2024年度総会のご案内

 八王子市民放射能測定室・ハカルワカル広場の2024年度総会のご案内です。

期日:6月1日(土)午前10時~11時30分

方法:ハカルワカル広場にてまたはzoomによるオンラインにて

 zoomにてご参加の方は当日9時30分以降、このホームページのトップよりご参加ください。

内容:2023年度の活動報告、決算報告、2024年度の活動方針、予算案の検討など

どなたもご参加になれます(議決権は会員のみです)。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 ご質問、ご意見はハカルワカル広場へ

   電話:0426860820 
   メール:hachisoku@gmail.com

ハカルワカル広場 2024.5.15

特集 甲状腺被ばく/甲状腺がん

 5月11日のお茶会「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加して」は、甲状腺被ばく/甲状腺がんの実態を明らかにする企画でした。このたびホームページに「特集 甲状腺被ばく/甲状腺がん」の特集ページを作り裁判の争点を明らかにしました。

 「311子ども甲状腺がん裁判裁判の報告会」に参加して、これは福島原発事故の最も悲惨な被害だと思いました。子どもの健康を蝕むこと、がんにする事故! そして事故をひき起こした東電は、「事故による一切の健康被害はない」。福島県の医者たちも「甲状腺がんの多発を過剰診断」として、事故が原因とは認めません。

 病気と闘い、病気による一切の不利益を引き受けながら、原因を作った企業、県、国が一切責任を認めない、それがこの裁判の本質です。

 水俣病と同質の公害裁判と思います。メディアが報道しないために、非常に社会的認知度が低いです。このことを広く知らせていくことがハカルワカルの活動の重要な一つになってほしいと「特集 甲状腺被ばく/甲状腺がん」の特集記事を企画しました。

目次
1)東電の主張「福島原発事故で一切の健康被害はない」に対する原告(小児甲状腺がん患者)の反論
2)甲状腺がん裁判の記事など
3)311子ども甲状腺がん裁判支援ネットワーク
4)過去のハカルワカル広場ホームページの安定ヨウ素剤配布や甲状腺がんに関する投稿

1)東電の主張「福島原発事故で一切の健康被害はない」に対する

原告(小児甲状腺がん患者)の反論

  1. 東電の主張:100ミリシーベルト以下では小児甲状腺がんは発症しない。

原告側の反論:これは、現在の世界的常識に反する。チェルノブイリ事故でも100mSv以下で半数以上が発症したというウクライナのトロンコ教授の論文もある。また、ある値以下(ここでは100mSv)ならがんを発症しないという閾値はないということをICRPも認めている。LNT(Linear Non-Threshold)しきい値なし直線モデル仮説である。(下記参照)

  1. 東電の主張:ヨウ素131の放出量はチェルノブイリ事故の14分の1である。

原告側反論:この主張はUNSCEARの推定量に基づいている。事故直後の福島県の小学校の土壌測定(実測値)によれば、チェルノブイリ事故の時のゴメリー地区などと同等のヨウ素131の降下量(汚染)である。(下記参照)

  1. 東電の主張:原告らは甲状腺に有意な被ばくを受けていない(1080人の甲状腺検査を事故直後にした結果を示して)

原告側反論:検査がずさんであり、検査対象が少なすぎる(わずか1080人)。スクリーニングレベルを 0.2μ㏜としたが、それは高すぎる数値でその数値以上の被験者はいないので被ばくはしていないと結論づけたが、実情に近いのはむしろ、0.066~0.1μSvであると原告側は主張。

  1. 東電の主張:ホールボディカウンターで、内部被ばくは預託実効線量 1mSv以下が99.9%だったと主張。

原告側反論:バックグラウンドを着衣の数値としたため、測定値からバックグランド値を引くとゼロやマイナスとなり、ずさんな検査であった。またこの検査は2011年6月以降に実姉されたため、ヨウ素13ほとんど消えていた

  1. 東電の主張:チェルノブイリでは5年後から甲状腺がんが発症したのに、福島では検査を始めた直後(2011年10⽉)から発症している。

原告側反論:これは5年後に笹川財団が高性能の検査機器を多数寄付したため、たくさんの甲状腺がんを検出した。

  1. 東電の主張:チェルノブイリでは5歳以下でも甲状腺がんは発症したのに福島では発症していない。

原告側反論:チェルノブイリでは乳幼児が近隣の牧場の牛乳を飲む習慣があったため。日本ではそのような習慣はなく、乳児用粉ミルクである。

  1. 東電の主張:子ども甲状腺がんは、通常100万人に1~2人の発症率だが、福島事故後の38万人の中に370人の甲状腺がんの発症に対して、「過剰診断」と主張。

原告側反論:少なくとも原告たちは甲状腺の手術を受けており、受けなければ命の危険があった。また、多くの甲状腺がんを手術をした鈴木真一医師は過剰診断ではないと言っている。

