9月17日(水)、上記裁判の第15回公判が開かれ、ハカルワカルの6人で傍聴に行きました。幸い3人が傍聴できました(当たらなかった3人の方も支援者集会に参加)。以下ご報告です。
今回は、潜在がんだと主張する被告東電に対し、成人には潜在がんが認められるが、小児にはその例はないと、被告の主張に疑問を投げかけました。(準備書面48)https://youtu.be/UFc3wujovg0
また、100m㏜以下ではがんは発症しないという被告の主張も根拠がないとして、原告側が主張を展開しました。(準備書面49)https://youtu.be/Z0MoL3Wfwg8
また、原告の損害賠償についての「包括的損害賠償」の考え方を述べました。(第50準備書面)https://youtu.be/0L2mCmAIfpY
法廷で、最後に、原告8さんの意見陳述がありました。被ばくして甲状腺がんを発症し、それを言えない福島でのプレッシャー、そして精神を追い詰められていったことなどを「構造的暴力により自分たちがいないことにされ、透明化された」と話され、涙なしには聞けませんでした。次からお聞きください。原告8意見陳述
引き続き、この裁判を応援していかなくてはと思わせられました。ぜひ、この裁判のご支援をお願いいたします。また、ハカルワカル広場はこの原告たちの生活費の一部を支援しております。ご協力いただければ幸いです。次をご覧ください。https://hachisoku.org/blog/?p=13651
ハカルワカル広場 2025.9.18
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