本日(12月20日(土)〉で、ハカルワカル広場の今年の測定活動は終了しました。
12月21日(日)より来年の1月5日(月)まで閉室とさせていただきます。
原発再稼働が次々と予告されています。来年も厳しい年になりそうですが、ハカルワカル広場は「原発の無い社会」を目指して、活動してまいります。皆様とともに、少しでも先へ進んでまいりましょう。 来年もよろしくお願いいたします。良い年をお迎えください!
ハカルワカル広場
ハカルワカル広場
本日(12月20日(土)〉で、ハカルワカル広場の今年の測定活動は終了しました。
12月21日(日)より来年の1月5日(月)まで閉室とさせていただきます。
原発再稼働が次々と予告されています。来年も厳しい年になりそうですが、ハカルワカル広場は「原発の無い社会」を目指して、活動してまいります。皆様とともに、少しでも先へ進んでまいりましょう。 来年もよろしくお願いいたします。良い年をお迎えください!
ハカルワカル広場
映画「シロウオ」の上映会は、12月6日(土)に、盛況のうちに終了しました。
同日、午後2時半より、北野市民センターホールで行いました。およそ200名近くの参加者があり、盛況でした。原発を拒絶した町や村の住民たちへのインタビューで構成されたドキュメンタリー映画ですが、自分の言葉で、「なぜ原発立地を拒否したか」を語って、感銘を与えました。
映画終了後の第2部では、浜岡原発反対運動をされてきた、伊藤夫妻を迎え、パネルディスカッションを行いました。原発立地の自治体の現状をお話ししていただきました。最後に「原発立地を決めるのは、立地市町村だけではなく、あなたです。」という言葉が胸に突き刺さりました。私たち一人一人が当事者なのです。原発の無い社会を実現するために、何をすればいいのかを考えた映画会でした。
ご参加いただいた皆様、ご協力くださったボランティアの皆様、ありがとうございました。
ハカルワカル広場
第8回ハカルワカル映画会は、映画「シロウオ」を上映いたします。原発立地計画を断念させた町(ここでは、和歌山県日高町と、徳島県阿南市)の住民へのインタビュ―により構成。 どうして原発立地反対運動が成功したのか、、、、。一人一人の住民の方の素朴な言葉の中に、自然と仕事を守ろうとする力があります。
映画終了後は、反対運動をしながらも原発立地を余儀なくされた町(浜岡原発)の方もお招きし、「意見交流会」を予定しております。原発の無い社会を作るために、彼らに学びたい、そして、今私たちにどんな行動ができるか?と企画しました。ぜひ、ご覧ください。ご一緒に考えていきましょう!
時:12月6日(土)午後2時30分より(開場:午後2時)
場所:北野市民センターホール(京王線北野駅前)
参加費:前売り1000円/当日売り1200円(障害のある方、高校生以下無料)
託児あり。(2歳以上、10日前までにお電話でご相談ください)
詳細は下のチラシをごらん下さい。
「シロウオ」監督のかさこさんが、巻頭言を寄せて下さった、ハカルワカル広場だより11号は、次のリンクからダウンロード可能です。資料室にもリンクを作ってあります。
映画「シロウオ〜原発立地を断念させた町〜」 紹介動画
二宮 志郎
測定データの集計表は2014年9月24日〜2014年11月7日分になります。
検体種類 | 検体数 | Cs137 | Cs134 |
土・砂 | 24 | 21 | 20 |
土混じり植物 | 0 | 0 | 0 |
土・その他 | 0 | 0 | 0 |
泥、泥水 | 0 | 0 | 0 |
池水、川水 | 0 | 0 | 0 |
雨水・雪 | 0 | 0 | 0 |
水・その他 | 0 | 0 | 0 |
葉菜 | 1 | 0 | 0 |
根菜 | 1 | 0 | 0 |
果実・果菜 | 5 | 3 | 2 |
穀類 | 11 | 1 | 0 |
きのこ類 | 8 | 2 | 1 |
魚介類 | 7 | 0 | 0 |
肉類 | 0 | 0 | 0 |
卵類 | 0 | 0 | 0 |
水産加工品 | 0 | 0 | 0 |
肉類加工品 | 0 | 0 | 0 |
野菜・果実類加工品 | 1 | 0 | 0 |
穀類加工品 | 0 | 0 | 0 |
飲料 | 0 | 0 | 0 |
食品混合 | 0 | 0 | 0 |
茶葉 | 2 | 2 | 2 |
ペットフード | 0 | 0 | 0 |
芽・茎野菜 | 1 | 0 | 0 |
海草類 | 0 | 0 | 0 |
食品・その他 | 2 | 0 | 0 |
植物葉 | 1 | 0 | 0 |
植物茎・枝 | 1 | 0 | 0 |
植物根 | 2 | 0 | 0 |
木質ペレット | 0 | 0 | 0 |
植物・その他 | 0 | 0 | 0 |
灰 | 0 | 0 | 0 |
炭 | 1 | 0 | 0 |
その他 | 0 | 0 | 0 |
