10月1日(金)より開室いたします

長らく休室をしご迷惑をおかけしておりましたが、感染状況が少し落ち着いてきましたので、10月1日(金)より開室致します

 開室は、これまで通り火曜日~土曜日、午前中(10時~12時まで)です

感染予防(換気、マスク着用、消毒など)にこれまで以上に留意してまいります。依頼者の方にもソーシャルディスタンスを保つための動線掲示などをさせていただきますが、ご協力をお願いいたします。

「10年目の土壌測定プロジェクト」を実施中です。コロナに気を付けながら、ぜひ測定にご来室下さい! お待ちしております。

ハカルワカル広場

9月4日(土)10時~12時定例お茶会のご案内「福島原発のトリチウム汚染水~何が問題か」

政府が海洋放出の方針を決めた、福島第一原発の汚染水問題。
しかし、多くの反対、疑問の声があがっています。汚染水にはトリチウムという放射性物質が多量に含まれているからです。
今回は、分子生物学、環境科学がご専門の河田さんから、トリチウムとはどういうものなのか/なぜ除去できないのか/何が問題なのか/トリチウム汚染でどんな事が起こるのか/その処理技術についてなどについてお話 し いただきます。

  • 日時:9月4日(土)10時~12時
  • 講師:河田昌東(まさひろ)さん
  • ところ & 方法:ハカルワカル広場 & zoomによるオンラインにて
  • オンラインによる参加URLは当日の朝9:30にホームページ上に発表します。
  • オンラインにアクセスが難しい方は直接ハカルワカル広場へおいで下さい。(緊急事態宣言中の為、来室はなるべくお控え下さい)

テレお茶会は、無事終了しました。

テレお茶会参加者のアンケートおよび資料請求はこちら。

上田紘治さんが「核兵器廃絶への思い~再び広島・長崎を繰り返すな~」を出版されました!

 八王子在住のヒバクシャで、ハカルワカル広場の会員でもある上田紘治さんがこの度上記の本を出版されました。広島で被爆され、そのあと長く核廃絶運動、平和運動にかかわってこられた上田さんのこれまでの歩みの集大成です。

 まえがきには以下のように書かれています。

 「『被爆の実相』を一人でも多くの方たちに理解していただくこと、このことが平和につながる一番の近道であることは、被爆証言活動をしてきた私の体験からも確信しています。
被爆の実相を語る被爆者の思いを、一人でも多くの方たちが理解し受け止めていただくなら、こんなに嬉しいことはありません。」

 上田さんと言えば、いつも笑顔で核廃絶の国際署名をコツコツと集めておられる姿が目に浮かびます。何よりも実践する人、行動する人なのです! そんな上田さんに私たちは心から共感し尊敬してきました。

 そんな私たちに「この本を贈呈するから、多くの人に広めてほしい。そしてハカルワカルの活動資金にしてほしい」と50冊の寄贈を申し出てくださいました。なんと光栄なことでしょう!

 ぜひ多くの方に読んでほしいと思います。そして核兵器をなくしたい、平和な世界を作りたいと言う上田さんの思いをハカルワカル広場も共有し、全力で応援したいと思います。この本には上田さんのそのような思いが詰まっています!(アメリカでの反核の草の根運動との交流を通して、アメリカの方々がこれまで「原爆は戦争終結のために必要だった」から「原爆使用は誤りだった」へ変わっていくところなど圧巻です!

 多くの方に読んでいただくため、定価1500円ですが、この運動への協力のカンパとして1000円頂戴し、お礼にこの本をお渡しさせていただければと思います。ご友人、知人にも広めてくだされば幸いです。

遠隔地の方にはお送りいたしますのでご遠慮なくお申し出ください。(送料はハカルワカルが負担いたします) 

 核兵器廃絶運動への協力のカンパは、振込用紙を入れさせていただきますのでご利用ください。ゆうちょ銀行の口座をお持ちの場合、または他行からは(018-0224460「八王子市民放射能測定室」もご利用になれます。また、ついでの折にハカルワカル広場に直接ご持参いただくのも大歓迎です!

