測定結果のスペクトルを表示させる画面に 「Save as PNG Image」 というボタンをつけました。 これをクリックすると、グラフデータがPNGファイルとしてダウンロードされます。 必要な人は適当に使ってください。 返信
5月9日に1770Bq/kgという高い数値の狭山茶(2011年産)がありました。 これは食品としては過去最高で、ちょっと驚く数字です。 こどみらの測定所では、お茶の実験をしています。 http://t.co/IDWBR4W4 (茶葉状態) http://t.co/885EO4iJ (1煎目) http://t.co/vWY3xRZf (2煎目) 茶葉で351Bq/kgだったものが1煎目(1.2リットルに50gの茶葉で70度3分浸出)で5.7Bq/kg出ています。 351Bq/kgが50gあると、17.5Bqになります。5.7Bq/kgが1.2リットルあると6.8Bqになります。結局17.5のうち6.8がお湯に出て行ったということで約39%出ていったということになっています。一つの実験だけだし、5.7Bq/kgというのはかなり微量なので、あくまで参考値だということでしょうが、だいたい40%程度浸出するという感覚をつかむことができます。 よく351に対して5.7を比べて、60分の1というような計算をしていますが、これは浸出率ではないです。お茶をたくさん飲んでその茶葉を全部消費した時、どれくらいのセシウムが体に入ってくるのかは、お茶の総ベクレル数に浸出率をかけた数字になりますが、その時の浸出率はこの40%程度ということです。 では1770Bq/kgの茶葉を100g消費した場合に、この40%を適用してみると、 1770X0.1X0.4で約70Bqになります。 100gのお茶を何日程度で消費するかによって、一日あたりが決まります。 返信
野菜類の水分含有率が気になって調べたのですが http://wholefoodcatalog.com/nutrient/%E6%B0%B4%E5%88%86/foods/%E9%87%8E%E8%8F%9C%E9%A1%9E/ ここがかなり詳しそうでした。 野菜からウラン系列の自然放射能が出てくるとしたら、ラジウムの吸収はほとんどないようなので、ラドン水を吸い上げているということくらいしか考えつきません。 だとしたら、野菜でも井戸水のように数週間置いておいてから測れば自然放射能の影響は消えてくるはずですが、野菜の場合腐ってしまうので、それは簡単に実験できません。腐る野菜の悪臭に耐えてがんばれば、それはまぁー、できるのではありますが。 返信
土壌中の水分にラドンが溶解している時、植物が根から水分を吸収するとその溶解ラドンも一緒に吸収するのであろうか? 植物(野菜)が吸収した水分は、何日くらいその植物内に留まるのであろうか? この二つの疑問への解答が得られれば、野菜からウラン系列の自然放射能が検出される可能性がもう少しわかる気がするのですが、植物に詳しい人がいたら教えてください。 後者の方の疑問に関しては、もやしなどは数日で成長して出荷できる状態になるのですから、ラドン222の半減期3.8日では減衰しきってないことが十分考えられます。でも、他の野菜、キャベツとかはどんなもんなんでしょう? ペットボトルで売っているラドン水を買ってきて、それでもやしを栽培して測ってみるという実験ならできるかもしれません。 返信
昨日測定している落ち葉でも130Bq/kg程度出ています。その辺の土が100Bq/kg程度あるので、このレベルの落ち葉が落ちて積もっていても、たいしてかわらないということになります。これが腐って土になったら、また100Bq/kg程度の土の再生産するということになるのでしょう。 総量としては、去年の3月に来た分が循環しているだけで、表土が流されて減っていく分を除けば変わらないという現実でしょう。 今年のプールの底に積もって腐っている落ち葉もこのレベルではないかと私は見ています。要するにその辺の土と変わらないであろうということです。 今年もし「プール掃除&やごとり」があったら、うちの子供には参加させてやるつもりです。仮に誤って多少口に入っても、しいたけをひとかけら食べてしまったのと似たようなもんです。(ばい菌とか放射能以外の話はまた別にあるでしょうが。) もちろん、「やった後に手はよく洗え」と注意はします。 返信
今日は米を乾燥させて測るというやり方にトライした方がいました。 詳しい写真入りの報告をブログに書いてくださっていますので、ぜひそちらをご覧ください。 http://radimaru.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html 炊いたお米だと水分が多いですから、微量を検出するのは難しいです。そこで乾燥して検出しやすくしています。 「4店舗分のライスを小袋に入れてから詰めて、もし不検出ならとりあえず全部オーケー、検出になった時には、どれが問題なのかさらに検査」、このやり方は微量汚染だと捕まえるのが難しいですが、ドカンと大きな汚染を捕まえるには有効ですね。どの小袋もセンサーからの距離が大きく変わらないように配置するのはかなり難しそうなので、若干の不公平ができるのはしょうがないでしょう。 みなさんもいろいろなアイデアや工夫を凝らした測定に是非トライしてみてください。 「こんなことできますか?」という相談もご気軽にお問い合わせください。 返信
