先日のハカルワカル映画会「真実はどこに?」にはたくさんの方にご参加いただき、映画会の後の学習会もとても活発な意見が出て、充実した映画会となりました。ありがとうございました。
さて7月のお茶会のご案内です。7月2日(土)10時~12時まで、ハカルワカル広場にて恒例のお茶会を開催いたします。今回はいつものように前月の測定データを振り返ったのち、「水産物汚染について」学習いたします。魚の測定は件数が少ないのですが、他の機関の測定データも参考にしながら、水産物汚染を見てみたいと思っております。
ご参加をお待ちしております。
ハカルワカル広場
仕事で出張しなければならなくて、この日は初めてお茶会を欠席することになってしまいます。
「データのまとめ」は資料室にリンクを貼っておきましたから、それを使ってください。
6月分のデータでは特別なことはありません。食品関連で出ているのは岩手産原木椎茸だけです。これは検体が53gと極端に少量なので、出ている数値の信頼度は低いです。スペクトルを見れば出ていることは確実にわかります。
おそらく椎茸の栽培地と同じか、あるいは非常に近い場所なんだろうと思いますが、奥州市の土は1000Bq/kgほど出ています。岩手県の中では奥州市の南あたりが少しホットスポットになっているのでそれの影響が出ているのだろうと思われます。
原木が5年前に汚染されたものなのか、再浮遊再降下によって新しい原木が汚染されたのか、そのあたり情報があれば聞き出してみてください。
二宮様
原木椎茸検体を依頼した本人です。母親の看病のため岩手に帰郷した際、いきなり実家の玄関に置いてありました。近所の人が欲しいというので差し上げようと思っていたらしいのですが、何処に生えていたのか聞いて慌てて止めさせました。ほだ木は昨年奥州市近隣の山を所有する知人から椎茸付きで頂いたものらしいです。初めての椎茸栽培に挑戦したところ見事な椎茸が実ったので、自慢げに楢のほだ木ごと5,6本置いていったそうです。
帰省する度に、地元産の山菜やキノコ類だけは食べない様に口を酸っぱくして言い聞かせていたのですが、もう既に何度か両親のおなかの中に入っているそうです(知らずに食べていた私達のおなかにも…)。原木の寿命が3年から5年ということを考えても、震災後に知人が加工したほだ木だと思います。53gと少なく信頼度が低いとの事ですが、調べて頂く為にしっかり乾燥させた事も加味して頂ければと思います。ほだ木を乾燥させない様にと浅い池に浸して置いていた事も汚染の原因かもしれません。ちなみに同日調べて頂いた合算1038Bqの土は池のほとりで採取したものです。
あまり目を向けられていないホットスポットと云われている地域の住民は情報にも恵まれず放射能に鈍感な暮らしを強いられています。野菜もお米も、流通品ではなく近所や親戚からの頂き物がほとんどです。知らずに日常的にからだに取り込む子どもたちが特に心配です。
いつも、ハカルワカルでの活動ありがとうございます。
日下さん、余分なコメントを僕の方で削除しておきました。
メールにて送ってくださった乾燥シイタケの写真もこちらから見られるようにしておきました。
https://drive.google.com/file/d/0B8J6Md4KtBkbMTZpNjVTY01jOXc/view?usp=sharing
日下さん、情報ありがとうございます。
確かに奥州市の南のホットスポット地域はあまり注意を払われていないような気がします。私も、汚染マップを見直すまで「岩手なのに?」と不思議に思った次第でした。
この椎茸のことを次号ハカルワカルだよりに少し書いたのですが、日下さんのコメントを読む前に書いたので、いただいた情報を活用できませんでした。私が、もう少し頻繁にホームページを見ていればよかったのですが、すいません。