4月6日のお茶会のご案内

 皆様

いつもハカルワカル広場への温かいご支援、ありがとうございます。3月3日(土)の「サイレントフォールアウト」の上映会も多くの方にご参加いただき、「アメリカに核被ばく者が多いとは驚いた!」「もっと多くのの人に見てほしい映画だ」と好評でした。ご協力、ありがとうございました。

 さて、4月6日(土)のお茶会のご案内です。今回は「12年目の測定プロジェクト報告書」の解説と映画会の反省会をいたします。

【お茶会要項】

 *テーマ:『12年目の測定プロジェクト』の解説&映画会の反省会

 *とき:4月6日(土)10時~12時

 *場所と方法: ハカルワカル広場にて、またはオンラインにて

 *オンラインでご参加の方は 当日9:30以降にホームページ  https://hachisoku.org/blog/ のトップよりご参加ください。

 『12年目の測定プロジェクト報告書(ダイジェスト版)』は近日中にお手元に届く会報に同封しました。報告書をお手元に置いてご参加ください。作成に当たりました佐々木晃介より解説をいたします。今、環境中にどれだけの放射能が残っているのかを中心にお話をいたします。(会員以外の方で、「報告書」をご希望の方にはお送りいたしますのでハカルワカル広場までお申し込みください)。

また映画会の感想と反省会のほうは皆様にご自由に発言いただき、「核なき世界」を目指して私たちにできることは何かを中心に話し合えればと思います。どうぞご自由に発言くださいませ。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

ご質問、、ご意見はハカルワカル広場へ

 電話:042-686-0820 メール:hachisoku@gmail.com

ハカルワカル広場 2024.3.25

 

映画「サイレント・フォールアウト」上映会のご報告

皆様

 第28回ハカルワカル映画会「サイレントフォールアウト」の上映会は大盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただきました皆様、また応援いただきました皆様、本当にありがとうございました!

 映画は、アメリカの核開発の過程で自国内でも核実験を101回も行い、多くのアメリカ国民を被ばくさせ、またアメリカ全土を核汚染させたことを伝えています。また、その事実をアメリカ国民がほとんど知らないということが問題と訴えています。一方では、子供を被ばくから守るために母親たちが乳歯を集める草の根の運動を起こし、ケネディ大統領をも動かし、大気圏内核実験を中止させたことも伝えています。

 そしてこれはアメリカだけでなく、日本も、太平洋諸島も、地球のすべての地域が核汚染されている事実も伝えています。

 この事実に、ご覧になった方から「アメリカ人も被ばくしているとは知らなかった」、「こんなに地球が汚染されているとは!驚愕した」という感想が寄せられています。

 この映画はアメリカ人に被曝の事実を知らせるために作られており、その映画会の開催のための寄付を集めたいとのことですので、ハカルワカルも映画会の収益をすべて寄付いたします。

 今後も核廃絶のため、また原発を全て廃炉にするため、ハカルワカル広場は活動を続けてまいります。今後ともよろしくご支援をお願いいたします。

「サイレント・フォールアウト」上映会
討論会

討論ポイント1
知る努力、知らせる努力
十分だろうか?、もっとできることがあるなら何?

討論ポイント2
なぜ核廃絶に進めないのか?
進めるには、どういう努力が必要か?

ハカルワカル広場 2024.3.6

特集 地震と原発

 今年の元旦の能登半島の大地震は改めて地震国に原発があることの危険性を私たちに突きつけました。そこでハカルワカル広場では急遽2月3日のお茶会で「地震と原発」を取り上げることにし、講演を渡辺敦雄さん(元原子炉技術者)にお願いしました。以下講演の要旨です(簡単にまとめました。詳しくは3月20日発行の「ハカルワカル広場だより44号」をご参照ください。)講演要旨に続き、日本と世界の地震地図など資料をまとめています。有用な資料があり次第このページに掲載していきます。

目次
1.【渡辺敦雄さんの講演「地震と原発」の骨子】
2.志賀原発の敷地内活断層の評価をめぐって(原子力資料情報室)
3. 地震の活動期に入っている-NHKラジオ深夜便「明日への言葉」
4. 2024年01月01日能登半島の震度データベース検索(気象庁)
5.日本と世界の地震の震央分布図(気象庁)
6.もし志賀原発が稼働中だったら・・・(中日新聞)
7.志賀原発「異常なし」から考えた 運転中だったら?(東京新聞)

