『春のキャンペーン』(4月15日~5月18日)のお知らせ

ハカルワカル広場では、4月15日(月)~5月18日(土)まで、食材に限り、測定料を500円で(通常1000円)測定いたします。春のお野菜が出回る季節です。「この食材は子どもに食べさせても大丈夫かしら?」と、ご心配な方、ぜひこの機会にハカルワカル広場をご利用ください。

●測定には予約が必要です。予約サイト(http://hachisoku.org/yoyaku)で、またはお電話(042-686-0820)で必ずご予約ください。

●検体はできるだけ小さく切って、牛乳パック1リットル分を目安にお持ちください。

●車でお越しの方は駐車場がありませんので、近くのコインパーキングをご利用ください。

詳しい情報は、以下のチラシをご覧ください。(チラシをクリックするとPDFファイルが開きます)
SpringCampaignFlyer

アクティブ市民塾(3月23日〈土〉)のご案内

3月23日(土)10:30~12:30、ハカルワカル広場でアクティブ市民塾が開催されます。

次のような趣旨・要領です。ご参加をお待ちしております!

このアクティブ市民塾は、八王子市民活動支援センターの事業で、
毎月1回、市民団体が講師をして、地域でこれから活動に参加したい人たちの
ための講座です。
アクティブ市民塾3月講座

「3.11から2年今、私たちにできること」

~身近なことから一歩ずつ、エネルギー、被災地支援、

そして子どもたちの未来~のご案内

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3月のアクティブ市民塾は、「子どもたちの未来と自然エネルギーを考える

八王子市民講座」、「八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場」、「福島こども

支援・八王子」の3団体をご紹介します。東日本大震災から2年。原発事故を

きっかけに八王子で活動を始めた団体です。自然エネルギーを中心に

経済的・社会的にも自立した豊かな地域社会を創っていくための講座を開いて

いる団体、福島の親子を八王子に招待する活動を行っている団体、放射線測定

を行っている団体です。八王子でもできることがあります。身近な問題として

目を向けてみませんか。

◆日時:3月23日(土)10:30から12:30

◆会場:八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場

八王子市八幡町(アクセス:http://hachisoku.org/blog/?page_id=12)

◆講師:子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座、

八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場、

福島こども支援・八王子

◆参加費:無料

◆定員:30名(申込先着順)

◆申込み:電話・FAX・メールで支援センターまでお申し込み下さい。

電話 042-646-1577

FAX  042-646-1587

メール npo802@shiencenter-hachioji.org

 

2012年度総会報告

さる2月2日(土)、2012年度の総会を開催しました。27名の維持会員の出席で行いました。この1年の活動報告、決算報告、2013年度の活動方針、予算案を承認、また規約の変更を承認いただきました。

短い時間でしたが、活発な議論ができ、形式的なことはできるだけ避けて、ハカルワカル広場の本来の活動(こどもたちを内部被ばくから守るために測定活動を続けていく、放射能汚染の実態を監視していく)に力を傾注していこうと、確認して、和やかなうちにも、有意義な総会を終了しました。

総会報告のリンク

八王子市民放射能測定室(ハカルワカル広場)規約[2013/2/2 改訂]のリンク

 

 

会報4号ができました!

遅くなりましたが、会報4号ができました。

会員の皆様には本日発送しました。今回は総会報告や、その他お送りするもの(クーポンなど)もおあるので、全員郵送とさせていただきました。どうぞ、お手にとってご覧ください。

1ページの写真は手刷りのため明瞭ではありませんが、1周年お祝の特大ケーキと、大喜びの子供たちの写真です。

会報4号リンク

林洋子さん「なめとこ山の熊』公演のお知らせ

ハカルワカルののボランティアで、女優の林洋子さんが、2月26日(火)3時~「なめとこ山の熊」を一人語り公演されます。いちょうホール(大)です。入場無料です。ぜひご参加のうえ、お楽しみくださいませ。
詳細はの通りです。

八王子市仏教会の主催で、2月26日に恒例の「ねはん会の集い」が行われます。

この集いの記念公演として宮沢賢治一人語りのご依頼を受け、
出演することになりました。
当日は入場無料、どなたでもお入りになれます。
どうぞお越しください。
2月26日(火)
1:00~1:30 涅槃会法要 八王子市仏教会
導師 八王子仏教会会長  高尾山薬王院貫首
大山 隆玄僧正

1:30~3:00 記念法話 「一から出直す不二の国」
福聚寺住職・作家
玄侑 宗久

3:00~4:00 記念公演 薩摩琵琶弾き語り『なめとこ山の熊』宮沢賢治作
女優・クラムボンの会主宰
林 洋子

食育フェスタ参加を辞退しました

先日から食育フェスタ参加の件でいろいろとご報告してきましたが、私たちが、「測定デモ(実演)を通しして広く市民に測定とはどんなものか知ってほしい」と希望してきたことに対して、保健所の方から(正式には、食育フェスタ実行委員会)、「測定デモは認められない」と言う回答を頂きました。下のサイトが回答文書です。→ http://hachisoku.org/blog/?p=729

