10月6日(土)定例お茶会のお知らせ

ハカルワカル広場、定例お茶会

定例お茶会の日が来週に迫ってきました。
「原発反対八王子行動」などを通して始めてハカルワカル広場のことを知った方もいると思います。ハカルワカル広場のことに詳しくなり、そこに集まる人々と交流できるいい機会ですので、是非ご参加ください。

日時:10月6日(土)、午前10時~
場所:ハカルワカル広場

【午前中前半】

  • 9月分測定データのおさらい
  • 福島産検体測定データのまとめ

【午前中後半】

  • 意見交換
  • 食育フェスタ参加辞退にいたる食育フェスタ実行委とのやりとりについて
  • 「原発反対八王子行動」へのご協力お願い
  • ハカルワカル祭り(11月7日(土)のいちょうまつりに合わせて、街行く人を呼び込めるようなお祭りをやる予定です。バザーの企画の話などありますので、いろいろご協力をお願いする事になると思います。新しい企画の提案も歓迎です。)
  • 来年度の会員割引について

【午後、運営委員会】

  • 午前中に出た意見をまとめて、具体的に実行できる内容につめる
  • 八王子市市民活動支援センター、アクティブ市民塾に「市民講座」で参加するので測定室からも講師を出して欲しいという依頼あり

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午前中は誰もが参加しやすいように、何かしら新しい知識を吸収でき、人々と交流しながらハカルワカル広場に意見を述べることができるような場を目指しています。午後の方は運営上必要な事務的な話をする場にしています。午後の会議もどなたでも参加できるオープンな会議にしています。

八王子市食育フェスタ実行委員会から、放射能測定デモ拒否の正式回答

平成2 4年9月21日
ハ カ ル ワ カ ル広場
代表 西田 照子様

食育フェスタ実行委員会
食育フェスタ 2012 出展企画について (回答)

平成24年度食育フェスタに参加申し込みいただきまして、ありがとうございます。
さて、貴団体からの出展企画について、実行委負会で、協議した結果をお知らせいたします。
1. 検討事項
食育フェスタ会場内での「食品の放射線量測定のデモンストレーションの実施」について

2. 協議経緯について
事務局からの説明内容
「ハカルワカル広場」からデモンストレーションは来場した市民の関心をひく大変有用な展示方法であり、強く希望したい。もし危惧される点があるなら、条件 (J Aで扱う農産物と重ならない食材を用意する、市民には責任をもって団体で説明をおこなう、測定による責任はすべて団体が持つ) のもとで、デモンストレーションをおこないたいと要望された。
当初、事務局としては、屋外での測定による機器への影響、電源が用意できない、測定すると来場した一般市民に場合により不安を与える可能性がでてくるのではないか、測定値を出すことでその値が独り歩きしないか責任がとれないので、デモンストレーションは認められない、展示にとどめてもらえないかと説明したが、団体側の再度の要望を受け、 持ち帰って再度検討した。事務局は条件付でデモンストレーションを行うことを認めるということについて実行委員会に諮った。

実行委員会での主な意見
○ JA等が当日持ち込む食材はこの季節に人手できる食材であり、これを除く測定は考えられない。条件づけができない。
○ 農産物を販売する場所のそばで、デモとはいえ、食材の測定をおこなう必要があるのか。 デモで目指している目的より、多くの市民や団体が参加する食育フェスタの場で、 サンプルであっても数値が検出されたとなると大きな問題になる。それにより風評被害が発生した場合は、1団体で責任を負いきれるものではない。

3. 実行委員会の協識結果
貴団体の日頃の活動について、敬意を表するものでありますが、フェスタ会場での測定デモンストレーションについてはおこなわないでください。
ご期待に添えず申し訳ありませんが、「団体の活動報告」については実施できる内容となり ますのて、ご検討をお願いします。

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八王子保健所 食育フェスタ実行委 連絡先
042-645-5111 内線350