ぜひ多くの方にお読みいただければ幸いです!

ハカルワカル広場

2021年6月

お知らせ!「サイレントフクシマ」の無料視聴が終了しました。引き続き有料で視聴できます。

アヤ・ドメーニグ監督作品で、福島の現状とオリンピックをテーマとした“SILENT FUKUSHIMA”「サイレント・フクシマ」の無料視聴が終了しました。
引き続き有料にて下記のリンクで視聴できます。

https://www.ayadomenig.ch

7月3日(土)10時~12時定例お茶会のご案内「チェルノブイリから福島へ」

 「視えないもの」を追求して福島へと赴く中筋純さん。7月お茶会は写真家中筋純さんに「チェルノブイリから福島へ」のご講演をしていただきます。
 中筋純さんは、チェルノブイリを幾度も訪れ、そのことが福島へ通う原点となったと話されます。「福島の今」を記録し続けているのはなぜか?を語り、また、解体される家の映像を通し、原子力災害のもたらすものを見つめます。
 家の持ち主の堀川文夫さんにも登場いただき、お話しいただきます。
 ぜひ、ご参加ください!

【要項】

  • とき:7月3日(土)10時~12時
  • 講師:中筋純さん
  • ところ & 方法:ハカルワカル広場 & オンラインにて
  • オンラインによる参加URLは当日9:30にホームページに発表します。
  • オンラインにアクセスが難しい方は直接ハカルワカル広場へおいで下さい。

中筋純さんプロフィール
1966年、和歌山県生まれ。ファッション、舞台、スチールなど幅広い範囲で撮影を担当。2007年、チェルノブイリを訪問、衝撃を受ける。その後独立。福島原発事故以降、福島に通い無人化した街を取り続ける。2016年より「流転 福島&チェルノブイリ」展を全国40カ所を巡回。2021年福島原発の災禍を表現し続けるアーティストたちの「もやい展」を主催。

ハカルワカル広場

2021.6.8

テレお茶会は、無事終了しました。

「チェルノブイリから福島へ」のチラシのダウンロードはここをクリック

「食品等の出荷制限」における放射性物質 100 ベクレル/kg 緩和案の撤回を求める署名」にご協力ください! ご報告

 以下の署名にご協力いただきありがとうございました! 8月26日までにハカルワカル広場では309筆を集めることができました。早速、みんなのデータさんへ送らせていただきました。ご報告とお礼です!ありがとうございました!なお、引き続き署名活動は続きます。ご協力をお願いいたします。

食品に放射性物質の基準値が制定されているのをご存知と思います。わが国では2011年3月11日の福島原発事故以降、100ベクレル/kg以下です。今それを10倍~100倍に緩和しようという政府の動きがあります。みんなのデータサイトが呼び掛けて反対署名を集めていますのでハカルワカル広場も協力したいと思います。
 下に署名用紙を貼り付けます。そしてダウンロードもできますので、どうぞご協力ください。

 2021 年 3 月 9 日、復興庁が出した「復興の基本方針の変更について」を日本政府は閣議決定しました。
この中で、『「風評払拭・リスクコミュニケーションの推進−食品等に関する出荷規制等」について、知見やデータの蓄積を踏まえ、科学的・合理的な見地から検証』と記載されています。
この元になっているのは、自民党復興加速化本部「プロジェクトチーム」(座長 根本匠氏)による提言です。報道によると「山菜や野生のキノコ、ジビエ」等について摂取量や市場流通量が少ないことを理由に、CODEX や EU における「消費量の少ない食品(マイナーフード)」の概念を引き合いに、規制基準値を 10~100 倍(1,000~10,000 ベクレル/kg に相当)緩和することを検討しています。私たちは現行の 100ベクレル/kg の基準値を容認するものではありません。「他の食品が汚染されていない」ことを理由に、汚染が高い傾向にあると分かっている食品群の規制値を緩めることなど断じてあってはなりません。出荷のできない地域においては、生産者や季節の労働として出荷していた人々への経済的な補償がなされるべきです。私たちは以下を要求します。

