10年目の土壌測定プロジェクト、始めました(プロジェクトは終了しました)

安心は測ることから

10年目の放射能汚染を測定しましょう。10年前の数値と比較すると、放射性セシウム汚染がどれだけ減ったかが分かります。

2012年ハカルワカル広場の測定では、土壌 215検体(検出 209検体、検出率 97%)、Cs137 平均 284 Bq/kg、Cs134 平均 218 Bq/kgでした。
また、半減期の減衰曲線から、Cs137+Cs134のセシウム残存率はCs137 79%、Cs134 3%、Cs137+Cs134 83%です。

ハカルワカル広場(八王子市民放射能測定室)は、市民が設立した測定室です。子供を放射能の内部被ばくから守るため、食品、土壌の放射能測定を行っているボランティア団体です。子供たちの未来を守りたい、市民の役に立ちたいとボランティアが汗を流しています。

たゆまず、休みなき努力によってこそ、「信念」は「豊かでゆるぎなき体験」に変わるのです。 マハトマ・ガンジー

10年目の土壌測定プロジェクト ご案内はこちらからダウンロード

10年目の土壌測定プロジェクト チラシはこちらからダウンロード

2020.11.01 ハカルワカル広場

ハカルワカル広場 お茶会: 講演会・映画会・トークセッション・パネル展の
資料保管庫

2021年 リンク2020 リンク2019 リンク2018
日付 種類 講演会・映画会・パネル展の名称 講師 HP チラシ 寄稿文・まとめ 資料 映像
2021.05.10ハカってワカった話ブックレット二宮志郎資料
2021.05.08トーク私はあいちゃんのランドセル菊池和子案内チラシ会報36号
2021.04.03講演会放射能測定について案内チラシ
10年目の土壌測定プロジェクト佐々木晃介会報36号資料
放射能測定の基本二宮志郎会報36号資料
2021.02.06講演会教育の現場から宮澤弘道案内チラシ会報35号
2021.01.09講演会2021「核と原発のない世界」へむけた展望と課題竹峰誠一郎案内チラシ会報35号

5月8日のお茶会のご案内

私はあいちゃんのランドセル」講師:菊池和子さん

5月8日10時からの定例お茶会は、写真家の菊池和子さんを講師に迎え、写真紙芝居で、写真を見せながらトークをするという独特のスタイルでフクシマの今を語っていただきます。

*とき:5月8日(土)10時~12時

*参加方法:オンラインの講演会です。当日朝9時15分にここに(ホームページに)参加のためのURLを発表します(ズームが初めての方は9時15分からガイダンスを行いますので、9時15分にご参加ください)。

テレお茶会は無事終了しました。

テレお茶会に参加された方の感想ページはこちらです。

 なお、オンラインへのアクセスが難しい方は当日10時までにハカルワカル広場へおいで下さい。

原発事故から 10 年。現地に通い続け、そこで暮らす人々に寄り添い、カメラに収め続けてきた作者が、事故の現実を、ふるさとで過ごすモノたちのひとりごととして、写真絵本にしました。フクシマをより多くの人へ、より幅広い世代へ伝えたいと、作者自身が朗読します。そして今のフクシマを語ります。

菊池和子さんプロフィール

1945 年中国石門市(現河北省石家荘)生まれ。東京学芸大学卒業後、東京都公立学校教員となる。
48 歳の時から夜間の写真学校で学ぶ。54 歳で教職を辞し、ポルトガル・リスボン市で 6 年間暮らす。2008 年に帰国。
【主な作品】
・筋ジストロフィーの少年の 13 年間を追った「しんちゃん」「二十歳になりました」「命の限り」
・在日韓国・朝鮮人一世のアイデンティティを追った「チマ・チョゴリの詩が聞こえる」「釜山で聞く日本の詩」
・ポルトガルの空気感を撮った[PORTUGAL]
・東日本大震災の釜石をレポート:「大震災の爪あと」「私たちは生きている」「葉脈の街に明日を探して」
・福島原発事故の記録:「フクシマ漂流 東日本大震災・福島第一原発事故から 4 年目の福島を行く」「フクシマ無念 ふる里追われて 5 年」「この大地奪われし人々」「福島芸能の灯消さず 震災を生きる人々」 写真絵本「私はあいちゃんのランドセル」フォトエッセイ「ふるさとは帰ってきたか」

【今後の予定】
4/1~4/30 写真展「私はあいちゃんのランドセル」
新宿駅東口ルミネエスト B1F ビア&カフェ「BERG」店内

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

ハカルワカル広場

2021.4.24

チラシのダウンロードはこちら


開室します!