事務局で検討の結果、「今回は参加を辞退する」ことに決め、今朝、保健所にお伝えしましたので、ご報告します。

保健所が測定デモを認めない理由は 簡潔に言うと、
『フェスタと同時に「農業祭」も開催しており、その近くで測定デモをする必要があるのか、もし、数値が出たら風評被害が発生しかねない』 というものです。

食育フェスタ実行委員会名での回答ですが、事務局は保健所です。 保健所はわたしたちの考えでは『数値が検出されたら風評被害がでるから、測定は困る」ではなく、「数値が出たら、それを市民に知らせて、市民の健康を守るところ」と、思っていました。立脚点が違いますから、交渉は平行線でした。

測定デモが困る理由は最初は→ http://hachisoku.org/blog/?p=668 参照
1、屋外では正しい測定ができない恐れがあるので、不正確な数値を市民に示すべきではない。
2.測定している検体(作物)が、汚染されているのではないかとの疑念を持たれるかもしれない。
3.測定は国の基準に沿ってやらなくてはならない。
4.測定に関し、市民には測定にバイアス(偏見)のかかった人がいるかもしれないので、測定デモは止めて欲しい。
5.測定の数値が独り歩きするかもしれない。ハカルワカルで責任が持てるのか。
6.電源がない。

でした。これに対しては、全て対応し、誠意を持ってお答えしましたので、保健所の方は、「では帰って検討します』と応えて、帰られました。

そして今回の回答文書でした。

展示パネルだけなら参加は認めると言うことでしたが、「広く市民に測定とはどのようなものか」を知って欲しくて、測定デモをしたい。そのために、食育フェスタ参加を希望しましたので、展示パネルだけでは当初の目的が果たせないと考え、今回は参加見送りを決めました。

今回の件で、「測定を何のために行っているのか。」が、なかなか理解されない現状があることを知りました。

3.11以降、食の安全は放射能測定抜きには考えられないと思っています。子供や市民の健康、命を守るために私たちは測定をしています。市民の健康を守るのが仕事の保健所と連携して行きたいと考えましたが、理解を得ることができませんでした。

非常に残念ですが、私たちは食育フェスタ以外にもやるとがあり、運営にも精魂こめて行かなければならない弱小団体ですので、参加を見送りました。ご報告です。
担当 西田照子

食育フェスタでの測定デモについての保健所との話し合いの概要

食育フェスタでの測定デモについて、保健所と話し合いを持ちました。

保健所は、「測定デモは認められない」と主張。理由はは次のっ通りです。(カッコ内は測定室の主張)
1.屋外での測定は測定が不正確になる。不正確な数値を市民に示すべきではない。(測定室「屋外でも屋内でも、測定器は鉛遮蔽をしているので問題はなく、また、バックグラウンドを測定するので、問題はない。むしろ、屋内の方が、バックグラウンドは高い時もある)

2.農業祭も同時に行っているので、ある検体を測定していると、それが放射能値が高いのではないかと、市民に不安を与えるかもしれない。(測定室「農業祭の食物は測定せず、検体は自前で調達し、「この検体は放射能を多く含んでいるという理由で、測定しているのではない」と但し書きを張り紙をする」と対応)

3.測定は国の基準に沿ってやらなければならない。(測定室 測定に国の基準はあるのか。あるなら示してほしい。保健所「指針がある。ホームページを見よ、と対応。)

4.測定に関し、市民にバイアス(偏見の意味のようです)がかかった人がいるかもしれないので、測定デモはしないで欲しい。(測定室「市民にバイアスがかかった人は、私たちがこれまで測定で接してきた人には、いなかった。もし、いると思うなら、その人たちに、測定について正しい知識を広め、啓蒙するのがは保健の仕事のはず。そういう働きかけはやっているか?」と質問。これに対しては「私たちの担当ではない」との答え。

5.数値が独り歩きする。数値に対して、測定室は責任を持てるか。また主催者の責任にもなるので、測定デモは認められない。(測定室「数値が独り歩きしないように、スペクトルを付けたり、HPでコメントを付けたり、ケアをしているのがハカルワカル広場である。その結果、信用を得ている。数値に対して、責任を持って説明をする)

6.屋外なので電源がない。(測定室「電源はこちらで調達する」)

測定室の主張は次の通りです。

1.食育フェスタの趣旨は何か。私たちは、市民と子供の命と健康を守るために食を考える場ととらえている。3.11以降は放射能測定を抜きには食の安全は考えられない。しかし、食品中の放射能測定のやり方を知らない人もまだ多いので、測定はこう言う方法で、やっていますと実演して、紹介するのは、食育フェスタの趣旨に合っていると考え、測定デモをして参加しよう考えた。食育フェスタの趣旨は何か。そして、その趣旨に照らして、測定デモが認められないなら、明確に説明をお願いしたい。

2.保健所の「認められない理由」に、「市民に、測定に関しバイアスのかかった人がいるかもしれない。測定値が独り歩きするかもしれない」とあるが、実際にそういう例があるのか。想像でものを言っているように聞こえる。具体的に例を示してほしい。またバイアスがかかった人がいるならば、それを啓蒙するのも保健所の仕事ではないか。

