測定室と南相馬をつなぐ会

みなさん、

「つながろう八王子」で活躍しながらも、ハカルワカル広場に多大な協力をしてくださっていた佐藤さんが、7月に故郷の南相馬市に帰ることになりました。福島の人たちの思いを私たちに様々な形で伝えてくれる貴重な人がいなくなってしまうのは大変残念ですが、これから先は南相馬にいながら私たちと南相馬の人たちの間の交流の橋渡しをしてくれることと思います。

そういう期待をこめて、「お別れ会」ではなくて新しく南相馬との関係を作っていく始まりとして、「測定室と南相馬をつなぐ会」としてちょっとした宴を開いて、佐藤さんを送ってあげようと思います。

7月7日(土)夜の6時半ごろから私(二宮)の家で開きたいと思います。私の家は狭いので7、8人も集まるとぎゅうぎゅうになってしまうので、「参加希望が殺到したらどうしよう」という不安はあるのですが、とりあえずこのホームページをいつも見てくれる人みなさんに呼びかけてみます。参加希望の方は私宛かhachisoku宛にメールください。
本当に参加希望殺到になってきたら、この投稿にコメント書いて報告しますので、それまでは遠慮なくどうぞ。私の娘と一緒に遊べるお子さんは一緒に連れてきても大丈夫だと思います。

台風接近のため、早めの店じまいします

本日(6月19日)はこの後強い勢力の台風が関東に接近(上陸?)とのことで、だんだん風雨が強くなってきました。

本日の測定は予約の5件を全て終了しましたので、スタッフ一同、早めに店じまいして帰宅します。

台風は明日の朝には関東を通過していると予報ではでていますので明日の測定業務は通常通りを予定していますが、台風一過の風が強いとの予報ですので、明日の予約者の皆さん、ボランティアの皆さんはお気をつけていらしてください。

 

チャリティ企画: 親子えいごあそびの会 を開催します!

毎回好評の「チャリティ企画: 親子えいご遊びの会」ですが、今回は8月6日~9日に行われる「第2回 親子で八王子☆体感合宿」(福島の親子を八王子へ招待する企画)へのカンパとさせていただきます。
 
直前のご案内になってしまいましたが、ご都合の良い方は是非ご参加ください。
(毎回好評ですぐに定員が埋まってしまいますので、早めのご連絡をお願いします。)
 
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「第2回 親子で八王子☆体感合宿」を勝手に応援する企画」

親子えいごあそびの会@ハカルワカル広場

★6月19日(火) 11:00~11:40
★場所: ハカルワカル広場内フリースペース
★参加費:500円
★対象:0歳~3歳の子どもと保護者6組(先着順)
★内容の紹介:
 ・マザーグースのわらべ歌(英語の童謡)を聞きながら、指遊び、手遊び、体を使ったリズム遊び、
  英語絵本の読み聞かせを通して、楽しく遊びながら親子のコミュニケーションをはかります。
 ・講師(ポンキチ)は南大沢や北野で3年以上親子遊びサークルを主催しています。
★その他
 ・お申し込みは直メールでお願いします。(ponkichi8oj@gmail.com
 ・英語が話せなくても大丈夫です!
 ・英語教室ではありません。
 
今回皆さんにいただいた参加費は部屋代を除いて全額「八王子体感合宿」の企画へカンパさせていただきます★
親子で楽しく遊んで、福島の子どもたちへのカンパにもなりますので、是非ご参加くださいませ~♪
ハカルワカル広場の見学もできます!
ご応募お待ちしていま~す!

6月7日、石森八王子市長が突然測定室を訪問されました!

今日正午近く石森市長が測定室を電撃訪問されました。前触れなく、突然の来室で、驚きましたが、精一杯温かくお迎えしました。ちょうど、高橋さんを始め守る会の方たちが6,7人、スーパーで買い物した食品を測定するプロジェクトでいらしていたので、一緒に市長へお願いする形になりました。

秘書一人を連れての来室。ドアが開いて、二人の男性が見えたので、けげんな顔で、どなたでしょうかという表情をしていたのではないかと思います。「石森です」と名乗られて、初めて市長だとおわかり、「ようこそいらっしゃいました」というのが精いっぱいでした。

初めに、測定器を説明。測定中のパソコンの画面のスペクトルもみていただきました。それから、測定室の立ち上げの趣旨「子どもを内部被ばくをから守りたい」、「多くの市民のニーズがあること、すなわち、5月末までで460検体測定していること」、「市民の小さな寄付を集めて設立されたこと」、「運営はボランティアによっていること」などを手短に話し、「これだけの市民の不安があり、ニーズがあるので、本当は行政がやるべきことだと思う。ぜひ、助成してください。」とお願いしました。

市長は「秋には、市民の提案事業への助成制度の募集もあるので、それを利用するなどしてください。」との回答でした。

時間がないので話しを進め、「給食を市が測定するのに、1食丸ごとミックス測定の方法でやると言っている。その方法では、消費者庁貸与のシンチレーションタイプの測定器では、下限値が10ベクレル程度なので、汚染の高い食品が入っていても検出できない。ぜひ、私たちの測定データを活用するなどして、疑わしい給食素材を測定してほしい。また、どうしても丸ごとミックスなら、ゲルマニウム半導体測定器を市で買ってください」と訴えました。

守る会の高橋さんが「市長選では、質問に答えていただきありがとうございました。行政として、子どもを守ると言う姿勢を見せてほしい。市場は全量検査ではないので、地場のものも含め測ってみないとわからない。測って終わりではなく、その先のものを考えて行く必要が大きい」とお話しされました。