【要求事項】
1.国は規制値を緩めるのではなく、最低でも現在の 100 ベクレル/kg の規制基準を遵守してください。私たちは、出荷制限するかしないかを決める規制値を上げることに断固反対します。
2.抜け穴になっている個人売買サイトを経由して、基準値超えの野生キノコや山菜が流通している実情を的確に把握し、監視を強め、厚労省が約束した「抜き打ち検査」を実施して、測定データを公開してください。
3.消費者が安心して食べ物を選べるよう、また生産者が安心して出荷できるよう、国や地方自治体の放射能測定体制を 10 年目を理由にして縮小せずに、維持・強化してください。
第2次集約8月31日まで 

この署名用紙はここをクリックするとダウンロードできます

Change.orgの「放射能をたくさん含む食品を流通させるために規制値を緩めることに反対!せめて100ベクレルを守ってください。」サイトでオンライン署名ができます。

2021年度総会のお知らせ

2021年度ハカルワカル広場総会を次の要領で開催いたします。

2020年の活動報告、決算報告、2021年の活動予定、予算案などをご相談し、決めていきます。2020年はコロナ禍のために活動が限定的になりましたが、オンラインでお茶会を開催するなど、できるだけのことをやってきました。

皆さまのご意見をいただいて2021年の活動を少しでも充実させていきたいと思いますので、ご参加をお願いいたします。zoomによるオンラインで実施いたしますので、ぜひご参加ください。

 *日時:6月5日(土)10時~11時30分

オンライン総会は、無事終了しました。

  注:ただし後半は、BBSの使い方ガイダンスになります。

  BBSとはホームページから入り、会員、連絡希望の方の意見交換をする掲示板サイトのことです。ハカルワカルのお茶会企画などについて意見をいただき、できるだけ反映し、透明性をもって運営したいと思いますので、ぜひ使い方ガイダンスにご参加ください!

 場所:zoomによるオンラインでの開催、もしくはハカルワカル広場

 参加方法:当日の朝9時30分にホームページのトップにzoom参加するためのURLを発表します。

 オンラインにアクセスが難しい方は当日ハカルワカル広場に10時までにお越し下さい。

 *ご意見、ご質問のある方はハカルワカル広場まで

  電話:042-686-0820 メール:hachisoku@gmail.com

 *会員の方で総会資料を事前にご覧になりたい方は、問い合わせフォームの「題名」の蘭に、「総会事前資料請求」と記入して問い合わせを送ってください。問い合わせフォームに記入されたメールアドレス宛に資料をメールに添付して送ります。事務処理の都合上発送までには日にちがかかる場合がありますことをご了承ください。
メールで受け取りが不可能な方は、お手数ですが測定室が開いている火曜〜土曜の午前中に測定室へお越しください。

ハカルワカル広場

2021.5.12

10年目の土壌測定プロジェクト、始めました(プロジェクトは終了しました)

安心は測ることから

10年目の放射能汚染を測定しましょう。10年前の数値と比較すると、放射性セシウム汚染がどれだけ減ったかが分かります。

2012年ハカルワカル広場の測定では、土壌 215検体(検出 209検体、検出率 97%)、Cs137 平均 284 Bq/kg、Cs134 平均 218 Bq/kgでした。
また、半減期の減衰曲線から、Cs137+Cs134のセシウム残存率はCs137 79%、Cs134 3%、Cs137+Cs134 83%です。