野菜乾燥機というのが5000円~10000円程度でいろいろありますね。 野菜も乾燥させて測れば同じ手が使えるかもしれませんね。 しかし、そのために乾燥機買うのは無駄だし、乾燥に電気を使うのも無駄ですね。 天日干しの乾燥野菜の作り方も検索するといろいろ紹介されていますね。しかし、これからは梅雨に季節が近づいてくるので厳しいでしょうか。 返信
昨日、水道水を測った結果が出ています。 水道水については、まず次のページをチェックしてみることをお薦めします。 http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/w-past_data.html http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/shinsai22/index.html こういうところでは検出限界が1Bq/kg以下の高性能の測定器で測定しています。 そこで不検出が続いている水をハカルワカル広場に持ってきて測定しても、検出される可能性は限りなくゼロに近いです。 もし検出されたら、誤検出の方を疑うことになると思います。 返信
昨日の牛丼の測定に関して、また詳しい写真入り解説をブログに書いてくださっています。 http://radimaru.blogspot.jp/2012/05/blog-post_23.html 外食物は一回測って大丈夫だったからと言って安心はできませんが、いろいろ測って検出されなければ多少は不安も和らぐことでしょう。 返信
昨日、はじめて今年の新茶の測定を行いました。静岡県菊川産です。 お茶の場合、どうしても検体量が少なくなるので、限界値が高くなってしまいます。 限界値近辺の微妙な測定結果だったので2回測ったようなんですが、2回とも同じようにCs137が検出Cs134が不検出となっています。 長時間測定にした方がよかったのですが、測定を一回終了させてしまってから、「実はもう少し時間があった」ということに気がついたという状況だったようです。 今年産からは、セシウムの影が消えてくれることを期待していたのですが、そうもいかないようですね。これからも新茶がたくさん持ち込まれるようになると思いますので、結果に注目です。 返信
測定結果のスペクトルを表示させる画面に
「Save as PNG Image」
というボタンをつけました。
これをクリックすると、グラフデータがPNGファイルとしてダウンロードされます。
必要な人は適当に使ってください。
5月9日に1770Bq/kgという高い数値の狭山茶(2011年産)がありました。
これは食品としては過去最高で、ちょっと驚く数字です。
こどみらの測定所では、お茶の実験をしています。
http://t.co/IDWBR4W4 (茶葉状態)
http://t.co/885EO4iJ (1煎目)
http://t.co/vWY3xRZf (2煎目)
茶葉で351Bq/kgだったものが1煎目(1.2リットルに50gの茶葉で70度3分浸出)で5.7Bq/kg出ています。
351Bq/kgが50gあると、17.5Bqになります。5.7Bq/kgが1.2リットルあると6.8Bqになります。結局17.5のうち6.8がお湯に出て行ったということで約39%出ていったということになっています。一つの実験だけだし、5.7Bq/kgというのはかなり微量なので、あくまで参考値だということでしょうが、だいたい40%程度浸出するという感覚をつかむことができます。
よく351に対して5.7を比べて、60分の1というような計算をしていますが、これは浸出率ではないです。お茶をたくさん飲んでその茶葉を全部消費した時、どれくらいのセシウムが体に入ってくるのかは、お茶の総ベクレル数に浸出率をかけた数字になりますが、その時の浸出率はこの40%程度ということです。
では1770Bq/kgの茶葉を100g消費した場合に、この40%を適用してみると、
1770X0.1X0.4で約70Bqになります。
100gのお茶を何日程度で消費するかによって、一日あたりが決まります。
野菜類の水分含有率が気になって調べたのですが
http://wholefoodcatalog.com/nutrient/%E6%B0%B4%E5%88%86/foods/%E9%87%8E%E8%8F%9C%E9%A1%9E/
ここがかなり詳しそうでした。
野菜からウラン系列の自然放射能が出てくるとしたら、ラジウムの吸収はほとんどないようなので、ラドン水を吸い上げているということくらいしか考えつきません。
だとしたら、野菜でも井戸水のように数週間置いておいてから測れば自然放射能の影響は消えてくるはずですが、野菜の場合腐ってしまうので、それは簡単に実験できません。腐る野菜の悪臭に耐えてがんばれば、それはまぁー、できるのではありますが。
土壌中の水分にラドンが溶解している時、植物が根から水分を吸収するとその溶解ラドンも一緒に吸収するのであろうか?