市長は、「素材は都や国が測定して、安全なものが流通しているので、給食の測定で二重の測定となる。それで保護者に安心してもらいたいと考えている。ゲルマニウム測定器を購入する件は、測定器だけを購入すればいいという話ではないので、、、、」と言われたので「人件費の問題があるなら、私たちがボランティアで測定します」と手をあげておきました。

このあたりで、秘書が時間ですのサイン。合計12,3分(14,5分?)の滞在だったでしょうか? 風のごとくに去られました。

この訪問が、「予備的に様子を見に来ただけ」で、また改めてゆっくり時間をかけて来ていただけることを切望しています。決して、「行きましたよ」というアリバイ作りでないことを望んでいます! せっかく仲野さんがタウンミーティングで要請してくれた測定室への市長訪問という機会が、僅か12,3分、それもこちらの体制が整えられない突然の訪問とは思いたくないです。

突然でしたので、写真も記録も取っていません。記憶も不正確なところがあるかもしれません。6,7人の守るか会の方もおられたので、間違いがあれば、訂正、補充をお願いします。

小さな赤ちゃんを抱っこしたり、おんぶしたりして測定に来ておられたお母さんたちを見て、市長が、感じるものがあることを、祈る思いです。(西田 )

林洋子さんの「さようなら原発」集会での朗読を聞いて

6。.6.さようなら原発集会@日比谷野音の、林洋子さんの朗読を聞きたくて、また応援したくて参加してきました。(林さんはもちろん、測定室のボランティアスタッフです!) 全国各地からの、原発反対署名に付けられた手紙を、林さんは、その人たちになり変ったように朗読されました。原発労働者の近親者の方、主婦の方、遠い離島の方などの一様でない原発反対の想いを朗読されると、会場は水を打つたように静まりかえりました。「次世代のためにも、自分たちのためにも、もう原発は止めよう」という想いを会場のみんなが共有していた瞬間でした。力強い朗読に、私たちの林洋子さんが朗読されている!と、とても誇らしく感じました。
大江勘三郎さん、落合恵子さんの話も説得力があったけれど、加藤登紀子さんの歌も素晴らしかったけれど、一人ひとりの市民の署名を集める努力がこの運動の基盤なのだと感じ、それを代読される林さんに、心から感謝したいと思いました。寒かったけれど、心は温かになった夜でした。もちろん、デモの後、二人でワインでお疲れ様会をやって帰りました。(西田)

AT1320AのMDA(検出下限値)

MDAというのは、Minimum Detectable Activityの略で、AT1320Aの測定結果では検出下限値として表示されています。

このMDAはどのようにして求めているのかをATMTEXの代理店のアドヒューテックに問い合わせたところ、
このIAEAのドキュメントに載っている計算式による、ということです。

MDAを求めるのに大きく二つの方式があるのですが、ここではCurrieの方式が採用されています。他にKaiserの方式があり、日本ではこちらの方式の方がまだ主流のようです。

このCurrieの方式とKaiserの方式には、かなり考え方に違いがあり、それを理解するのは少し難しいです。

以下の文書などが参考になります。
http://goo.gl/KgEKH
http://goo.gl/SsQfa

Kaiserのバックグランドの測定値の3σを下限値にする方式は割とすんなり理解できると思うのですが、その理解の延長でCurrieを理解しようとすると無理があり、どうにもわからなくなります。私自身もしばらく悩みました。
Currieを理解しようとすると、「値Aと値Bが本当に離れている値として計測できるのかどうか」という異なる視点で見てみる必要があります。そうすれば、見誤ってしまう危険率という概念がわかってくると思います。よーく考えれば、こちらの方がKaiserの方式よりも合理的だとわかります。

Currieの考え方では、バックグランドから有意に離れている値であるかどうかというのを、「実際には離れていないのに間違って離れてしまっていると見る危険率をα、実際には離れているのを間違って離れていないと見る危険率をβとして、そのα、βの危険率を5%にできるところをMDAとする」という考え方です。

このMDA(検出下限値)以下の測定値に関しては、「ないものをあるとしてしまったり」「あるものをないとしてしまったり」という確率が高すぎるわけで、その数値をもとに議論しても意味がないというレベルです。

MDA以下の数値で何かを語りたいという人は、まずMDAの意味を100%理解して、それから語りかける対象の人もMDAの意味を100%理解していることを確認してからにした方がいいでしょう。

月例のお茶会&運営委員会の報告文書

毎月のお茶会と運営委員会で話し合った内容を報告します。

現場でプロジェクタで表示しながら発言内容を書き留めた内容を少し修正した程度の内容になります。きちんとした読みやすい議事録になっていない点はご容赦願います。

みなさんに報告することと、忘れないように記録することを目的にしています。

来週のボランティア 募集

ボランティアスタッフのみなさま、

来週のボランティアシフトですが、シフト表で「2人」となっている時間帯へのご協力をお願いします!

2人ですと、見学来訪者や電話応対など、急な対応ができませんので、各時間帯3名以上(理想は4名)で運営していきたいと思っています。

5日(火)シフト1

6日(水)シフト1

7日(木)シフト2,3

8日(金)シフト2,3,

よろしくお願いします!

 

 

ボランティア初期研修を行います!

6月4日(月)15時~16時半にボランティア初期研修を行います!

予約不要でどなたでも研修を受けることができます。

研修の内容は、測定作業の方法・測定値の見方の他、ボランティア登録の仕方や測定予約の受け方、その他測定室の1日の仕事全般です。

ちなみに、この日の研修用検体は、ちょっと実験的なものを用意します。お楽しみに♪