ハカルワカル広場(八王子市民放射能測定室)は、市民が設立した測定室です。子供を放射能の内部被ばくから守るため、食品、土壌の放射能測定を行っているボランティア団体です。子供たちの未来を守りたい、市民の役に立ちたいとボランティアが汗を流しています。

たゆまず、休みなき努力によってこそ、「信念」は「豊かでゆるぎなき体験」に変わるのです。 マハトマ・ガンジー

10年目の土壌測定プロジェクト ご案内はこちらからダウンロード

10年目の土壌測定プロジェクト チラシはこちらからダウンロード

2020.11.01 ハカルワカル広場

ハカルワカル広場 お茶会: 講演会・映画会・トークセッション・パネル展の
資料保管庫

2021年 リンク2020 リンク2019 リンク2018
日付 種類 講演会・映画会・パネル展の名称 講師 HP チラシ 寄稿文・まとめ 資料 映像
2021.05.10ハカってワカった話ブックレット二宮志郎資料
2021.05.08トーク私はあいちゃんのランドセル菊池和子案内チラシ会報36号
2021.04.03講演会放射能測定について案内チラシ
10年目の土壌測定プロジェクト佐々木晃介会報36号資料
放射能測定の基本二宮志郎会報36号資料
2021.02.06講演会教育の現場から宮澤弘道案内チラシ会報35号
2021.01.09講演会2021「核と原発のない世界」へむけた展望と課題竹峰誠一郎案内チラシ会報35号

5月8日のお茶会のご案内

私はあいちゃんのランドセル」講師:菊池和子さん

5月8日10時からの定例お茶会は、写真家の菊池和子さんを講師に迎え、写真紙芝居で、写真を見せながらトークをするという独特のスタイルでフクシマの今を語っていただきます。

*とき:5月8日(土)10時~12時

*参加方法:オンラインの講演会です。当日朝9時15分にここに(ホームページに)参加のためのURLを発表します(ズームが初めての方は9時15分からガイダンスを行いますので、9時15分にご参加ください)。

テレお茶会は無事終了しました。

テレお茶会に参加された方の感想ページはこちらです。

 なお、オンラインへのアクセスが難しい方は当日10時までにハカルワカル広場へおいで下さい。

原発事故から 10 年。現地に通い続け、そこで暮らす人々に寄り添い、カメラに収め続けてきた作者が、事故の現実を、ふるさとで過ごすモノたちのひとりごととして、写真絵本にしました。フクシマをより多くの人へ、より幅広い世代へ伝えたいと、作者自身が朗読します。そして今のフクシマを語ります。

菊池和子さんプロフィール

1945 年中国石門市(現河北省石家荘)生まれ。東京学芸大学卒業後、東京都公立学校教員となる。
48 歳の時から夜間の写真学校で学ぶ。54 歳で教職を辞し、ポルトガル・リスボン市で 6 年間暮らす。2008 年に帰国。
【主な作品】
・筋ジストロフィーの少年の 13 年間を追った「しんちゃん」「二十歳になりました」「命の限り」
・在日韓国・朝鮮人一世のアイデンティティを追った「チマ・チョゴリの詩が聞こえる」「釜山で聞く日本の詩」
・ポルトガルの空気感を撮った[PORTUGAL]
・東日本大震災の釜石をレポート:「大震災の爪あと」「私たちは生きている」「葉脈の街に明日を探して」
・福島原発事故の記録:「フクシマ漂流 東日本大震災・福島第一原発事故から 4 年目の福島を行く」「フクシマ無念 ふる里追われて 5 年」「この大地奪われし人々」「福島芸能の灯消さず 震災を生きる人々」 写真絵本「私はあいちゃんのランドセル」フォトエッセイ「ふるさとは帰ってきたか」

【今後の予定】
4/1~4/30 写真展「私はあいちゃんのランドセル」
新宿駅東口ルミネエスト B1F ビア&カフェ「BERG」店内

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

ハカルワカル広場

2021.4.24

チラシのダウンロードはこちら