投稿者: hachisoku
2月4日(土)お茶会: 「測定室プロジェクト発表会」のご案内
日 時 : 2月4日(土) 10時~12時
参加方法 : Zoomによるオンラインまたはハカルワカル広場でも参加可能
Zoomによるオンラインで参加される方は当日朝9時30分以降にハカルワカル広場のホームページ : https://hachisoku.org トップページよりご参加になれます。
参加費 : 無料
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
発表会「測定室プロジェクト発表会」
1.11年目の土壌測定プロジェクト報告書
2012~2022の11年間の土壌汚染を分かりやすく見える化した「11年目の土壌測定プロジェクト報告書」について発表します。
2.高性能放射能測定器 EMF211について
2021年に「はかるーむ」さんから受け継いだ高性能測定器 EMF211についての紹介と実際の測定の様子をお見せいたします。

ハカルワカル広場 2023.1.20
【緊急署名】原発運転期間延長に反対
署名は380筆、集まりました! (12月22日現在) 第3次締切は2月末日です!
反対署名にご協力いただきありがとうございました! 郵送で続々と送っていただきました。380筆が集まりました!その署名を集約先のFoE Japan へ12月22日に送りました。周囲の方に声をかけて集めてくださった会員の皆様に心より感謝いたします。


以下は、FoE Japanのサイトからの引用になります。
経済産業省は、GX(グリーントランスフォーメーション)の一環として、原発の運転期間の延長を打ち出しました。それを受け、原子力規制委員会は、10月5日、原発運転期間を原則40年と定めた原子炉等規制法の規定を削除することを容認する意向を示しました。さらに経済産業省資源エネルギーの審議会では、11月8日、原発運転期間の上限を撤廃する案、運転期間から休止期間を除外する案が示されました。
しかし、老朽原発を動かすことは極めて大きな危険を伴います。交換できない部品も多く、電力会社の点検できる範囲も限定的です。休止期間においても部品の劣化は進んでいきます。規制委の審査は電力会社の申請に基づくものであり、万全とは程遠いものです。
全国の市民団体で、削除撤回を求める緊急署名をはじめました。個人でも団体でも賛同できます。
ぜひご協力をお願いいたします。
11月7日、個人署名3,663筆、団体賛同97の署名を一次提出しました。
二次締切:2022年12月末日 三次締切:2023年2月末日
原発運転期間の延長の問題点について、FoE Japanの人達が動画を作成されました。
「原発の運転期間 「原則40年」ルール 緩めてしまっていいの!?」(8分26秒)
・制度がどう変えられようとしているのか?
・老朽した原発がなぜ危険なのか?
– 各機器の劣化 -設計のふるさ -中性子照射脆化のメカニズム
– 井野博満さん(東京大学名誉教授、金属材料学専門)のインタビュー
・2012年当時の国会審議の模様(当時の環境大臣の細野豪志氏の国会答弁など)
気が短い or 超多忙な人向けの短縮版は以下です。
「原発の運転期間 「原則40年」ルール 緩めてしまっていいの!?」(全体短縮編, 3分29秒)
切り出しバージョンもあります。
「国会審議」編(3分23秒)
「老朽原発はなぜ危険」編(3分30秒)
FoE Japan主催によるオンライン学習会が、12月19日(月)に実施されます。詳細はこちらのリンクをご覧ください。
【連続オンライン学習会】老朽原発の危険性 第5回 原子炉はなぜもろくなる?
予測は可能? 規制委審査は大丈夫?
