映画ジャビルカのその後の情報

ジャビルカのその後について、次のようなニュースが手に入りました。

1.菅元首相がレンジャーウラン鉱山の地を訪問(豪ABC放送より)

菅直人さんが豪州スピーキング・ツアーでレンジャー・ウラン鉱山を訪問、ミラルの人々とも話し合いました。ABC(オーストラリア放送協会)のニュース動画(2分)で様子がわかります。
(英語ですが、文字テキストもついてます。)
握手している女性は、映画『ジャビルカ』の主人公イボンヌさんの妹のアニーさん
動画の1分35秒あたりで映る池(実はレンジャー鉱山の低レベル放射性廃液の貯留池!)、その奥には虹蛇の化身である岩山(絶壁)。

2. オーストラリア内陸での英国の核実験について、ロンドンの公文書館で資料調査をしていたオーストラリアのジャーナリストがその成果を出版しました。(書名:Maralinga: The chilling expose of our secret nuclear shame and betrayal of our troops and country)

著者 Frank Walker へのインタビューが同じくABCニュース動画で配信されています。大変衝撃的な内容です。
(英語ですが、核実験当時の映像もいろいろ出てくる。)
オーストラリアの都市への放射性降下物が到達することも当初より「計画のうち」で、それを確認するために病院などで死亡した乳幼児の骨のサンプル(2万人以上)を無断採取してストロンチウムを測定したこと、など。核実験が人体実験とセットであったことは米国の場合、政府資料で明らかにされていますが、英国/豪州の核実験について(以前から言われてはいたけれど)公文書で確認されたのは初めてではないか。

 

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