植物(野菜)が吸収した水分は、何日くらいその植物内に留まるのであろうか?
この二つの疑問への解答が得られれば、野菜からウラン系列の自然放射能が検出される可能性がもう少しわかる気がするのですが、植物に詳しい人がいたら教えてください。
後者の方の疑問に関しては、もやしなどは数日で成長して出荷できる状態になるのですから、ラドン222の半減期3.8日では減衰しきってないことが十分考えられます。でも、他の野菜、キャベツとかはどんなもんなんでしょう?
ペットボトルで売っているラドン水を買ってきて、それでもやしを栽培して測ってみるという実験ならできるかもしれません。
昨日測定している落ち葉でも130Bq/kg程度出ています。その辺の土が100Bq/kg程度あるので、このレベルの落ち葉が落ちて積もっていても、たいしてかわらないということになります。これが腐って土になったら、また100Bq/kg程度の土の再生産するということになるのでしょう。
総量としては、去年の3月に来た分が循環しているだけで、表土が流されて減っていく分を除けば変わらないという現実でしょう。
今年のプールの底に積もって腐っている落ち葉もこのレベルではないかと私は見ています。要するにその辺の土と変わらないであろうということです。
今年もし「プール掃除&やごとり」があったら、うちの子供には参加させてやるつもりです。仮に誤って多少口に入っても、しいたけをひとかけら食べてしまったのと似たようなもんです。(ばい菌とか放射能以外の話はまた別にあるでしょうが。)
もちろん、「やった後に手はよく洗え」と注意はします。
今日は米を乾燥させて測るというやり方にトライした方がいました。
詳しい写真入りの報告をブログに書いてくださっていますので、ぜひそちらをご覧ください。
http://radimaru.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html
炊いたお米だと水分が多いですから、微量を検出するのは難しいです。そこで乾燥して検出しやすくしています。
「4店舗分のライスを小袋に入れてから詰めて、もし不検出ならとりあえず全部オーケー、検出になった時には、どれが問題なのかさらに検査」、このやり方は微量汚染だと捕まえるのが難しいですが、ドカンと大きな汚染を捕まえるには有効ですね。どの小袋もセンサーからの距離が大きく変わらないように配置するのはかなり難しそうなので、若干の不公平ができるのはしょうがないでしょう。
みなさんもいろいろなアイデアや工夫を凝らした測定に是非トライしてみてください。
「こんなことできますか?」という相談もご気軽にお問い合わせください。
野菜乾燥機というのが5000円~10000円程度でいろいろありますね。
野菜も乾燥させて測れば同じ手が使えるかもしれませんね。
しかし、そのために乾燥機買うのは無駄だし、乾燥に電気を使うのも無駄ですね。
天日干しの乾燥野菜の作り方も検索するといろいろ紹介されていますね。しかし、これからは梅雨に季節が近づいてくるので厳しいでしょうか。
昨日、水道水を測った結果が出ています。
水道水については、まず次のページをチェックしてみることをお薦めします。
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/w-past_data.html
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/shinsai22/index.html
こういうところでは検出限界が1Bq/kg以下の高性能の測定器で測定しています。
そこで不検出が続いている水をハカルワカル広場に持ってきて測定しても、検出される可能性は限りなくゼロに近いです。
もし検出されたら、誤検出の方を疑うことになると思います。
昨日の牛丼の測定に関して、また詳しい写真入り解説をブログに書いてくださっています。
http://radimaru.blogspot.jp/2012/05/blog-post_23.html
外食物は一回測って大丈夫だったからと言って安心はできませんが、いろいろ測って検出されなければ多少は不安も和らぐことでしょう。
昨日、はじめて今年の新茶の測定を行いました。静岡県菊川産です。
お茶の場合、どうしても検体量が少なくなるので、限界値が高くなってしまいます。
限界値近辺の微妙な測定結果だったので2回測ったようなんですが、2回とも同じようにCs137が検出Cs134が不検出となっています。
長時間測定にした方がよかったのですが、測定を一回終了させてしまってから、「実はもう少し時間があった」ということに気がついたという状況だったようです。
今年産からは、セシウムの影が消えてくれることを期待していたのですが、そうもいかないようですね。これからも新茶がたくさん持ち込まれるようになると思いますので、結果に注目です。