デモのしかたをまじめに考える

昨日、一回目の原発反対八王子行動をやってみて、どのようなデモのやり方にするか、試行錯誤で行くとは言え、真剣に考えながらやっていく必要があると感じました。

そもそも、私くらいの世代(東京新聞にも出たように私は53歳)くらいから、デモというのには、何かしら普通の人が近づくべきものではない、非常に強いネガティブなイメージが染み付いているのを感じながら育っていると思います。「デモに参加」などいうことは、何か人々に眉をひそめられることで、友人や同僚の前で堂々と言えることではないみたいな、そういう感じがずっとありました。それを振り切ってデモに行っていた人たちは、もう何か吹っ切れているので、「まわりから浮く」とか、「人々の輪が広がらない」とか、そういうことは気にしなくなってしまって、「自分の正義感みたいなものに対してどれだけ忠実に生きれるか」みたいなことしか考えてない側面があったと思います。
チェルノブイリ以降、「デモ」を「パレード」と言い換えてみたりとか、歌や踊りのパフォーマンスを入れたりとか、いろいろ努力が始まったというのはありましたが、あんなところで踊りまくれる人も別の意味で飛んでしまっている感じで、やっぱり 普通の人が近寄れるものではない感じはありました。

ここへ来て、それが変わるかもしれないという感じはするのです。でも、たぶん努力しないと変わらないでしょう。だから、ここは少しみんなで真剣に考えながら、私たちのデモを作っていく必要があると思うのです。

  • デモは身近で頻繁にやる

そもそも、これがない限りどんなに工夫しても、ごくまれに人々が大勢で行進するのを見ると、「何あれ」という異様な感じを受けるのは拭えないでしょう。そういう意味で、八王子で週一回繰り返しでやることの意義はすごく大きいと思います。

一般のデモのスタイルというのは

  • リズミカルな短いコールを繰り返しながら進む。(「原発いらない」とか言いながら歩く。
  • やや長いコールで叩きつけるように叫ぶ。シュプレヒコールと言われるやつはだいたいこれです。「東京電力は事故の責任をとれー」とかいう類。
  • 演説調で誰かがしゃべり続ける(宣伝カーのようなものがある時は、そこから呼びかけ調でしゃべり続けたりする)

楽器やいろいろ鳴り物をいれたりするにしても、基本は上の3つの組み合わせでデモの雰囲気ができるみたいなところがあります。逆に言えばこれやらないとデモの雰囲気にしにくいから、やっぱりこれやるのが楽ということです。

部分的にでも何かもう少し違うもの、特に参加者の自己表現につながるようなものが何か欲しいと思うのです。その辺を14日のデモの後に残ってくれた人たちと話しました。

  • 参加者が普通にたんたんとしゃべる

ことができるようにしたいのですが、いきなりマイク突きつけられてそれができる人はほとんどいません。実際問題あれかなり勇気いります。最初はメモ書きの棒読みでいいから、そういうのを準備してお願いできる人を探さないとだめかもしれません。

デモと直接関係ない話しでも気軽に出てくるという雰囲気ができたらすごくいいと思うのです。

「私は、南口で飲み屋をやってますので、終わったら飲みにきてください」
「うちに不要になったらベビーカーあるので、誰か買ってくれませんか」

こんな感じの話まで飛び交うようになったら、デモはもっと楽しくかつ生活の役にも立つ場所になってくるでしょう。

そういうことをいろいろ考えております。
そして、次回のデモでちょっとしゃべってくれる人大募集です。

私は「ハカルワカルのこの一週間」というので、測定結果なども交えながらたんたんとしゃべる、というのをやってみたいと思っているところです。

ご意見等ありましたら、是非これへのレスポンスで書いてみてください。

新しいカテゴリーを作りました

金八デモの様に、「測定室が直接主催したり呼びかけたりすることではないが、測定室界隈の人たちが活動している」、そういう内容も伝えていけるカテゴリーが欲しいと思います。「お知らせ」は一時的な場所でいろいろごちゃまぜになってしまっているので新しいカテゴリーを作ってみました。

あまりいい名前が見つからなかったので、「みんなの掲示板」にしておきました。このホームページを見にきてくれる人の数もかなり増えて来ていますから、地域的な情報交換にも使えるようになるのではないかと期待しています。

投稿したい内容がある人は、測定室宛メールか問い合わせページで、内容と本文が明確になるようにしてお伝えください。
必ずしも全ての投稿依頼にお答えして掲示できるとは限らないことはご了承願います。

