今日、この映画を下高井戸シネマで見たのですが、「あまりにもいい映画」というか、「絶対見ておくべき映画」だと思ったので、宣伝しておきます。
今週日曜日(4/28)には多摩市で上映会があります。この時は監督のトークもあるようです。時間のある方は是非見に行くといいと思います。
http://x311.info/blog/theater/
この映画で語られていることは私には知らなかったことばかりでした。それもそのはずで、「知らせないようにしてきた歴史」があったわけなんですが、その歴史的バックグランドが何なのかも丁寧な取材や聞き取りで明らかにしてくれています。
この事実を掘り起こした、映画に出てくる高校教師には深く脱帽です。こういう人にこそ「国民栄誉賞」を送るべきです。またこの高校教師に啓発されてドキュメンタリーを作成した監督も立派ですね。
ひさしぶりに、「超」をつけるレベルの優れたドキュメンタリーを見た気がしました。
この映画は「上映貸し出し料1日3万円+(席数 X 500円)」で上映会ができるようです。
八王子でもやりたいですね。
久しぶりに素晴らしい映画に出会いました。皆さんにぜひ見てほしい映画です。ハカルワカル映画会で、それも少し規模を大きくしてやりたいです。歴史から抹殺された事実、この事実を発掘した高校教師は「現代史からこの重大な史実を消してはいけない」という一念で地道に聞き取りを続けました。福島の事故で事実を隠そうとする体質に通じると思いました。事実を国民の目から隠すーー国民を守るべき政府が、なぜ、そのようなことをするのか? 見て考えていただきたいと、強く思いました。(西田)
僕は、この映画を見た後、日本の首相がこの映画を国連総会の場へ持って行き、全世界の国の大使たちに見てもらった後に、核の非人道性とその完全廃絶を訴えたら、万雷の拍手が鳴りやまないだろう、と思ったのですが、案の定、こんなニュースを今日見ました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130425/k10014172481000.html (後で確認したら、リンクが切れてた。都合の悪い情報は隠す。NHKはいい情報も流すが、国民に知られては都合の悪いことを隠すこともあるらしい。このニュースの内容は、2015年に開催される核拡散防止条約に向けた第二回準備委員会で日本は「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に反対をした、つまり、核兵器使用の禁止に反対票を投じた、ということ。)
50年前と、何も変わっていないんだなあと、思いました。
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(追記:2013年10月25日)
その後、日本政府は、ようやく「核兵器の不使用を訴える共同声明」に参加を表明しました。
米国の許しを得たのでしょう。
ギャラクシー賞を受賞したようです。
http://www.news24.jp/articles/2013/06/04/07229801.html
各地の上映予定
http://x311.info/blog/theater/
来年(2014年)3月1日のビキニデーに北野市民センターでハカルワカル主催の上映会をすることに決めました。
みなさん、ご協力よろしくお願いします。