オンライン会議システムzoomを使います。
こちらからご登録ください。参加可能なリンクがzoomから自動送信されます。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_6EYdbryeQKGAr0_Byjl2Xg
主催:国際環境NGO FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情報室
協力:原子力市民委員会
次の10年の放射能測定プロジェクトモニター募集
皆さま
いつもハカルワカル広場をご支援いただきありがとうございます。
ハカルワカル広場は、2020年11月から2022年3月まで「10年目の土壌測定プロジェクト」を実施し、多くの市民の皆様に参加いただきました。17か月間で171件の土壌を測定することができました。
ご協力ありがとうございました。
「100年後でもセシウムの放射能は確実に残っている」はここをクリック。
10年間の土壌測定の成果を「10年目の土壌測定プロジェクト報告書」にまとめ、八王子の放射能による土壌汚染を19分類し残留放射能を計算しました。その結果を分かり易く棒グラフで表示し放射能の見える化をしました。
2022年4月2日のお茶会で「10年目の土壌測定プロジェクト」報告書の学習会を行いました。 その時のアンケートの感想(抜粋)は下記です。
- 改めて一度放出された放射能は自然界に残り続けることを学びました。年月が経つと人間は何でも忘れていきますが、これは忘れてはいけない事だと思いました。
- 自分一人ではナカナカ意識を持続させることは困難です。今回の学習会で改めて学習を続けることの大切さを教えていただきました。
- 報告を通して、今でもあちこちに残る放射能の現実を伝えることが出来た事は大変素晴らしく、多くの方に危険性を知ってもらうことが出来たのではないかと思います。
- 今後も土壌測定を続けて行くことが大事だと報告を聞きながら思いました。定点土壌測定プロジェクトを次の10年も継続しましょう。
これらの感想文に触発されて「次の10年目の放射能測定プロジェクト」モニター募集を行うことになりました。
人間は放射能があることを感知できません。放射能は測定器しか感知できないので、測定を続けることが求められます。
測定を続けるためには、市民の皆様のご協力が不可欠です。そしてハカルワカル広場は、お持ちいただいた検体の放射能測定と見える化を行います。皆様との二人三脚で次の世代へ放射能汚染の実態を伝えていきます。
添付チラシをご覧ください。モニターに登録いただき、土壌・苔・野生キノコ・掃除機のゴミ・灰など汚染を表す複数検体を年2回以上お持ちください。測定料は無料です。( 掃除機のゴミ は、年1回程度)
土壌と土付きの苔以外に、野生キノコ、原木シイタケ、掃除機のゴミ、木材やペレットの灰などは放射能汚染の指標になります。定点観測でも、いろいろな所を線量計で測りながら採取でも結構です。
次の10年の放射能測定は、どこの検体(住所でない場所や低い所など)、どのような状態(じめじめ、濡れているなど)を測定受付時に記入していただき、検体分類のキーワードとします。
見える化の報告書は、10年目の報告書と同様にプライバシーの保護に配慮して報告書の作成をいたします。
ぜひ放射能測定モニターにご応募ください。
検体を採取し、測定データを記録し、放射能汚染の実態を次の世代に伝えましょう。
心より皆さまのご参加をお待ちしています。
100年後でもセシウムの放射能は確実に残っている
100年後の放射能はどれだけ残っているのでしょうか。
半減期減衰計算で出すことが出来ます。ここで半減期とは、放射性物質の放射能が半分になる時間のことです。セシウム137の半減期は30.1671年、セシウム134の半減期は2.0648年です。
八王子の土壌のセシウム137と134の測定値から半減期減衰計算を行いました。
下記は、6つのセシウム測定値の半減期減衰計算の結果です。100年後ではほとんど残っていないと思っていましたが、確実に残っていることが分かりました。
放射能は見えないので測定でしか知ることが出来ません。そして半減期減衰計算をすると長期間どれだけ残っているかが分かります。
下記の表の0年の値はCs137+Cs134測定値で、10~100年の値は。Cs137とCs134の半減期減衰計算の合算値です。みなさんいかがでしょうか。恐ろしい放射性物質が環境中に残っていることが「見える化」できました。そのためには放射能測定を定期的に続けることが大切ですね。