総計 | 65 | 29 | 25 |
八王子近辺の栗は今までに何度か測定したことがあるのですが、検出になったことはありませんでした。震災の翌年の2012年では八王子の栗を3検体測定していますがいずれも不検出でした。
今回日野の栗で微量とは言え検出されたことは少し驚きでした。その栗のスペクトルを少し見てみましょう。
下のラインがバックグランド、上のラインが栗を測定した時のスペクトルを示しています。バックグランドに対して高く山になって盛り上がっているところが何らかガンマ線が出ていると考えられます。微量に検出される時の特徴ですが、セシウムよりも自然放射能の方が強く出て、それと見分けるのが難しくなっています。矢印を書き込んだセシウム137のスペクトルである662keVのところが、左のビスマス214の影響と思われる山の下がってくる曲線上にあります。ここで少し踊り場高原のような部分が作られていますが、それがセシウムの存在を示します。踊り場高原がなければ「検出」と出ても誤検出と判断するところです。
映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」
監督 かさこ
原発計画がありながら計画を阻止した町が30以上もあることをご存知だろうか。私は恥ずかしながら2011年に福島で原発事故が起きる以前はまったく知らなかった。
かつて日本各地に原発計画が持ち上がったのは数十年前のこと。高度経済成長期に、石炭や石油に依存せずに発電できる原子力は、輝かしい未来のエネルギーとして喧伝された。当時はチェルノブイリ原発事故も福島原発事故も起きていない。だから多くの国民は原発にもろ手を挙げて賛同したと思っていた。
ところが違った。もうその頃から原発の危険性に気づいた住民がいて、原発反対運動を行っていた。しかも国策で進められようとしていた原発計画を30以上の町が阻止したという事実に私は愕然とうちのめされた。原発の安全神話のウソをすでに見抜いた人がこんなにも多くいた。「いつか必ず事故が起きる。だからこんな危険なものを建てるわけにはいかない」。その事実を知った時、福島の事故は防げたのではないか。そんな悔しさがこみ上げる。にもかかわらず、未だに原発神話にしがみつき、原発再稼働が次々と行われようとしている。
原発計画を葬り去った住民は当時、何を思い、原発に反対したのか。30以上の町の中で、海を挟んで互いに協力し合った和歌山と徳島の住民にスポットを当て、当時の話を聞いた。それをまとめたのがドキュメンタリー映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」である。
多額の補償金を積まれながらも彼らが断固として原発に反対した理由。それは豊かな自然や故郷を守り、子や孫に恥ずかしくない大地や海を引き継ぐということだった。しかし当時はそうした考えを嘲笑する人もいた。「日本で事故が起きるわけがない」「事故が起きても町に人が住めなくなるようなことはない」。しかし彼らの懸念は2011年に現実のものとなった。
私は福島原発事故により高放射線量のため人が住めなくなった「死の町」=福島原発20キロ圏内に一度、事故後に訪れたことがある。そこで見て驚いたのは「ここは北朝鮮か」と思うほどおかしな原発賛美看板だった。「原子力豊かな社会とまちづくり」「原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力明るい未来のエネルギー」「原子力正しい理解で豊かなくらし」。悲しいかな、原発で豊かな町になるはずが、ここは今、人が住むことのできない立入禁止エリアとなった。この現実を前にして、故郷を失うほどのリスクを背負ってまで原発を再稼働する必要はないと確信した。
原発事故対応した当時の首相菅直人氏が著書で「首都圏3000万人を避難させることまで考えた」との文章を見て、己の危機意識のなさにうちのめされた。しかもたまたま運が良かったから首都圏は避難させないで済んだのだ。原発リスクは原発がある町や県だけの問題ではない。
「福島で原発事故が起きたにもかかわらず、なぜ原発再稼働させたのか?バカじゃないの!」と数年後に子や孫に後ろ指を指されないためにも、今、大人たちが自分たちのためではなく子や孫に安全な暮らしを引き継ぐため、原発問題を考えなければならないと思う。そのきっかけに映画「シロウオ」をご覧いただけたら幸いだ。
11月の定例お茶会を11月1日(土)10時からハカルワカル広場で開催いたします。
定例お茶会では、前月の測定データについて学びあい、基本的なことから少し高度なことまで、学習します。また、測定データ以外の放射能や原発についても話し合う場です。ハカルワカルのボランティア、会員以外の方もどなたも自由に参加できます。必ず、新しい発見があるお茶会です。ふるってご参加ください!