1.【渡辺敦雄さんの講演「地震と原発」の骨子】

【結論】志賀原発も全原発も直ちに永久停止(地震国日本に原発は危険すぎる)

1) 規制庁は安全を保障しない(規制基準に合致しているかどうかの審査のみ行う)

2)志賀原発の被害・断層の話

 変圧器が故障し、油が漏洩した。それにより外部電源の1系統が使用不能となり、非常用電源も3台の内1台が故障していた。

(原子炉の真下に活断層が通っている。縦の断層のずれに原子炉は非常に弱いことがわかっている。)

3)避難出来ない(地震で家は倒壊し、道路は寸断されている。)

4)ドイツの脱原発に学べ

『ドイツでは、倫理委員会を作り、技術者だけでなく宗教者を入れるなどして、子孫に負の遺産を残さないという倫理の面から脱原発を決断した』

5)米国 危機管理庁とイタリア 市民保護局など被災者に対して手を差し伸べる国家機関がある。日本はすべて自治体任せで国の機関がない。この点は自衛隊を「災害救助隊」に編成すべきであると渡辺氏は主張。

2.志賀原発の敷地内活断層の評価をめぐって(原子力資料情報室)

志賀原発の敷地内2本の活断層について、13万~12万年前以降の活動が否定できないことから、規制基準に定める「活断層等」であると、2016年4月に結論を出している。

是非2023年4月4の記事の2枚の下図をご参照ください。
図1 志賀原発の建屋配置と敷地内のおもな断層
図2 志賀原発周辺の活断層

下記の記事URLをクリックして参照ください。
原子力資料情報室

2023年4月4日
https://cnic.jp/46777

3.地震は活動期に入っている-NHKラジオ深夜便「明日への言葉」

 日本は4つのプレートが重なり押し合っていて、それが東日本大震災で太平洋プレ-トが押したためにその反動が起こり、このところ地震が続いている。日本中に活断層は2000本あり、それが今プレート地震のためにストレスになって、動き出して震度7の地震が続いている。地震の活動期に入っている、というお話です。

NHKラジオ深夜便「明日への言葉」
3月9日(土)放送 正しく知ろう地震と火山 地震のメカニズム 有効期限:3月16日まで。

配信完了しました。

https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=0324_05_3932518

上記のURLをクリックすると下記の「聴き逃し画面」が出てきます。
三角印の再生マークをクリックするとラジオ深夜便の金曜日放送分「明日へのことば」を聴くことが出来ます。配信終了の3月15日までは聴くことが出来ます。

4.2024年01月01日の能登半島の震度データベース検索(気象庁)

出典:気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.html
2024年01月01日の震度データベース検索

5.日本と世界の地震の震央分布図(気象庁)

震央分布図 2021年 全国(年間)

 出典:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/bulletin/catalog/figure/hypo2021/japan.html
「震央分布図 2021」全国(年間)(気象庁ホームページより)

 出典:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/jishin/about_eq.html
「震央分布図 1960-2011」(気象庁ホームページより)

 出典:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/jishin/about_eq.html
「地震の起こる場所 -プレート境界とプレート内」(気象庁ホームページより)

 日本と世界の地震の震央分布図(気象庁)を掲載しました。本当に日本はすごい地震の巣窟です。
 金八デモは沿道の方から拍手が沸き上がったり、参加する人まで現れ、市民の間に原発への不安があることを見せてくれました。 能登半島の地震はひとたび原発事故が起きれば、避難路がないことも明らかにしてくれました。

6.もし志賀原発が稼働中だったら・・・(中日新聞)

 最大震度7を観測した能登半島地震。北陸電力志賀原発(石川県志賀町、停止中)は、外部電源や非常用電源が一部使えなくなり、放射線監視装置(モニタリングポスト)の一部も測定不能になるなどのトラブルが次々と明らかになりました。

  • 能登半島地震の発生時、志賀原発が稼働中だったら、どんな被害が出た可能性があるのか。

下記の記事URLをクリックして参照ください。
中日新聞 もし志賀原発が稼働中だったら…

元京都大助教・小出裕章さんの警告
2024年1月30日
https://www.chunichi.co.jp/article/845486

7.志賀原発「異常なし」から考えた 運転中だったら?(東京新聞)

 志賀原発は1度、原子炉建屋直下に活断層ありと判定されるなど、いろいろある原発。今回耐えたから大丈夫と言えるのか。

 「福島の原発事故が特別ではないと、改めてその怖さを強く感じた。住民はこんなに不安を抱えながら生きている。これだけの地震大国でも原発を推進する国の方針は正しいのか。もう誰もが不安を感じることがないように、原発政策を見直してほしい。」

下記の記事URLをクリックして参照ください。
東京新聞     志賀原発「異常なし」から考えた 運転中だったら?
2024年1月5日

https://www.tokyo-np.co.jp/article/300551

この「地震と原発」のページに有用な資料がありましたら、ページの最後のコメント欄にお書きいただき送信してください。よろしくお願いします。

緊急署名「原発を動かさないでください」にご賛同、ありがとうございました!

