明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
コロナの第6派の予兆がしておりますが、皆さま、健やかに新年を迎えられたことと思います。今年の1月29日で、ハカルワカル広場は開設から10年を迎えます。 このように長く活動を続けてこられたのも、皆さまの温かいご支援のお陰です! 心から感謝しております。
子どもたちを放射能から守りたい、そしてその内部被ばくから守るためには見えない放射能を測定して可視化するしかないと測定活動を続けてきました。また放射能の危険性を知ってもらうため、お茶会(学習会)活動を毎月続けてきました。
10年目の区切りとして、昨年から「10年目の土壌測定プロジェクト」を実施ております。10年経っても放射能が土壌に残り続けていることを知っていただくためです。その報告書と、子供向けの小冊子を準備中です。皆様に3月にはお届けできると思いますのでご期待下さい。
放射能の危険性を訴える活動をしているうちに、原発の廃止と核兵器の廃絶を願うようになりました。EU委員会の、「脱炭素社会のためには原発の推進が必要」との決定もありますが、私たちはぶれることなく原発の廃止を求めて活動していきます。2011年3月11日の福島原発事故を経験した私たちにはその道しかありません。いまだに故郷に帰れず苦しんでいる多くの方たちがいること忘れません。
コロナ禍のため対面での十分な活動ができない点もあるかもしれませんが、今年も前向きに活動を続けて参ります。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。末筆ながら、皆さまにとって今年が良い年でありますよう、お祈りいたします。
2022年正月
ハカルワカル広場