3月5日(土)のお茶会は、Aya Domenig監督の“Silent Fukushima”(完全版)のオンライン上映会です。
“Silent Fukushima” は福島が原発事故から10年経ってもその傷が癒えぬままに放置され、沈黙を強いられている現実を描き、またオリンピック開催により原発事故からの復興を演出しようとする日本の現状を描いた映画です。いわば、現在の日本のあらゆる問題が凝縮して描かれている映画と言ってもよいかもしれません。映画には福島への無関心と闘う5人のアーティストが登場し語ります。
映画は昨年オンラインで公開され、好評を得ましたが、今回は監督のご厚意により完全版を上映します。またゲストスピーカーとして、Aya Domenig監督もスイスからご出演いただきます。さらに、映画にも登場される中筋純さん、グローバルヒバクシャ研究の竹峰誠一郎さん、分子生物学者で福島支援をされている河田昌東さんをゲストスピーカーとしてお迎えし、コメントをいただき議論を深めたいと思います。
【要項】
*日時:3月5日(土)10:00~12:00
*方法: zoomを使用したオンライン上映会(各自のパソコンでご覧下さい)
*当日朝9:30分以降にハカルワカル広場のHPトップページよりご参加になれます。
オンラインへのアクセスが難しい方は当日ハカルワカル広場へ直接朝10時までにおいで下さい。
*なお、恐縮ですが、500円以上のカンパをお願いできればありがたいです。
(カンパの方法)〇会員の方は2022年度の会費と共に後日お送りする振り込み票にてお願いいたします。〇また会員でない方は、次のゆうちょ銀行口座へお願いいたします。
ゆうちょ銀行:00180-8-290904(八王子市民放射能測定室)他行からは:018-0224460(八王子市民放射能測定室)へ。
*お問い合わせ、ご意見はハカルワカル広場へ
電話:042-686-0820 Eメール:hachisoku@gmail.com
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
ハカルワカル広場
2022.2.14
Silent Fukushima の再上映有り難うございました。今回は完全版ということで改めて見直すことができました。おしどりマコケンさんの諦めない活動、アーサービナードさんのお話を交え中筋さんが撮られた写真が現状をまざまざと伝えていました。竹峰さんの何がSilentにさせているのか?と言う問いと外からだけではなく内から発される声も聞くべき(だったと思うのですが)も大切だとは思いますが中筋さんが仰っていたように、広島で写真展をした折80代の方が原爆の体験を語り始められたと伺い当事者が語り始めるのには時間と場が必要なのだと思います。たまたまその日の夕方NHKで「こころフォトSP』と言う番組で津波で3人の子供を亡くされたご夫婦のことが放映されこの11年の苦しみを話されていました。
最後に竹峰さんがアレクシェーヴィッチの言葉を引用され(小さき人々の声に注目しなければならない)と述べられたことに感動いたしました。
ハカルワカル広場が小さきものの声をすくい取る場であって欲しいと願ってやみません。