  1. 東電の主張:UNSCEAR(国連科学委員会)の報告に東電は頼り、その権威を後ろ盾にして主張。

原告側反論:そもそもUNSCEARは核兵器、原発の推進機関である。核保有国が資金を出している。2020年、2021年報告も日本が資金を拠出。信頼性は低い。

2)甲状腺がん裁判の記事など(引用)

引用したホームページのサイト名、著者名、掲載日時、URLは下記を参照ください。

1.「10年、誰にも言えなかった」 原発事故後に甲状腺がんに 10代で発症した6人、東電提訴
2022年1月27日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/156781

2.「原発事故で甲状腺がんに」6人が訴えた裁判始まる 東電は争う姿勢
2022年5月26日 朝日新聞

https://digital.asahi.com/articles/ASQ5V644BQ5VUTIL03H.html

3.福島県民が環境保健部長の退任要求〜福島県・検討委員会
小児甲状腺がん2024/05/07 – 15:19 OurPlanet-tv
https://www.ourplanet-tv.org/48625/

3)311子ども甲状腺がん裁判支援ネットワーク
https://www.311support.net/

311子ども甲状腺がん裁判支援ネットワークのNews Vol9.pdfを添付します。

第9回口頭弁論期日のご報告

上記甲状腺がん裁判NEWSに掲載されています。

 3年目に入った裁判  3月6日に行われた第9回口頭弁論期日における原告側の主張立証は、被告東京電力の「100mSvしきい値論」に対する反論が中心テーマでした。被告は、「100mSv以下の被ばくではがんの増加は確認されないというのが「国際的合意」である」と主張しますが、私たちは、そのような「国際的合意」はそもそも存在しないこと、最近の多数の疫学研究において、100mSv以下の低線量被ばくでも線量に応じた発がんのリスクがあることが確認されていること等を詳細に主張、立証しました。この問題は、これでほぼ決着がついたと考えています。(弁護団長 井戸謙一)

4)過去のハカルワカル広場ホームページの安定ヨウ素剤配布や甲状腺がんに関する投稿は下記です。

1. 2024年 5月11日お茶会「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加して」のご案内
  https://hachisoku.org/blog/?p=12423
2. 311こども甲状腺がん裁判の原告支援のカンパをお願いします。
重要なお知らせ!ハカルワカル広場の311子ども甲状腺がん原告支援の振込口座が変更になりました!
  【新口座】*銀行名:みずほ銀行八王子支店(店番号260)*口座番号:3160609 *口座名:八王子市民放射能測定室 311子ども甲状腺がん裁判原告支援金
3. 2023年 甲状腺エコー検査とヨウ素剤配布のお知らせ タワーホール船堀
  https://hachisoku.org/blog/?p=11121
4. 2019年 「安定ヨウ素剤を全市民へ配布してください」の請願を八王子市へ出しました。
  https://hachisoku.org/blog/?p=5941
5. 2018年 ハカルワカル広場 安定ヨウ素剤配布会のご案内 11月10日(土)
  https://hachisoku.org/blog/?p=5560
6. 2018年 安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト in tokyo
  https://hachisoku.org/blog/?p=4319

止めるなら今!あなたのまちに放射能汚染土がやってくる

Stop ! 汚染土再利用! 全国へのバラマキに反対署名を!