金八デモへのご案内

次回の金八デモ(483回)は12月6日(金)です。

午後6時までに船森公園にお集まりください。

(注意)なお、11月29日の金八デモは酉の市に当たり、混雑が予想されますので、お休みとさせていただきます。ご了承ください。

金八デモ実行委員会 2024.11.8

【署名】巨額の原発新増設コストを国民からこっそり徴収する新たな制度 #RABモデル の導入をやめてください
https://foejapan.org/issue/20240915/20366/

個人の署名はこちらから>https://chng.it/dnjCThjHXV
呼びかけ人・呼びかけ団体>https://foejapan.org/issue/20240915/20366/#yobikake

八デモ実行委員会 2024.10.20

【緊急署名ご協力のお礼と報告】

先日のむつ市の中間貯蔵施設へ柏崎刈羽の使用済み核燃料を持ち込み、安全協定を締結することへの反対署名へのご協力ありがとうございました! そのお礼と報告が来ておりますので、お読みください。(下のURLをクリックしてください)

http://kiseikanshi.main.jp/2024/08/09/22334455/

金八デモ実行委員会 2024.8.20

*以下は3月8日に行った「311を忘れない」デモの様子です。

デモ出発前の全員集合写真を撮りました↓

金八デモ実行委員会 2024.3.8

3月10日の東京新聞にもこの「311を忘れない」デモの記事が載りました。以下です。東京新聞さん、いつもありがとうございます!

東京新聞 原発の恐怖 忘れない 八王子、「金八デモ」で訴え
https://www.tokyo-np.co.jp/article/314250

詳細は次のチラシをご覧ください。

金八デモ実行委員会 2024.3.8

【お知らせ掲示板

1)「~311子ども甲状腺がん裁判に関するカンパのお願い~」
 カンパのお願いが、会員の渡辺敦雄さんからありました。福島原発事故に起因する甲状腺がん裁判の原告の抱える問題は深刻です。これからの裁判は長く、生活の支援が必要と思われます。ハカルワカル広場も協力したいと思います。皆さま、ご支援をよろしくお願いいたし ます。 2
 (カンパ先)12月22日以降は次の口座へお願いします(変更になりました)
 三菱UFJ銀行 四谷支店
 口座番号:普通預金 0549130
 口座名:311甲状腺がん子ども支援ネットワーク

金八デモ実行委員


原発反対八王子行動

  • 主催: キンパチデモ実行委員会
  • 電話連絡先: ハカルワカル広場
    042-686-0820(火~土、10時~12時)
  • メール連絡先: hachisoku@gmail.com
  • 開催日: 毎週金曜日、第一回目が2012年9月14日(金)
  • 集合: 午後6時船森公園
    デモコースマップ: https://goo.gl/maps/9wALo
  • デモ出発: 午後6時半・船森公園
  • 解散: 午後7時15分ころ・船森公園


『原発なくたって』

♪作詞・作曲/citron178  ♪歌/うらん

原発なくたって 電気は作れるんだよ
そりゃ節電は大切だけど 何も恐れることはないよ

原発壊れたらね 修理できないんだよ
うちの庭に作れないものを 他人(ひと)の庭に作っちゃだめだよ

原発なくたって 日本は大丈夫だよ
採算とれないことやめて 役立つ仕事を生み出そうよ

原発やめたらね 元気になるんだよ
肉野菜魚そして牛乳 汚染に怯える日々にバイバイ

夢見てるわけじゃない 現実のことなんだよ
百年二百年後の人に 恥ずかしくない世界を残そうよ


金八デモ実行委員会 2023.2.22

「原発反対八王子行動」(金八デモ)アーカイブ のページはこちらをクリック

食育フェスタでのデモ測定を拒否されました

11月10日に八王子市が行う食育フェスタに私たちが出展を計画していて同時にそこで放射能測定のデモを行うことを計画していました。

私たちのメンバーが所有している、少し精度は悪いが小型で持ち運びがなんとか可能という測定器があり、今回もそれを使用することを考えていました。
過去に、測定室をオープンする前に資金集めの測定会の時(結果公開シート) 、「みんなちがってみんないい」の河原イベントの時(結果のページ)などで使ったのと同じ測定器です。