3.私たちは、子どもの内部被ばくを守るために、測定室活動をやっている。本来は市民の健康を守るのは行政の仕事である。測定デモも、広く市民に測定とはどんなものか、色も臭いもない放射能を、どうやって測定するのかを見てもらい、より多くの人に測定してもらいたい。その結果、子どもの健康、内部被ばくを守ることに繋がると考えている。だから、測定デモを行いたい。

4.保健所のご心配の「屋外測定では数値が正しくない」というのは、食品の放射能測定においては、誤解であり、これについては先述の説明通りである。保健所にも納得いただけたと思う。

5.測定デモをせず、パネル展示では、インパクトがない。実演をして、始めて、「測定とはどういうものか」と具体的に市民の方の理解が得られると思う。

6.正しい測定の仕方を言うならば、「給食丸ごとミックス測定は、(個々の食材の汚染を知るためには)正しい測定方法ではない。また、10分間測定も正しくない。」 子供の内部被ばくを守るために、ぜひ、もっと長い時間で測定して欲しいし、ミックス測定はやめてもらいたい。

以上のやり取りをしました。保健所の方は、「持ち帰り、検討する」と言ってくださいましたので、ぜひ、よい回答をお待ちしています。市民と子供の健康のために、ぜひ、保健所と私たち市民が共に手を携え、活動して行きましょう。(文責西田)

林洋子さんの朗読会(ふく八支援)のお知らせ

女優で測定室のボランティアでもある林洋子さんが朗読会を催されます。ふく八(福島支援八王子=福島から子供と保護者を八王子に呼んで保養キャンプを行うプロジェクト)を支援する目的で行われます。

2011年度福島県民文学賞を受賞された詩人の久間カズコさんの詩を朗読されます。 久間さんの詩は原発事故後の変わってしまった日常を平易な言葉で表現しておられる作風です。

また、経産省前のテント広場の椎名千恵子さんのお話もあります。

林さんの素晴らしい朗読もお楽しみいただけると思います。

公演は9月15日(土)13:30~16:00
場所は八王子労政会館にて(京王八王子から徒歩5分)

チケットは 一枚前売り1000円、当日券1200円です。(測定室にも置いていますのでお買い求めいただけます。西田への連絡でもお送りいたします)

お友達もお誘いのうえ、どうぞお出かけくださいませ!
(西田)

みかさんを送る会

測定室の事務局メンバーで、水曜日担当の内田みかさんが引越しをされることになり、7月25日のお昼休みに「みかさんを送る会」をしました。
たくさんの方が集まってくださり、和やかで温かい会になりました。みかさんは測定室を作る運動の時からのメンバーで、昨年11月に作り運動中のイベントの測定会で大活躍。その時の 「集った人たちが繋がっていく、温かい交流の場」の原型を築いてくださった方です。温かい、明るい、いつも笑顔の人柄で、測定室の雰囲気を和やかにしてくださいました。ちゃぶ台スペースもその測定会の雰囲気をとどめたいと作ったものです。

別れを惜しむ多くの方々が来てくださいました。林洋子さんお手製のベンガルカレーやおにぎりなどを食べながらの和やかな会になりました。

遠くに行っても、「いつまでもハカルワカル広場の一員でいます」との心強い言葉に励まされながら、お元気でいてくださいと願いました。

測定室が、みかさんの築いてくださった、「温かい交流ができ、元気になる広場」であり続けるように、見守ってくださることでしょう。

みかさん、ありがとつ! そしていつまでもハカルワカルの一員でいてください!

池田香代子さんが見学に来られました!

「地球がもし100人の村だったら」という本の著者、池田香代子さんがハカルワカル広場に、7月5日、突然見学に来られました! 前触れなしだったので、驚きながらの大歓迎! 先日、講演会でお会いした時(もちろん、知り合いではないく、一人の聴衆)、「ぜひ私たちの測定室を見に来てください」とお誘いしたら、本当に来てくださって、2時間半、熱心に、「どうやって作ったのか、どんな方たちが測定に来るのか、どういう食物が汚染されているのか」など、質問されていました。
 「ボランティアで運営していること、すべて市民の寄付で測定器を買ったこと、測るだけでなく、交流の場したいこと、子どもの内部被ばくを防ぎたいこと」などをお話ししました。測定に来られている方からお話を聞いたり、スペクトルに関心を示したり、好奇心旺盛でした。
 9条世界会議を主催したり、反原発のデモに参加したり、市民運動にかかわってこられた池田さんです。測定結果を渡すだけでなく、依頼者とよく対話していることに、特に関心を示されていました。
 ふくはちの保養合宿にも関心をしめされて、、いろいろと質問されていました(かなり早い時期から母子避難を支援されていましたから)。相澤さんの手作りのマカロンを三つ買ってくださいました。また、「世界」の最新号(8月号)を寄付してくださいました。
 こうしてわざわざ私たちの測定室を見学に来てくださるのは、本当にうれしいですね。私たちの試みも、少しずつ認められてきているのかもしれないと、勇気がわいてきますね。(西田)