皆様

以下の「緊急署名ーー原発を動かさないで!」にご賛同有難うございました。

FoE Japan および原子力規制を監視する市民の会から次のような報告とお礼が来ております。1月31日に内閣府と規制庁に要請文と署名を提出したとのことです。本当にありがとうございました!(ハカルワカル広場)

以下、FoE Japanより

昨日、要請書を原子力規制庁および内閣府原子力防災担当に提出いたしましたので、ご報告いたします。全国各地から163団体、1,373人に連名していただきました。

以下のページに報告を掲載しましたのでご覧ください。

能登半島地震を踏まえ要請書を提出ー「原発避難計画・対策指針は欠陥だらけ」「住民を危険にさらす」→規制庁の回答は? | 国際環境NGO FoE Japan

金沢から中垣たか子さん、島根から芦原康江さんがかけつけてくださいました。zoomでご参加の珠洲市在住の北野進さんは以下のように発言されました。

「今回の地震では市内は壊滅状況になった。奮闘する市長や職員も被災した。連日連夜の懸命の作業が続いている。それでもまったく人手が足りず、全国各地から応援に訪れている。もしここに原発事故が重なっていたらどうなるか。珠洲市にはかつて原発の計画があった。もし原発事故があったら、全国各地の応援のみなさんは誰もくることができなくなり、孤立状態の中、住民は放射能汚染にさらされる。政府はこうした状況に向き合ってほしい。地震災害と原子力災害の両立はありえない」

「今回の能登半島地震において、現行の原子力災害対策指針の規定と現実との乖離が明らかになった。原子力規制庁の受け止めや対応は?」という主催者側に質問に対して、原子力規制庁の担当者は、以下のように回答しました。

「1月17日に開催された原子力規制委員会で行われた議論では、家屋倒壊が多数発生するような地震等の自然災害と原子力災害との複合災害に際しては、人命最優先の観点から、まず自然災害に対する安全が確保されたあとに原子力災害に対応することが重要であるという考え方が示された。能登半島地震を踏まえ、原子力災害対策指針における防護措置の基本的な考え方を変更する必要はない、というのが委員の共通認識であった。原子力規制庁として能登半島地震を踏まえて原子力災害対策指針を見直すことは考えていない」。

参加者からは、「被ばくはやむを得ないから、放射能防護を放棄するということか」と怒りの声があがりました。

規制庁は「避難するときに被ばくする可能性はあるが、まずは自然災害優先ということ。原子力がある以上、放射線は出るリスクはある。被ばくをゼロにするという考え方は安全神話につながる」と説明しました。

珠洲市の北野さんは、「陸路からの避難も無理、海路も空からの避難も無理、そういう状況で住民には被ばくしてくださいということなのか」と憤りました。また、金沢市在住の中垣たか子さんは「人命優先ということだが、放射能が降り注ぐ中、人命救助にあたるということになる」と指摘しました。

集会では、石川県、新潟県、宮城県、福井県、佐賀県、鹿児島県など、原発周辺に住む市民が参加し、各地の状況を報告しました。

【補足】…ちなみに1月17日の原子力規制委員会の議事録を確認してみました

p.34以降がこの話題になります。

「能登半島地震を踏まえて原子力災害対策指針を見直すことはない」というような委員の発言はなく、むしろ屋内退避を含め複合災害時の対応を検討すべきだというような発言が複数あったように読めます。

東京新聞および朝日新聞に掲載されました。

実効性を欠いた原子力災害対策指針…市民団体が原発停止を要請 規制委の山中委員長は「指針見直し必要ない」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

「避難計画は非現実的」 原発の停止求め、市民団体が首相らに要請 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。—–

国際環境NGO FoE Japan

〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9 

Tel 03-6909-5983 Fax 03-6909-5986 

以上ご報告いたします。

ハカルワカル広場 2024.2.5



あなたの家のまわりは大丈夫?
測って確かめませんか?