私たちはこの測定器に関して十分熟知しており、その結果の評価の仕方に関しても慎重に判断する能力を有しています。鉛遮蔽が1.5センチしかないのでバックグランドの影響を受けやすいこと、カリウム40の影響を受けること、などを考慮して測定値を判断しています。
資金集めの測定会の時も、食品では一点だけ宮城県の米から検出されて、それの判断を確認するために現在測定室で使っているAT1320Aで数回測定をくりかえしていますが、結果は私たちの最初の判断が正しかったことを証明しています。

私たちがこれを食育フェスタでデモしようとした目的は、「放射能測定とはどういうものであるかを皆さんに知ってもらうこと」が主で、限界値が20Bq/kg程度の測定で、八王子近辺の食品を測った場合ほとんど検出されることがないのはわかっていますから、「食品で検出されるかどうか調べる」というようなことは考えていませんでした。
「みんなちがってみんないい」の時は土の測定に限定して使いましたから、今回も土を測定するか、食品で出ないということを確認するか、そういう測定を行うつもりでした。

「食育フェスタ」を担当する八王子保健所は、私たちのデモ測定を、屋外での測定は不正確だとか、国の基準に沿った測定方法ではないとか、いろいろいちゃもんをつけて拒否しました。

NaIシンチレーション式測定器で、給食ミックス測定を10分間測定で行っている八王子保健所が何をかいわんや、という感じです。国の基準に沿った測定方法って何なんでしょう。
厚生労働省のこのページにある、「緊急時における食品の放射能測定マニュアル(40ページ)」あたりのことをいっているのでしょうかね。

どんな測定器を使う場合でも、測定器の性能や限界、そして測定の目的とを正しく考え合わさないと、「給食ミックス10分間測定」などということをやって、人々にとって百害あって一利無しの情報を流してしまうわけです。そういうことをやっている保健所が、今度は市民が食育フェスタで放射能測定のデモをしようとするのを禁止するという暴挙に出るわけですから開いた口がふさがりません。

怪しげなところが怪しげな測定をするのを見せるのでは「食育フェスタ」の意義に反する、とそういうことなんでしょうか。私たちが、怪しげなところが怪しげな測定をする団体なのかどうか、自分たちが怪しげなことをやっているのですから判断できないのも無理はないのでしょう。

私たちは他にやりたいことがたくさんありますから、役所とのやりとりにこれ以上無駄にエネルギーを使うのはやめます。「食育フェスタ」への出展自体をとりやめるかもしれません。ただ、こういうことがあったことはみなさんにお伝えしておきます。

保健所に何か問いただしたい人は、連絡先は下記のとおりです。
042-645-5111 内線350 食育フェスタ実行委

植物・食品に含まれる自然放射能

日々の測定結果を見ていると、K-40以外にも、ウラン系列、トリウム系列、宇宙線由来の放射能がよく出てきます。

以前から、「なぜ食品などにウラン系列やトリウム系列が入っているのだろうか」という疑問がありました。土には、その大元の天然ウラン、天然トリウムが微量に入ってくる可能性があるので、その系列はあって当然なので、検出されることに疑問はありません。植物などに入っていくには、その崩壊系列にあるどれかの原子が吸収あるいは吸着される必要があるのですが、どういうルートなのだろうかというのが疑問があります。

信州放射能ラボBLOGに興味深いレポートを見つけたので紹介しておきます。

ラドンガス吸着というのは、けっこうありえるということですね。
コンクリート壁の倉庫のようなところにしばらく置いてあった場合、そこでラドンをかなり吸着していて、ラドンの崩壊物もそのまま吸着されたまま残っているので、測定した時にそれらが検出されるということでしょうか。

以前、私も同じようなことを調べるためにバットに薄く水を張って一晩放置する実験をしてウラン系列が増えているのを確認したことがあります。
http://hachisoku.org/blog/?p=274#comment-85
測定室は鉄筋なので、普通の木造よりはラドンガス濃度が高いと思われます。ですから窓を締め切って一晩置くと多少吸着の影響が出たのではないかと見ています。

もう一つやってみたい実験があります。
ペットボトルでラドン水というのを売っています。あらかじめ測定済みの豆を使って、このラドン水でもやしを栽培し、そのもやしを測定したらどうなるのかを調べれば、もやしに吸い上げられた水にラドンも一緒に行っているのかどうかわかります。
誰か、もやし栽培したい人はいないですか?
いたらぜひご協力お願いします。