長らくご不便をかけしましたが、3月9日(火)より、午前中のみ(10時~12時)ですが、開室いたします。

コロナ感染防止のために、測定室に来室時、マスク着用、アルコール消毒液での手指消毒の徹底をお願いします。(備え付けています。ご利用ください)

なお、測定などで連絡が必要な場合は、以下の連絡先へご連絡ください。
電話:042-686-0820
メール:hachisoku@gmail.com
ハカルワカル広場は市民と市民が出会う場でもありますので、一日も早く再開できるよう開室することにいたしました。
10年目の土壌測定プロジェクト、ゼオライト・プロジェクト、食品の放射能測定などにご利用下さい。
また、オンラインでのテレお茶会を行っていますので、ホームページでご確認下さい。
コロナには、皆さまもくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
ハカルワカル広場
2021.3.8

4月お茶会「放射能測定について」のご案内

 今年はあの福島原発事故から10年目を迎えます。忘れもしないあの大事故。放射能は空中に飛散し、大地を覆い、人々を被ばくさせた。その悲惨さを二度と繰り返してはならない。子どもたちを放射能から守りたいとハカルワカル広場は放射能測定の活動をしてきました。

4月のハカルワカル広場の定例お茶会「放射能について」のご案内です。

テレお茶会は、無事終了しました。

お茶会に参加された方の感想ページはこちらです

月3日(土)10時からオンラインで行います。
ご参加のURLはハカルワカルのHPに当日朝9時30分に発表します。

なお、オンラインでのアクセスが難しい方は、当日の朝10時までにハカルワカル広場へおいで下さい。
*お問い合わせ、ご質問はハカルワカル広場
 電話:042-686-0820、メール:hachisoku@gmail.com

皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

ハカルワカル広場
2021.3.13

チラシは下記リンクからダウンロードできます。

2月定例お茶会のご案内

 今年はあの福島原発事故から10年目を迎えます。忘れもしないあの悲惨な事故、そして空中に拡散し、大地を汚染し、人々に被ばくさせた放射能。 その悲惨さを二度と繰り返してはならない、子どもたちを放射能から守りたいとハカルワカル広場は放射能測定やその他の活動をしてきました。

 その間、原発、放射能について学校ではどのような教育が行われてきたでしょうか? 一番放射能の影響を受けるのは子どもたちだという観点から、今回は学校の放射能教育について(他の諸問題についても)、現場の教師から講演をいただきます。次世代の子どもたちを放射能の危険から守るために、どうすればよいのでしょうか? 共に考えたいと思います。奮ってご参加ください!

           ~~ 記 ~~   

  *講演 : 『教育の現場から ― 放射能教育の問題点

  *講師 : 宮澤弘道さん(東京都公立学校教員)

  *日時 : 2月6日(土)朝10時~12時 (9:30頃zoom開室予定)

