけのことを体験させてやれることは確かです。

    今年はその芦浜を出発点にしようと思ったのですが、残念ながら仲間が集まらず断念しました。その近くの別の場所でのキャンプを出発点にして紀伊半島を南下して、新宮-田辺ラインの南に行って原発200km圏外でキャンプしてから大阪湾側に北上するつもりです。

    測定室関係者でキャンプ好きの人いたら、来年の夏は一緒に企画してみたいです。

    1. みなさん、留守中はいろいろありがとうございました。
      子供と二人でゆっくり休暇を楽しませていただきました。また通常どおり測定室のスタッフに戻りますのでよろしくお願いします。

      今回は必要なものを全て背負って公共交通機関だよりで移動しながら、6泊7日というキャンプを敢行したのですが、いろいろ大変でしたが得られた経験も大きかったです。

      地方の公共交通機関が非常に厳しい状況にあるのを再度実感して、「どうすればいいのだろう。せめて私は極力公共交通機関を使いたいが、それだけではほとんど力にならないし…」といろいろ解のないところで思い悩みました。
      そんな中で、必死になって地元のバスや鉄道を守ってくれている地域のみなさんには頭が下がる思いです。

      中でも「紀州鉄道」というのに乗った時には、これが存続しているのは奇跡だと思いました。
      http://www.aikis.or.jp/~okada/ri/other/ayumi.html
      後で、こういうページを読むことで、多少存続の理由を知ることができました。

      「こういうものを存続させる力があるから原発も拒否できたのだろう」という風に考えるのは私のこじつけでもありますが、地域社会の再生と自立、これを抜きには、脱原発は仮に実現できたとしても再び「原発的なもの」にとってかわられるだけの気がします。

      お上にたよらないで自分たちに必要なものは自分たちで作る、自分たちに必要ないものはお上の要請だろうとしっかり拒否する。こういう事を真に実践してきている地域社会から学べることはたくさんあるだろうと思います。都会に生きながらも何かできることを考えていきたい、そういう思いを新たにしました。

    2. 二宮さん、お帰りなさい! かやちゃんと二人で6泊7日のキャンプとはすごいですね。6泊7日分の必要なものを全て担いでいくのは、私など思っただけでも目が回りそうです。星を眺め、自然をめでる旅かと思ったら、紀州人の底力をしっかり見てらしたんですね。

      必要なものをお上に頼らず、自分たちで作ってしまうーーそのミニミニ版を吾らも実践してるかも知れませんね。小さなン試みですが。そういえば、坂口恭平の「独立国家の作り方」もそういう精神にあふれていました。自分たちで作ってしまう、お上に頼らないーーすごく面白い考え方ですよね。お上が決めたから仕方がないという生き方とは一線を画すーーそれを実践している人たち、地方があるのですね。、、興味深いです。

      美しい自然と自治精神旺盛な人たちーーお話を聞くのを楽しみにしています。(西田)

      1. 坂口恭平は『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』の本にもあるように、路上生活者からいろいろ学んで、「同じ空間の中で違うレイヤーを見る」とか、いろいろ言っています。
        この人が、「お上にたよらないで、自分たちでどんどんやる」そういう行動力のある若者の時代の先駆者であればいいですね。坂本龍馬ブームに見られたような英雄指向があって、大阪の橋本市長の「維新の会」人気があり、これからの時代の見通しが真っ暗になりそうなところで、一服の清涼剤の様な存在に多少の人気が集まり始めたことに救われたような気持ちになります。

        必要なものを全部背負ってキャンプ旅行するというのには、路上生活者の様な厳しさは全然ないのですが、少し違ったレイヤーというか、違った角度から世界が見えるということはありますね。
        スーパーで買い物するにしても、巨大なリュックを背負って子供と二人でうろうろするのがどれだけ大変か、これはやってみないとなかなか実感できません。
        そういうことでも経験を積んでいけばだんだん要領をつかんできて、それなりにストレスなくこなしていくやり方を見つけていくものですね。
        クーラーボックスの様なものがないと、今の季節は生鮮食品を調達するのは並大抵のことではなく、最初はきゅうりとトマトだけ買って、それを生で食べることくらいしかできませんでした。そのうちに、「冷凍食品を買って、そいつにくっつけておくと、キャンプ地に到着したころに冷凍食品はころあいよく解凍されていて、くっつけていたものはまだ冷たい」、そういうことを学習しました。
        しかし、2人で食べきる量に調整するという技がまだまだ未熟で、その辺はもっと経験値を上げる必要を感じました。

        最後の一泊は四国に上陸した後、かずら橋で有名な祖谷渓のキャンプ場だったのですが、ここでは、「あんたたちみたいなキャンプをする人は、ほとんど外人さんだけだねぇー」と地元の人が言っていました。私たち親子も、ほとんど「外人」みたいなもんかもしれませんが、考えてみたら坂口恭平はかなり「外人」であり、同じ空間の違うレイヤーを見るということは自分を少し「外人」にしてみることなんだろうと思った次第です。

  2. 暑い日が続いていますね。
    暑さが苦手な人には相当厳しい毎日だと思います。37度などという世界が、もうかなり「異常」な領域ですよね。八王子に住む人は宿命として、この夏の暑さをしのがないといけないのでしょうか。
    http://goo.gl/C0FNS
    こういう気象庁のデータを見ると、八王子のこの異常な高温は近年に始まったというものでもないようです。

    暑さにめげず日々の測定を続けてくれているボランティアのみなさん、ほんとうにごくろうさんです。

    最近はびっくりするような結果はあまり出ていません。検出されるのはほとんど土や灰で、食品関係の検出は誤検出をのぞくとほとんど出ていません。
    しかし、油断は禁物です。どこにどう出てくるのか予測のつかないことばかりですから、日々の測定結果にはしっかり注目していきたいです。

  3. 昨日は大勢のお客さんがあった上に、あやしい誤検出があったり、プリンタが言うことを聞いてくれないとか、とにかくいろいろあって忙しい一日でした。

    http://code-fukushima.365.co.jp/ こういうソフトウェアを作っている会社の方が見学に来られました。私たちが人間の判断で誤検出を排除したり、過大評価、過小評価を修正したりしているのを、プログラムの処理で完全にこなせるようになるのなら、それはあるとありがたいソフトウェアです。
    カーブフィッティングという手法でスペクトルを解析して、純粋に数値処理でセシウムのスペクトルの存在を確認することは、おそらく可能であろうと思われますが、「ベクレル」という単位の数字を出すのは並大抵ではなかろうと感じます。私たちが今出している「ベクレル」の数字にしても微量な領域では非常に怪しい場合が多いので、微量領域は「どういう計算がより正しい結果を出せるのか」という評価自体が非常に難しいでしょう。
    人力でやれることは人力でやって予算を圧縮している私たちにとっては、なかなか手が出さるようなものではなさそうですが、ソフトウェアを見せてもらうことで勉強にはなりました。

    法政大学の社会学の先生と学生さん達も見学に来られました。
    いろいろな分野の方が見学に来てくれるのはうれしい限りです。
    「研究対象」だったのがきっかけで少しでも興味を持ってくれた学生さんがいたらいいですよね。

    プリンタがすんなり動いていれば、私はもっとみなさんとお話できたのですが残念でした。コンピュータとか、プリンタとか、性能が進歩していても、「いざという時に思い通りに動いてくれない」というのはいつの時代も同じですね。

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