 ハカルワカル広場は「10年目の土壌測定プロジェクト」に続き、「次の10年の放射能測定プロジェクト」を実施しています。ぜひ放射能測定プロジェクトにご参加ください。
 検体を採取し、測定データを記録し、放射能汚染の実態を次の世代に伝えましょう。

 人間は放射能があることを感知できません。放射能は測定器しか感知できないので、測定を続けて監視することが求められます。
 測定を続けるためには、市民の皆様のご協力が不可欠です。そしてハカルワカル広場は、お持ちいただいた検体の放射能測定と見える化を行います。皆様との二人三脚で次の世代へ放射能汚染の実態を伝えていきます。

「次の10年の放射能測定プロジェクト」 の参加者募集中です。

  1. 放射能測定プロジェクトに登録する(測定申し込み時に「プロジェクトに参加」と告げます。)
  2. 検体を持参、または郵送する(送料は恐縮ですがご負担ください)
  3. 持参される方は測定予定表に記入ください。(火~土曜日の10時~12時) https://hachisoku.org/hkman/manmbs/reservation/
  4. 測定料は無料です。
  5. 検体は土壌・苔・野生キノコ・掃除機のゴミ・灰など何でも
  6. 土壌は表面5センチの深さまでの土を牛乳パック1000ccより少し多めに
  7. 年2回以上お持ちください(掃除機のゴミ は、年1回程度)
  8. 次の10年の放射能測定は、どこの検体(住所でなく、場所の形状(例)側溝、排水口の中、公園の土、庭の土、低い所、雨樋下、など)、どのような状態(じめじめ、濡れているなど)を測定受付時に記入していただき、検体分類のキーワードとします。
  9. 見える化の報告書は、10年目の報告書と同様にプライバシーの保護に配慮して報告書の作成をいたします。

心より皆さまのご参加をお待ちしています。

下記チラシをご覧ください。

「次の10年の放射能測定プロジェクト」チラシpdfのダウンロード

たゆまず、休みなき努力によってこそ、「信念」は「豊かでゆるぎなき体験」に変わるのです。          マハトマ・ガンジー

 パルシステム東京さんのホームページに「次の10年の放射能測定プロジェクトのモニター募集」を掲載していただきました!
 いつも私たちハカルワカル広場の活動を理解し応援して頂いているパルシステム東京さん、ありがとうございます! 
 下記画像をクリックするとパルシステム東京さんのホームページに行きます。

ハカルワカル広場
2022.7.8

署名にご協力ください!テニアン島のワニータ・メンディオーラさんからのお願い「放射能汚染水を太平洋に廃棄しないで!」

テニアン島のワニータさん(太平洋地域自治体連合副委員長)は、いま署名を集めています。ご賛同の方は次のリンクからご署名ください。(ローマ字でも、日本語でもOKです) ハカルワカル広場も全力で応援します!

https://www.change.org/p/no-to-nuclear-waste-dumping-into-the-pacific-ocean?signed=true

以前にchange.orgの電子署名をされた方は「今すぐ賛同」をクリックするだけです! change.org が初めての方は、名字と名前(日本語でもローマ字でもOKです)とメールアドレスを記入いただき、メールアドレスに来たメールで認証をクリックすれば署名ができます。

ぜひ、お知り合いにおひろめいただき、海を核汚染水の捨て場にすることをやめさせましょう!(以下、署名の主旨です)英語ですが、日本語は下に貼り付けます。

NO to nuclear waste dumping into the Pacific ocean!

The Pacific Alliance of Municipal Councils from the Commonwealth of the Northern Mariana Islands (PAMC) calls on all our Pacific Islanders and Asian Countries’ citizens to unite against Japan’s plan to dump nuclear waste into the Pacific Ocean.

The Pacific Ocean is not only the largest food source for Pacific Islanders and Asian countries, but it is also the largest playground and health arena for islanders and many people who enjoy a peaceful and healing environment. We cannot and will not allow any country to use any part of it as a dumping ground for anything it created and proven to be toxic on their land! 

Any country producing toxic waste is responsible for keeping its waste safely away from other people, especially from those who rely heavily on the ocean for food, health activities, and economic sustainability!

It is enough that we often face naturally occurring challenges, we don’t appreciate and vehemently protest against any country purposely escalating the insecurities and threats of disasters, especially when they can and should be avoided or prevented! To intentionally reduce the quality of people’s lives by threatening their health ought to, if not yet, be a recognized violation of the basic human rights to tranquility! 

