5月11日お茶会「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加して」のご案内

 福島原発事故から13年、、、政権は事故がなかったかのように、原発推進へと舵を切り、また世の中も事故を忘れてしまったかのように見えます。しかし、事故のもたらした影響は時間の経過を経て若い世代にも及んでいます。小児甲状腺がんに罹患した当時子どもだった患者が約370名もいるのです。放射能による被害は物理的なものだけでなく、健康面への被害も大きいのです。

 5月お茶会は「311子ども甲状腺裁判」を取り上げます。再発に苦しみ、バッシングを受けながらも裁判を闘う若い原告たちの主張、そして、甲状腺がんの原因は原発事故ではないと主張する被告東京電力。双方の主張を取り上げ検討します。報告者は西田照子(ハカルワカル広場)です。以下の要領で行います。

* テーマ:「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加て」
* 報告者:西田照子
(ハカルワカル広場)

* とき:5月11日(土)10時~12時

* 参加方法:ハカルワカル広場にて、または
  zoomによるオンラインにて

 【zoomでご参加の方は当日9:30以降にこのホームページのトップよりご参加ください

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

ハカルワカル広場 2024.4.16

「5月11日お茶会「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加して」のご案内」への5件のフィードバック

  1. 311子ども甲状腺がん裁判の報告、西田さんありがとうございました。水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくなどのかつての「公害病」裁判を思い起こしました。事故の以前から、放射能被曝による甲状腺がん発症は予期されていたにも拘わらず、現実の福島原発事故との因果関係を否定する被告、それを後押しするような福島医師会の見解に愕然とした思いです。若い患者さん達に「申し訳ないなあ」と思われてなりません。

    1. 北岡さん、
      コメントをここにしてくださっていたのですね。本当に申し訳ないことに、今、気づきました。おっしゃる通り、子ども甲状腺がん裁判は過去の水俣病裁判のような公害裁判と同質と思います。病気を引き起こした原因企業が頑とし非を認めず、居直るどころか圧迫してくる悪辣さが同質です。
       チェルノブイリ事故でも甲状腺がんは被ばくが原因と認められたのに、福島事故はそれさえ否定してくるのです。がんを発症した子供たちが一番の被害者と思います。なんとしてもこの裁判を応援していきたいですね。

  2. 西田さん、個人的にも(娘の結婚式)仕事でも(専門外のことでZoom講演)忙しくて11日午前はダウンしてました。ビデオで見ることができませんか? ぜひ拝見したいです。私も極力公判をフォローしています。
    当日無理でも事前のプレス・ブリーフィングなども出るようにしています。原告の皆さんは本当に勇気を振り絞って、匿名で裁判に臨んだ訳ですが、苦悩も大きいと漏れ聞いております。メディアで取り上げて貰いたい、そうして世の中に訴えたいと思う反面、常に名前や顏が暴露されないかと恐れています。また、裁判などには参加せず、連帯もせず、ひっそりと隠れるように手術や闘病している人たちの中には、差別や偏見を恐れて、裁判に拒絶反応しているケースもあると理解しています。
    北岡さんのコメントに反応するならば、あらゆる公害裁判で国や企業(被告)側に立つ、御用学者たちの存在にも注目する必要があると思います。癌学会、疫学者たちの、一見専門的な理論武装をじっくり検討してみると、私のような文科系ジャーナリストでもほころびがみえることがあります。被爆者に寄り添うはずの、広島・長崎の放影研、広島大学、長崎大学の放射線医学系の研究者が実は核の人体への有害性を無視する存在であることを忘れてはなりません。広島長崎の放射線医科学者、疫学者、がん専門医が福島医科大学に赴任してきて、被曝対策の専門家が1人も居なかった(そのこと自体に仰天しますが)福島医科大の医療スタップを指導したわけです。福島は世界における第3の研究フィールドとなったわけです。彼らが学会の主流を占めて、内部被曝無視、低線量被曝無視、過剰医療論、screening effect論などがまかり通っているのは腹立タしい限りです。

    1. 西里さん

      コメントをくださっていたのですね。ありがとうございます!
      なんと、今気づきました。本当に申し訳ありません。
      貴重な試験も含まれており、とてもためになります。事故直後に甲状腺の被曝を検査したチェルノブイリ事故の対応と非常に違うこと、事故直後に初期の放射能(ヨウ素131などの)の調査をしなかったことも落ち度というより、故意のサボタージュに思えます。ここに書ききれないので改めて西里さんにメールをします。まずは遅いお返事、申し訳ありませんでした!

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