上記は、Cs137+Cs134の合算値の半減期減衰計算ですが、Cs137とCs134の別々の半減期減衰計算のグラフは下記です。Cs134は、半減期が2年と短いので26年で放射能値が少数点以下になります。従って30年~100年のデータはCs137のみになります。
100年後にはCs137だけ残り、測定値と100年後の値を比べてみれば、100年後のCs137の放射能値は、測定値の10%が残っています。
「100年後でもセシウムの放射能は確実に残っている」が良く分かります。


Cs137の半減期減衰計算を暗算で考えてみましょう。
測定年から30年経つと50%になります。
測定年から60年経つと25%になります。
測定年から90年経つと12.5%になります。
そして測定年から100年経つと≒10%になる。
Cs134の半減期減衰計算は下記です。
測定年から2年経つと50%になります。
測定年から4年経つと25%になります。
測定年から8年経つと12.5%になります。
測定年から10年経つと3.5%になります。
そして測定年から26年経つと≒0%になる。
Excel計算で半減期減衰計算をしたい方は下記参照
Cs137の半減期減衰計算
=測定値/2^(計算したい経過年数/30.1671)
測定値と経過年数のセル名をいれます。
Cs134の半減期減衰計算
=測定値/2^(計算したい経過年数/2.0648)
測定値と経過年数のセル名をいれます。
注) ^記号は、べき乗計算です。
たゆまず、休みなき努力によってこそ、「信念」は「豊かでゆるぎなき体験」に変わるのです。 (マハトマ・ガンジー)
ハカルワカル広場
2022.6.5
核兵器禁止条約「被害者援助」に関する日本の市民社会からの提言についてご賛同いただきありがとうございました。
署名に協力してくださった会員の皆さまへ
「核兵器禁止条約第6・7条に関する日本の市民社会からの提言~第1回締約国会議に向けて~」に賛同署名をしてくださり、ありがとうございました。多くの署名をいただき、驚くと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さまの熱い思いが伝わってまいります。政府がこの思いに応えて核兵器禁止条約に参加し、一日も早く核兵器の禁止が実現することを願います。
提言は、以下のリンクからダウンロードできます。
お詫び:会員の皆さまに肩書きとして「ハカルワカル広場会員」のように書いてくださいとお願いしましたが、多くの方が署名を寄せてくださり、「ハカルワカル広場会員」が重複するので、お名前だけになってしまっております(ピースボート事務局からその旨連絡がありました)。お許し下さい。こちらでお願いしておきながら本当に申し訳ありません!
ハカルワカル広場
2022.6.14
核兵器禁止条約の第 1 回締約国会議が 6 月 21~23 日にウィーンで開催されます。ウクライナにおける戦争で核兵器使用の脅威が現実のものになるなか、きわめて重要な国際会議となります。
核兵器禁止条約の第 6・7 条には、核の被害者に対する援助と環境修復およびそのための国際協力の規定があります。その具体化と実施は、第 1 回締約国会議の重要な議題の一つとなります。
広島・長崎における原爆被害を経験し、また、太平洋の核実験による漁船の被爆さらには福島の原発事故の被害も経験した日本には、核の被害者の援助と環境修復について、世界にいま伝えるべき情報や教訓が数多くあります。
この提言には、5月31日までに226の団体・個人が賛同を表明しています。第1回締約国会議には、この提言の短縮版(英文)が提出されるほか、英文全文が冊子の形で会場で配布される予定です。
ピースボート
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員
ピースボートよりお返事がありました。
お返事ありがとうございます。拡散のご協力、心から感謝です。
微力でなく、みなさんの取り組みは、とても大きな力だと思います。
核禁条約の締約国会議に合わせ、核禁ウィークなる企画を準備しています。
核禁ウィーク in Japan 6月17日(金)~24日(金)
核兵器廃絶日本NGO連絡会
http://2022banweek.nuclearabolitionjpn.com/
期間中のイベント一覧やウィーン現地からの報告を随時掲載していきます。また、核兵器禁止条約について知り、考えるための記事や映像も紹介しています。ご参加、ご案内、どうぞよろしくお願いいたします。
ピースボート
東京新聞 2022/3/11記事
物語で学ぶ「放射性物質」 八王子の団体が子ども向け冊子を作成
東京新聞に小冊子「旅するラディオ」の記事が掲載されました。