No country has the right to determine on its own to impose threats to others -including its citizens- who were not invited to participate nor made a part of the decision making to create such a threat!

We, the people, say NO to nuclear waste dumping in our Pacific Ocean or any ocean! Keep your toxic waste contained on your land! 

We demand that Japan and Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Company cease the release of treated nuclear wastewater containing Tritium radioactive particles into the Pacific Ocean! 

  • NO to nuclear waste dumping into the Pacific ocean!Facebookでシェア

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北マリアナ諸島連邦の太平洋自治体評議会連合(PAMC)は、太平洋諸島民とアジア諸国の市民が団結し、日本による核廃棄物の太平洋への投棄計画に反対するよう呼びかけます。

太平洋は、太平洋諸島民とアジア諸国全体にとって最大の食料源であるだけでなく、平和で癒しの環境を享受する島民や多くの人々にとって最大の場所であり、健康の場でもある。

私たちは、自国の土地で有毒であることが証明されたものを、どの国もその一部をゴミ捨て場として使用することはできないし、許可するつもりもありません。

有毒廃棄物を生産するいかなる国も、その廃棄物を他の人々、特に食料、健康活動、経済的持続可能性のために海に大きく依存している人々から安全に遠ざける責任があります。

私たちは、もう十分多くの自然の難題に直面しています。さらに、避けることも防ぐことも可能な災害の不安や脅威を増大させるような行為に激しく抗議しこそすれ、感謝することはありません。

そのような脅威を生み出す決定に加わっていない自国民や他国の人々に対して、いかなる国も脅威を押し付けることを決定する権利はありません。

私たちは、太平洋やその他の海への核廃棄物投棄に反対しませす!有毒廃棄物は自分たちの土地で管理してください!

ワニータ・メンディオーラ:太平洋地域自治体連合(PAMC )副委員長

早わかり!汚染水のこと

汚染水のことがわかりにくいという方へ。(朗報です!)

【2分でわかる!汚染水動画シリーズ】
    https://foejapan.org/issue/20220419/7467/ FoE Japan  作成

#1 汚染水って何?何が含まれているの?

#2 トリチウムってなに?

#3 代替案は?

#4 人々の声は?

 少し詳しくはこちらをご覧ください。[FoE Japan 【Q&A】ALPS処理汚染水、押さえておきたい14のポイント]
    https://foejapan.org/issue/20230801/13668/

以上、FoE Japan さんの許可を得て転載しています。

ハカルワカル広場 2023.10.5

311こども甲状腺がん裁判の原告支援のカンパをお願いします

「カンパをお寄せくださった皆様へ」

皆さまからの311甲状腺がん裁判の原告支援のカンパを9月7日に原告お一人お一人に6万円ずつお渡しできました。
本日、渡辺敦雄さまを通して、原告の方から「お礼のメッセージ」(添付)が届きました。とてもかわいいイラストもあり、原告の方の気持ちがこもっていると思います。お読みください。原告の方の治療と裁判の闘いがこれからも続きます。少しでも応援になれたら嬉しいです。
今後ともどうぞご協力をよろしくお願いいたします。

ハカルワカル広場
2022.9.22

お礼のメッセージpdfのダウンロード

カンパのお願い

 カンパのお願いが、会員の渡辺敦雄さんからありました。福島原発事故に起因する甲状腺がん裁判の原告の抱える問題は深刻です。これからの裁判は長く、生活の支援が必要と思われます。ハカルワカル広場も協力したいと思います。皆さま、ご支援をよろしくお願いいたし ます。  

2022年7月20日 八王子市民放射能測定室 ハカルワカル広場 

1. お願い趣旨

 既にご承知のごとく、2011年3月11日以降の福島第一原子力発電所の原発事故により、現状で300人を超える、被ばくによる甲状腺がんが発症しました。

 がん発症被害にあった市民(当時18歳以下の市民)のうちの6人(最年少は高校生)を原告として、*東京地方裁判所に、「311子ども甲状腺がん裁判」を今年、提訴しました。

 今後少なくとも数年の長期裁判が予測され、原告の生活上の経済的負担も計り知れません。

 原告の一人の男性(25歳)は再発を繰り返し4度の手術を受け、リンパにも転移。医者に5年生存できるかどうかも不明と言われ、再発の恐怖を抱いて生きています。また、ある女性の原告は高校生の時、甲状腺がんと診断され、大学で再発、大学は中退せざるを得なかった。治療中心の生活のため将来への夢が描けないといいます。原告はこの様に、それぞれ生活上の困難を抱えています。