下記Change orgページのクリックで反対署名ができます。
Change.org 止めるなら今!あなたのまちに放射能汚染土がやってくる

締め切りは6月10日までです!
拡散歓迎!!。

この署名で変えたいこと

署名の発信者 # 放射能拡散に反対する会

ENGLISH

 政府・環境省は東京電力福島第一原発事故で放射能汚染された福島県内の土を「除染」と称して剥ぎ取り、福島第一原発に隣接する「中間貯蔵施設」に運び込みました。そして8,000Bq/kg以下の汚染土を「再生利用」と称し道路の路盤材などとして日本全国で使わせようとしています。

 放射能に汚染された物は集中管理が原則です。全国にバラまくことは許されません。放射能はどんなに少なくても有害なので、無用な被ばくは避けるのが基本です。
 原子力施設では100Bq/kgを超えて汚染された物は再利用を許されません。しかし、福島原発事故後の緊急時の特例措置として「安全に処理できる」基準として8,000㏃/㎏を新たに設けたため、二重基準となっているのです。

驚くことに、政府はさらにこれを拡大解釈して8,000㏃/㎏以下の汚染土を全国で再利用できるようにしようとしています。しかも私たちの被ばくに繋がり得るこのような重大問題を、国会で議論することもなく、環境大臣の判断で決められる省令改正で強行しようとしています。[i]

環境省は、2024年度には省令改正をすませ、2025年度から実際に汚染土の日本全国への拡散を開始するというスケジュールで準備を進めています。

環境省の省令発出を止めなければ、8,000㏃/㎏基準が恒久化し、放射能に汚染されたものが、なし崩し的に全国に出回ることになりかねません。これ以上の放射能拡散に歯止めをかけるためには、今、環境省に対して声を上げることが必要です!

私たちは以下の履行を求めます:

1. 汚染土再利用に関する検討・協議の場をすべて公開し、透明性を確保してください。「IAEA専門家会合」について、IAEAによる「サマリーレポート」や「要旨(仮訳)」だけでなく、議事録や会合で提示、配布した資料をすべて公開してください。

2. 省令改正で一方的に汚染土再利用を進めないでください。

3. 汚染土再利用を賛成派の有識者のみで進めるのではなく、反対派の有識者との公開討論の場を保障してください。

4. 汚染土をどう処分すべきか、一方的に理解・賛同を求めるための広告宣伝に多額の税金を投入するのではなく、広く国民との直接対話の場を設けてください。

5. 汚染土再利用計画を撤回してください。


 
[i]  昨年5月から今年2月に環境省は「除去土壌の再生利用等に関するIAEA専門家会合」を3回にわたってほとんど非公開でおこないました。
 最終報告書に向けた第3回の公開を求める要望書を「放射能拡散に反対する会」など5団体が29団体の賛同を得て出したところ、環境省からは「今後の環境行政の参考とさせて頂きます」という一言の返信のみでした。IAEAとともに自ら述べているステークホルダーや国民の関与、コミュニケーションの姿勢はまったくありません。
 まもなく最終報告書が出て、第2回の「サマリーレポート」でIAEAも求めている「放射性物質汚染対処特措法」の省令改正がなされようとしています。パブコメなどを実施したとしても、IAEAと日本政府が結託して執行するようなら、処理汚染水を海洋投棄しているのと同じステークホルダー無視のやり口です。

【呼びかけ団体】 
放射能拡散に反対する会 
福島老朽原発を考える会(フクロウの会) 
NPO法人市民放射能監視センター(ちくりん舎) 
NPO法人新宿代々木市民測定所 
放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会

【賛同29団体】アイウエオ順
会津放射能情報センター
NPO法人エコロジー・アーキスケープ
NPOフアーム庄野
風下の会 福島
玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
原子力市民委員会
原発事故被害者団体連絡会
原発止めよう!九電本店前ひろば
子どもたちに未来をわたしたい・大阪の会
子ども脱被ばく裁判の会
さいなら原発尼崎住民の会
さよなら玄海原発の会・久留米
さよなら原発神戸アクション
さよなら原発品川アクション
3.11ゆいネット京田辺
高木学校
脱原発の日実行委員会 福島
虹とみどりの会
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会
ハカルワカル広場(八王子市民放射能測定室)
「避難の権利」を求める全国避難者の会
福島原発30キロ圏ひとの会
平和を学ぶ会・台東
放射線被ばくを学習する会
放射能汚染廃棄物の焼却処分に反対する石巻地域の会
緑の党グリーンズジャパン
緑ふくしま
未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター
(株)森と暮らすどんぐり倶楽部

(追加)賛同団体
原子力資料情報室
瀬戸内海を守ろう会
金八デモ実行委員会
十姉妹の会
新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会
埼玉西部・土と水と空気を守る会
所沢への福島原発汚染土持ち込みを考える市民の会
にしとうきょう市民放射能測定所 あるびれお

現在の賛同数:1,809次の目標:2,500

1,809

2,500

賛同

次の目標

今週は366人が賛同しました

あと691名の賛同者で、次の目標に達します!この署名活動の成功を後押しするために、力を貸してくれませんか?