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/53231/
A5判、27ページで計4000部作成。ハカルワカル広場で無料で配布する。希望者には郵送(送料は必要)する。
ご希望の方は電話:042-686-0820(火曜日~土曜日の10時~12時30分)またはEメール:hachisoku@gmail.com 宛へ。ご希望の冊数を書き、送り先を明記のうえ、お申し込み下さい。なお送料はご負担下さい。
Googleフォームでの申込みも可能です。
ハカルワカル広場
10月1日(金)より開室いたします
長らく休室をしご迷惑をおかけしておりましたが、感染状況が少し落ち着いてきましたので、10月1日(金)より開室致します。
開室は、これまで通り火曜日~土曜日、午前中(10時~12時まで)です。
感染予防(換気、マスク着用、消毒など)にこれまで以上に留意してまいります。依頼者の方にもソーシャルディスタンスを保つための動線掲示などをさせていただきますが、ご協力をお願いいたします。
「10年目の土壌測定プロジェクト」を実施中です。コロナに気を付けながら、ぜひ測定にご来室下さい! お待ちしております。
ハカルワカル広場
9月4日(土)10時~12時定例お茶会のご案内「福島原発のトリチウム汚染水~何が問題か」
政府が海洋放出の方針を決めた、福島第一原発の汚染水問題。
しかし、多くの反対、疑問の声があがっています。汚染水にはトリチウムという放射性物質が多量に含まれているからです。
今回は、分子生物学、環境科学がご専門の河田さんから、トリチウムとはどういうものなのか/なぜ除去できないのか/何が問題なのか/トリチウム汚染でどんな事が起こるのか/その処理技術についてなどについてお話 し いただきます。
- 日時:9月4日(土)10時~12時
- 講師:河田昌東(まさひろ)さん
- ところ & 方法:ハカルワカル広場 & zoomによるオンラインにて
- オンラインによる参加URLは当日の朝9:30にホームページ上に発表します。
- オンラインにアクセスが難しい方は直接ハカルワカル広場へおいで下さい。(緊急事態宣言中の為、来室はなるべくお控え下さい)
テレお茶会は、無事終了しました。

10年目の土壌測定プロジェクト、始めました(プロジェクトは終了しました)


安心は測ることから
10年目の放射能汚染を測定しましょう。10年前の数値と比較すると、放射性セシウム汚染がどれだけ減ったかが分かります。
2012年ハカルワカル広場の測定では、土壌 215検体(検出 209検体、検出率 97%)、Cs137 平均 284 Bq/kg、Cs134 平均 218 Bq/kgでした。
また、半減期の減衰曲線から、Cs137+Cs134のセシウム残存率はCs137 79%、Cs134 3%、Cs137+Cs134 83%です。
ハカルワカル広場(八王子市民放射能測定室)は、市民が設立した測定室です。子供を放射能の内部被ばくから守るため、食品、土壌の放射能測定を行っているボランティア団体です。子供たちの未来を守りたい、市民の役に立ちたいとボランティアが汗を流しています。
たゆまず、休みなき努力によってこそ、「信念」は「豊かでゆるぎなき体験」に変わるのです。 マハトマ・ガンジー
10年目の土壌測定プロジェクト ご案内はこちらからダウンロード
10年目の土壌測定プロジェクト チラシはこちらからダウンロード
2020.11.01 ハカルワカル広場
ハカルワカル広場 お茶会: 講演会・映画会・トークセッション・パネル展の
資料保管庫
2021年 | リンク2020 | リンク2019 | リンク2018 |
日付 | 種類 | 講演会・映画会・パネル展の名称 | 講師 | HP | チラシ | 寄稿文・まとめ | 資料 | 映像 |
2021.05.10 | ハカってワカった話ブックレット | 二宮志郎 | 資料 | |||||
2021.05.08 | トーク | 私はあいちゃんのランドセル | 菊池和子 | 案内 | チラシ | 会報36号 | ||
2021.04.03 | 講演会 | 放射能測定について | 案内 | チラシ | ||||
10年目の土壌測定プロジェクト | 佐々木晃介 | 会報36号 | 資料 | |||||
放射能測定の基本 | 二宮志郎 | 会報36号 | 資料 | |||||
2021.02.06 | 講演会 | 教育の現場から | 宮澤弘道 | 案内 | チラシ | 会報35号 | ||
2021.01.09 | 講演会 | 2021「核と原発のない世界」へむけた展望と課題 | 竹峰誠一郎 | 案内 | チラシ | 会報35号 |