 裁判を担う弁護団(弁護団長 井戸謙一弁護士、​副団長 河合弘之弁護士、広報担当 北村賢二郎弁護士ら)へは別途「311甲状腺がん子どもネットワーク」へのカンパ手段がありますが、こちらへのカンパはすべて広報や裁判費用となります。

2. カンパのお願い

 そこで、今回皆さまにお願いしたいのは、別カンパ制度(弁護士 北村賢二郎 預り金)を作って、直接原告6人に生活資金として経済的支援をするためのカンパをお願いしたいのです。

 カンパは、上記弁護団とも相談し、広報担当の北村賢二郎弁護士の下記口座に各個人が振り込み、まとまった段階で、北村賢二郎弁護士から、原告6人に均等額を手渡す方法を取ります。

 原告の方々にはこのカンパ領収後、何らかの方法でカンパしていただいた皆様方に必ず報告していただくことを、提案者の渡辺が約束します。

 趣旨ご理解の上謹んでカンパをお願い申し上げます。

3. 預り金口座の情報(カンパ先)

預り金口座が変更されました。
変更理由 : これまで裁判の弁護士を務める北村賢二郎弁護士の個人口座を使わせていただいておりましたが、支援団体の口座に変更されました。

三菱UFJ銀行 四谷支店(店番051)
口座番号:0549130
口座名義:311甲状腺がん子ども支援ネットワーク

新宿御苑に放射能汚染土を持ち込まないで! 署名にご協力ください。

 先日も皆様に署名をお願いしましたが、前回のは新宿区長あてでした。今回は環境省あての電子署名です。子供も遊びに来る公園に放射能汚染土を持ち込むなんてひどすぎます。どうかご署名にご協力ください。そしてお知り合いにも拡散してください。できるだけ多くの署名を集め、放射能汚染土を新宿御苑に、また全国にばらまくのをやめさせましょう! 放射性物質は閉じ込めて集中管理が鉄則です。ばらまいては多くの人が被ばくすることになります。よろしくお願いします。

署名はこちらからお願いします。
新宿御苑に放射能汚染土をもちこまないで!~みんなの憩いの場に安全と安心を! change.org
https://t.co/0rtRguNtRJ

【〔新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会〕よりご報告】心配されていた、4月15日、16日のG7の環境相会議の共同声明には「汚染水の海洋放出」「汚染土の再利用」に関して日本政府のやり方を「歓迎する」という表現は盛り込まれませんでした!記者会見でのレムケ環境相(ドイツ)の「処理水の放出を歓迎することはできない」との発言からみて、歓迎」の言葉を入れないよう 頑張ってくれたことと思います。他には残念な表現はあるものの、まずはほっとしました。新宿御苑の実証事業を許せば 全国へと進み、その日本のやり方をみて各国の原発推進国は「事故が起きてもこうやれば良いんだ」と学ぶことでしょう。

***6月4日(日)反対デモが新宿であるとのことです詳細は以下です。

 デモの詳細が決定いたしました!

 SAVE  THE  御苑デモ

  6月4日(日) 14時~ 小雨決行です。

新宿アルタ前アピール&新宿ぐるりデモSTART

  東口広場から大ガードへ降りて右へ。

  歌舞伎町前の靖国通りを伊勢丹メンズ館、

  明治通りを右折。

  3丁目交差点を過ぎて南口下を左の新宿門方向へ。

  遊歩道沿いに行って2丁目へまた左。

  新宿公園でYMO風に散会。

  ママも子どももクルマ椅子もOK!

  放射能汚染土も汚染水も拡散しないで!

  神宮外苑だけじゃない。御苑デモたくさんの木が切られている。

  土や木の苦しみは私たちの苦しみ。

  新宿ぐるりデモで一緒に歩こう!!

 〔新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会〕080-3012-5137

※さらに詳しく、わかりやすく 知りたい方は

  ジャーナリストの まさのあつこさんの サイトでどうぞ。

https://note.com/masanoatsuko/n/ndf170a4ef2fe

【さらなるご報告】G7の環境相会議の共同声明について、上記以外に環境省ホームページの共同声明の日本語訳が改ざんされているというご指摘があり、国民に誤ったメッセージを与える日本語訳は撤回せよとの声があげられています。

「放射線被ばくを学習する会 作成」
G7気候・エネルギー・環境大臣会合共同声明の改ざん部分

ハカルワカル広場 2023.4.21