広場だより6号 巻頭寄稿文 「ハカってワカろう、親子放射能測定体験」報告

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「ハカってワカろう、親子放射能測定体験」報告

ハカルワカルが野外に飛び出した!

火曜日測定リーダー 佐々木晃介

 今回の親子体験は、子供たちに放射能汚染の実態を、自分で実際に測ることによって、机上ではなく、野外で体験してもらいたいと企画したものです。参加の親子、場所を提供してくださった維持会員、ハカルワカルのボランティアのコラボで実現できました。ハカルワカルはこのような活動をしていく使命もあると思っています(以下報告)。

 さて、測定フィールドは京王八王子から歩いて30分のお寺。浅川大橋から北に目を遣ると目的地の赤い瓦の大屋根が見える。境内から南の方に目を転じると眼下に八王子の街並みが一望できる素晴らしい場所だ。気温はぐんぐん上がって来ているが、曇り空で助かる。熱中症にならないように参加者に声かけしよう。

親子野外測定体験   二宮さんの放射線の説明、セシウムのガンマ線の話、測定器の簡単な説明

*日時:7月6日(土)9:00~11:30 天気晴れ
*参加者:家族、子供 5人+(学齢以下2人)、大人 9人、スタッフ10人、の計26人
*班分け:AチームとBチームの2班に分かれて測定
*測定:子供達に測定器で自主測定と記録。約1時間
*Aチーム測定器:テクノエーピーTC200S/Bチーム測定器:テクノエーピーTC300S
*A班16カ所、B班14カ所、計30カ所
*発 表:AチームとBチームに分かれて子供たちが発表

🌑二宮さんの解説

 雨どいの下など、一度除染は済ませているのに、再度また濃縮してしまっているのがわかります。本堂階段下は、気が付きにくいホットスポットでした。雨水の流れ跡を注意深く観察すれば多少は察しがついたかもしれませんが、測ってみないとなかなか気が付きにくい場所だと言えるでしょう。

 0.05〜0.08μSv/h程度の範囲が一般的な場所と思われる汚染値で、一部御影石の影響と思われる高い数字もありますが、ほとんどの高い数値は福島原発事故由来のセシウムの影響だと言えるでしょう。

 参加した子供たちにまとめ表作り、測定結果の発表などを実際にやってもらうことができたのがとてもよかったです。(注:この本堂下のホットスポットは2374ベクレル/kg でした)

 ここで興味をもってくれた子どもたちが、「これらの数字の持つ意味をもう少し深く理解したい」と思ってくれれば、今回の成果は非常に大きいでしょう。

🌑参加者とスタッフのコメント

☀小学5年生 参加者:
 自分が気になったところを、沢山の人と一緒に測れておもしろかった。またやってみたいです。

☀参加者:
 測定会の様子をみていたご近所さんと、放射能について話すき っかけになりました。『皆で堂々と楽しく測る』のが良かったようです。

☀スタッフ:
 大人も子供も、興味津々で測る様子が良かったです。何度か経験する内に高い場所が予想できて、そこに近づかなくなることでしょう。初回としては大成功!

☀スタッフ:
 測定をはじめてすぐにこの企画はいいと感じました。測定器の 性能もいいのですぐに測定できる。お寺の敷地内の広さも丁度良く測定したい場所もたくさんある。測定、記録、自前の測定器との測定値の比較は子供だけでなく、大人も十分楽しめる。次回はもっと多くの人の参加を!

 もっとたくさんの子どもたちに参加してもらえるイベントを目指して、また第二回目を企画したいと思っていますのでみなさんよろしくお願いします。

⇒ハカルワカル広場だよりの主要記事のインデックスは、ここにあります。

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