署名成功のために、賛同を広げよう!

このオンライン署名のQRコードです。スマートフォンなどの画面上で表示させるほか、ダウンロードしてチラシやポスターなどの印刷物に使うこともできます。QRコードをダウンロードするポリシー違反報告


意思決定者(宛先)

  • 環境大臣 伊藤 信太郎 殿

署名ページのお知らせ・最新状況

5月11日お茶会「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加して」のご案内

 福島原発事故から13年、、、政権は事故がなかったかのように、原発推進へと舵を切り、また世の中も事故を忘れてしまったかのように見えます。しかし、事故のもたらした影響は時間の経過を経て若い世代にも及んでいます。小児甲状腺がんに罹患した当時子どもだった患者が約370名もいるのです。放射能による被害は物理的なものだけでなく、健康面への被害も大きいのです。

 5月お茶会は「311子ども甲状腺裁判」を取り上げます。再発に苦しみ、バッシングを受けながらも裁判を闘う若い原告たちの主張、そして、甲状腺がんの原因は原発事故ではないと主張する被告東京電力。双方の主張を取り上げ検討します。報告者は西田照子(ハカルワカル広場)です。以下の要領で行います。

* テーマ:「311子ども甲状腺がん裁判の報告会に参加て」
* 報告者:西田照子
(ハカルワカル広場)

* とき:5月11日(土)10時~12時

* 参加方法:ハカルワカル広場にて、または
  zoomによるオンラインにて

 【zoomでご参加の方は当日9:30以降にこのホームページのトップよりご参加ください

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

ハカルワカル広場 2024.4.16

「測定値見える化勉強会」4月18日(木) 午前10時半~11時半

測定値見える化勉強会 4月18日(木) 午前10時半-11時半
 この勉強会は、測定値を見える化して、ご自分で設定した計算基準日のご自分のための見える化報告書を作成できます。物理法則の「放射能半減期減衰計算」をExcelで行います。

申し込みは、下記URLの4月6日お茶会アンケートにお名前、勉強会希望日時、メールアドレスなどをご記入ください。
https://hachisoku.org/blog/?page_id=7602
ご都合の良い日時をお茶会アンケートで教えていただければ、勉強会日程はこのページに発表します。

測定値の見える化の仕組みを勉強します。

ハカルワカル広場

映画支援金送付のご報告

 映画「サイレントフォールアウト」上映会にご来場くださったみなさまからのカンパ7万1千円と、チケット代から映画上映にかかった経費を除いた13万5千円を上映支援金として、伊東英朗監督の事務所に振り込みました。ご報告いたします。ご確認いただければ幸いです。(振込票の写真を添付します) 

より多くのアメリカの方にこの映画を見ていただき、核廃絶」の一助となりますよう切望いたします。

ハカルワカル広場 2024.3.30

4月6日のお茶会のご案内

 皆様

いつもハカルワカル広場への温かいご支援、ありがとうございます。3月3日(土)の「サイレントフォールアウト」の上映会も多くの方にご参加いただき、「アメリカに核被ばく者が多いとは驚いた!」「もっと多くのの人に見てほしい映画だ」と好評でした。ご協力、ありがとうございました。

 さて、4月6日(土)のお茶会のご案内です。今回は「12年目の測定プロジェクト報告書」の解説と映画会の反省会をいたします。

【お茶会要項】

 *テーマ:『12年目の測定プロジェクト』の解説&映画会の反省会

 *とき:4月6日(土)10時~12時

 *場所と方法: ハカルワカル広場にて、またはオンラインにて

 *オンラインでご参加の方は 当日9:30以降にホームページ  https://hachisoku.org/blog/ のトップよりご参加ください。

 『12年目の測定プロジェクト報告書(ダイジェスト版)』は近日中にお手元に届く会報に同封しました。報告書をお手元に置いてご参加ください。作成に当たりました佐々木晃介より解説をいたします。今、環境中にどれだけの放射能が残っているのかを中心にお話をいたします。(会員以外の方で、「報告書」をご希望の方にはお送りいたしますのでハカルワカル広場までお申し込みください)。

また映画会の感想と反省会のほうは皆様にご自由に発言いただき、「核なき世界」を目指して私たちにできることは何かを中心に話し合えればと思います。どうぞご自由に発言くださいませ。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

ご質問、、ご意見はハカルワカル広場へ

 電話:042-686-0820 メール:hachisoku@gmail.com

ハカルワカル広場 2024.3.25

 

映画「サイレント・フォールアウト」上映会のご報告

皆様

 第28回ハカルワカル映画会「サイレントフォールアウト」の上映会は大盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただきました皆様、また応援いただきました皆様、本当にありがとうございました!