  オンライン講演会をzoomにて行います。

オンライン講演会『教育の現場から ― 放射能教育の問題点』は無事終了しました。

テレお茶会の感想はこちら

なお、オンラインでのアクセスが難しい方は、当日の朝10時までにハカルワカル広場へおいで下さい。

  *お問い合わせ、ご質問はハカルワカル広場へ

   →電話:042-686-0820、メール:hachisoku@gmail.com

皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

ハカルワカル広場

2021.1.19

チラシはこちら

PDFでも以下のリンクからダウンロードできます。

2021年1月9日(土)お茶会:「核と原発のない世界」 へむけた展望と課題のご案内

1月9日(土)定例お茶会は午前10時よりオンライン講演会です。次のタイトルで行います。

なお、当日の参加のURLは当日9:30にここに発表します。

2021 「核と原発のない世界」 へむけた展望と課題 〜 核兵器禁止条約、グローバルヒバクシャ、 そして福島第一原発事故を結んで

講師:竹峰誠一郎さん

10月25日核兵器禁止条約の批准国が50カ国・地域に達し、いよいよ来年1月22日に国際条約として発効します。核兵器は開発も保有も使用も違法となる時代が来るのです!

この画期的な時期に、「グローバルヒバクシャ」研究の第一人者、竹峰誠一郎さんを講師に上記の演題でオンライン講演会を実施します。

竹峰誠一郎さんはビキニ水爆実験などで被ばくしたマーシャル諸島住民に現地調査を重ね、「グローバルヒバクシャ」の概念を打ち立てた研究者です。講演の主旨を次のように述べています。

「2021 年はいよいよ核兵器禁止条約が国際法として効力を発する年になります。そして 3 月には東電福島第一原発事故からは 10 年という節目も迎えることになります。「核と原発のない世界」にむけて 2021 年はどんな年なのかをまず押さえていきます。そのうえで、日本という枠にとどまらず、かつ世界の大国の国家動向のみに目を奪われるのではなく、マーシャル諸島をはじめ世界の核被災地へと想像力の射程を広げ、「核と原発のない世界」にむけた展望と課題を語ります。」

2021「核と原発のない世界 へむけた展望と課題」講演会チラシはこちら

ご期待を、そしてぜひご参加ください!

ハカルワカル広場

2020.11.25

掃除機のゴミ、過去データを振り返る

測定室は、コロナ対策を取りながら午前中限定開室という状況下、6月〜9月の4ヶ月間で27検体の測定を行いました。「掃除機のゴミ、八王子絹ケ丘」の検体は6月と9月に測定して、いずれも不検出でした。過去に長い間検出が続いてきた、この同じ場所の掃除機のゴミに注目してみます。

掃除機のゴミ、過去データを振り返る

赤い縦線が662keV・Cs137のスペクトル、青い縦線が796keV・Cs134のスペクトルを示します。2013年2月のデータが突出して高いピークを示しているのは、この回の検体が震災直後の埃を含んでいたからのようです。その次に高いピークのデータが2013年12月のデータで、この時のCs137の測定結果は約200Bq/kgでした。

2017年以降はそれほど差がわからなくなっています。これは検体質量が100g程度である関係から測定限界値に近いところになって、誤差の大きな測定になっているせいでしょう。ちなみに、2019年11月のCs137測定結果は約50Bq/kgでした。一番下に来ているグラフが2020年6月の検体で、確実に50Bq/kg以下になったようです。

減り方が土壌より早い?

2013年から6年程度かけて、1/4以下に減ったという事実が興味深いところです。外の土埃を家の中に持ち込むことが掃除機のゴミから検出される大きな原因だと思われますが、土壌のCs137はこの間で1/4以下になるような減り方はしていません。土埃となって再浮遊しやすいCs137は、土壌内のCs137より減り方が激しくなっていて、そのことが影響しているのではないかと推測します。 土壌でも場所によっては早く減っているかもしれません。ハカルワカル広場で計画している「10年目の土壌測定プロジェクト」もあります。みなさんも身近な場所のデータに注目してみてください。

祝!核兵器禁止条約、50カ国批准達成、国際条約へ

 朗報です!昨日10月24日、ホンジュラスが50番目の核兵器禁止条約の批准国となりました。これで核兵器禁止条約は来年1月22日に国際条約として発効します。

 ヒバクシャの悲願だった、「核兵器は作っても、持っても、使っても違法」の国際条約がついに発効します。これまで地道に努力されてきたヒバクシャ、ican、すべての皆さまに敬意をささげます。お祝いしましょう!

ハカルワカル広場

2020.10.25