ハカルワカル広場
雲一つない、穏やかな秋の日で、ハカルワカル広場の第4回野外親子測定体験+焼きそば大会はとても楽しく終わりました! ご参加の皆様、ご協力いただいたおっさん牧場に感謝いたします。ありがとうございました。
堀之内のおっさん牧場は、地形のせいか、八王子の平均的汚染よりかなり低かったです。
子どもの参加も6人。 これまで何度も参加している測定のベテランも。初めての方も、「測定ってこんなふうにやるのか」と納得されていたり。良い勉強の場になりました。
焼きそばも好評でした。ソーラークッキングのデモもあり、そのクッキングの成果のデザート(ケーキ、焼きりんご、焼き芋、ホカホカかぼちゃ)も太陽の威力を感じながらおいしくいただきました。
写真もご覧ください。
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10月14日(火)は、台風19号が首都圏直撃との予報ですので、測定室は閉室にいたします。 ご了解くださるようお願いいたします。
ハカルワカル広場
ハカってワカろう!
放射能測定体験(第四回)+焼きそば大会
この応募フォームにご記入ください。
電話でも応募を受け付けます。
2014年10月19日(日)午前9時〜午後2時
京王相模原線堀之内駅(予定 詳しくは応募者に連絡)
9時00分集合 9時05分出発
おっさん牧場
(京王堀之内駅より徒歩約15分)
牛もヤギもニワトリもいます。自然環境の良いところです。ピクニック気分で測定し、今回は焼きそば大会のお楽しみ付きです。
ハカルワカル広場が所有する高性能線量計(テクノエーピーTC300S, TC200S)を用いて屋外の様々な場所の放射線線量を測定しながら、福島原発事故の影響があることや、それが濃縮している場所があることなどを学ぶ。
放射能に関心のある人なら、誰でも応募可能です。(小学校高学年以上の子供大歓迎-出来れば保護者同伴で)20名程度を募集
参加費は大人一人につき500円(小学生以下のお子様は無料)、イベント保険料一人あたり50円の負担をお願いします。
2014年10月11日(土) (参加者に空きがあるため、現在も募集中)
八王子市民放射能測定室 ハカルワカル広場
電話:042-686-0820
メール:hachisoku.jimukyoku@gmail.com
Q: 雨天時はどうなるのでしょうか
A: 小雨の場合は決行します。激しい雨の場合は中止します。中止の場合には参加者に事前連絡いたします。
Q: 大人だけの参加は可能ですか
A: 可能です。ただし応募者多数時の抽選では子どもと親子連れを優先します。
Q: 子どもだけの参加は可能ですか
A: 小学生高学年以上で、集合まで及び解散後の行動に責任を持てる子どもであれば可能です。
Q: 小学生低学年以下の小さな子ども連れで参加しても大丈夫ですか
A: 参加者の方がお子さんの世話に責任を持ってくだされる場合は大丈夫です。小学生低学年以下は直接測定活動には参加せず周りで見守ってもらう形になります。
Q: 測定活動は安全ですか
A: どういうところに放射能が濃縮しているかを勉強する上で、やや放射能汚染の高い土壌に近づくことはあります。短時間の測定活動がお子さんに与える影響は、心配が必要なレベルではありません。
このようなやや高濃度に汚染された土壌は、日常的に近づくことが避けがたいレベルで身の回りに存在しています。「その存在を学んでおくことの方が高濃度汚染土壌への長時間の接触を避ける点で得られるものが大きい」という点を納得していただいた上でご応募ください。
Q: 自分で持っている測定器を持参してもいいですか
A: 大丈夫です。グループで測定活動を行う時はハカルワカル広場所有の測定器で測定や記録の役割を分担していただくことになります。その分担作業に支障をきたさない範囲でご自分の測定器をお使いください。
Q: 服装などはどんなものがいいですか
A: 長そで長ズボン、運動靴でお願いします。
Q: 当日、車で行くことは可能ですか
A: 可能です。駐車場も複数台駐車可。但し、駐車場が限られているため、車で来られる方は、必ず事前(応募時)にお知らせ下さい。後で詳細をお伝えします。