 映画は、アメリカの核開発の過程で自国内でも核実験を101回も行い、多くのアメリカ国民を被ばくさせ、またアメリカ全土を核汚染させたことを伝えています。また、その事実をアメリカ国民がほとんど知らないということが問題と訴えています。一方では、子供を被ばくから守るために母親たちが乳歯を集める草の根の運動を起こし、ケネディ大統領をも動かし、大気圏内核実験を中止させたことも伝えています。

 そしてこれはアメリカだけでなく、日本も、太平洋諸島も、地球のすべての地域が核汚染されている事実も伝えています。

 この事実に、ご覧になった方から「アメリカ人も被ばくしているとは知らなかった」、「こんなに地球が汚染されているとは!驚愕した」という感想が寄せられています。

 この映画はアメリカ人に被曝の事実を知らせるために作られており、その映画会の開催のための寄付を集めたいとのことですので、ハカルワカルも映画会の収益をすべて寄付いたします。

 今後も核廃絶のため、また原発を全て廃炉にするため、ハカルワカル広場は活動を続けてまいります。今後ともよろしくご支援をお願いいたします。

「サイレント・フォールアウト」上映会
討論会

討論ポイント1
知る努力、知らせる努力
十分だろうか?、もっとできることがあるなら何?

討論ポイント2
なぜ核廃絶に進めないのか?
進めるには、どういう努力が必要か?

ハカルワカル広場 2024.3.6

3月3日(日)ハカルワカル映画会のご案内:「サイレント・フォールアウト」

皆様

ハカルワカル映画会のご案内です。今年は3月3日(日)午後1時より、北野市民センターホールにて、「サイレントフォールアウト」を上映いたします。映画はアメリカの核被ばくについての映画です。ぜひ、ご参加ください!

核大国アメリカは被ばく大国でもあった!

 この驚くべき事実を当のアメリカ人がほとんど知らないことに衝撃を受け、この映画を製作したと伊東英朗監督。

 この映画は、1950年代から1960年代にかけてネバダ州などで繰り返された核実験によるアメリカ大陸の放射能汚染を追ったドキュメンタリー映画です。子どもたちを被ばくから守るために女性たちが始めた「乳歯調査」の取材を中心この映画は制作されています。

 広島、長崎に原爆を投下され、放射能に被爆することの恐ろしさを知る日本人監督が、アメリカ人にも核の恐怖を知らせなければと制作したこの映画、ぜひ皆様にも見ていただき、「核兵器、原発のない社会の実現へ歩を進める」一助となりますように!
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

【映画会開催要領】

日 時:3月3日(日)開場 12:30 開演 13:00
(上映後、映画についてのトークイベントがあります)
場 所:北野市民センター(京王線北野駅前徒歩1分)
参加費:1000円(前売り、当日とも)
   (障がいのある方、高校生以下は無料)

チケット購入方法
 前売り券については、ハカルワカル広場へ電話、メールでお申し込みください。
当日受付けにてお渡しいたします。
 ハカルワカル広場:電話:042-686-0820(火~金、10時~12時)
      メール:hachisoku@gmail.com


伊東英朗監督 プロフィール
ドキュメンタリー映画監督/テレビディレクター
1960年愛媛県生まれ。テレビ局ディレクターを経て、2021年に独立。2004年、太平洋核実験によって日本のマグロ漁師が被曝した事実に出会い、映像化。
映画「放射線を浴びたX年後」「放射線を浴びたX年後Ⅱ」を制作。芸術選奨
文部科学大臣賞、日本民間放送連盟賞、ギャラクシー賞、日本記者クラブ賞特別賞など受賞多数。



映画「サイレント フォールアウト」予告編 日本語版

“Silent Fallout” Trailer


被ばくから子ども守りたい 米国女性らの奮闘伝える 来月3日、八王子で映画上映 核実験の影響追跡

https://www.tokyo-np.co.jp/article/309589

2024年2月16日
東京新聞