9月定例お茶会 「第八の戒律」上映会のご案内

残暑厳しい日が続いておりますが、9月の定例お茶会のご案内です。

9月定例お茶会は映画上映会となっております。「第八の戒律」を上映いたします。原子力開発の50年、それは嘘とごまかしの歴史だった。原子力の開発は人類、生命への脅威となった、、、。モーゼの十戒の第八番目の戒律「偽りの証言をしてはならない」からとったタイトル。必見の問題作です。

とき: 9月7日(土)10時~12時

ところ:ハカルワカル広場

参加費:800円

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

同時に、「北ドイツの反原発ポスター20点を展示しております。ぜひご覧ください。(こちらは8月29日~9月19日開催)

ハカルワカル広場

7月6日(土):7月定例お茶会 地域の草の根運動の先駆者に聞く

 7月の定例お茶会は7月6日(土)10時~12時、次のテーマで開催いたします。八王子で草の根運動を長くやってこられたお二人にその運動についてお話していただきます。

「子どもの健やかな成長を目指す草の根運動」: 山本智恵子さん

「原発の危険を訴える運動」        : 斉藤金夫さん

 山本さんは子どもの命を守るために食品の安全を求めての様々な消費者運動を地域で長くやって来られました。1970年代の日本の工業化に伴う公害、それが引き起こす食品汚染について深く危惧され運動を進められました。

 また、斉藤さんは、組合運動、住民運動で原発の危険性を訴え、全国民に安定ヨウ素剤の配布の運動もされてきました。

 お二人のこのような先駆的な地域での草の根運動があって、ハカルワカル広場の脱原発の運動もあると考えます。この先駆的な運動を担われたお二人の実践に耳を傾け、そして次なる運動に生かしたいと思います。
 皆様、ご参加くださいますよう、ご案内いたします。

ハカルワカル広場

2019.6.3

今日(6月19日)の午後は閉室とさせていただきます。

直近のお知らせですみません。今日の午後は東電への「東海第二原発再稼働支援のための日本原電への資金援助をやめてください」の申し入れのため、閉室とさせていただきます。大変申し訳ありませんがご了承ください。

2019年総会のご案内 2019年6月1日(土)10時~12時

ハカルワカル広場の2019年総会を6月1日(土)10時~12時に開催いたします。

 お陰様でハカルワカル広場は2012年1月に開設して以来7年間活動を続けてこれました。これも皆様のご理解とご支援があってこそと感謝いたしております。福島原発事故の引き起こした汚染、被害はまだまだ収束していません。私たちの活動はこれからも続けねばと思っております。2018年の活動報告と決算報告、2019年度の活動方針と予算などの検討を予定しております。1時間程度で総会を終えたのち、今後の活動をさらに活発にするため、意見交換会も予定しております。会員の皆さまのご参加をお願いするとともに、会員以外の方のご参加も自由ですので、奮ってご参加ください(ただし、議決権は会員のみとさせていただきます)。

2019年5月 

ハカルワカル広場

ありがとうございました! 請願結果のご報告

賛同署名にご協力くださった皆様

まず、賛同署名の総計は1627筆でした! わずか1か月足らずの短期間にこれだけの署名が集められたこと、ひとえに皆様の温かいご協力のお陰です! 心より感謝いたします!本当にありがとうございました!(速達を含む郵送や、持参で、続々と毎日送ってくださいました!温かいコメントも添えられていました!)

そして、請願を2月19日に提出し、第一次賛同署名を3月1日に(584筆)、追加署名を3月14日に(1043筆)提出しました。

そして、昨日3月15日、八王子市議会の厚生委員会にて審議されました。「安定ヨウ素剤を全市民に配布してください」という請願でしたが、審議の結果、不採択でした。議員から、「請願の趣旨は理解できるが反対です」と理解に苦しむ意見陳述がされました。自民、公明、市民クラブの5名が反対、ネット、共産党の2名が賛成でした。

甲状腺がんの予防薬としての安定ヨウ素剤は副作用がほとんどなく、また非常に安価(1錠5円で大人〈13歳以上〉で2錠、子供〈13歳以下~3歳で〉1錠服用する)です。子どもの命を守るための請願に超党派での採択がなされなかったことは本当に残念でした。

反対理由は明確ではありませんが、「国の指針を超えることはできない」ということもあるかと思います。市の見解を求められると、市の保健課長が「国の指針では、5キロ圏内に配布し、30キロ圏内は自治体に備蓄、である。また服用は国の指示を受けて飲む」と答弁しました。

私達は、国の指示を受けるのを待つのでは間に合わなかったことを福島原発事故で学びました。それ故、個々人が携帯し(幼児以外は)、事故があったら自分の判断で飲むことをお勧めしています。当然、市にはそのように提案しています。

今回の請願で反省すべき点も多々ありました。署名を集める期間が短かったこと(せめて3か月、半年にすべきでした)、会員さんを中心に集めさせてもらいましたが、各自でダウンロード、印刷までお願いしたこと、それ故郵送までお願いしたことなど、ご負担をおかけしたことです。

また、署名を集める過程で気づいた良い点もありました。署名をしてもらうときに、「なぜヨウ素剤が必要か」の話から「原発があるからだ」となり、「命を危険にさらす原発より、自然エネルギーがよい」という話にもなる。そういう話のきっかけにもなる署名活動でした。また、生協をはじめとする多様な市民団体の方々とも連携を深めることができました。

私達が初めて取り組んだ請願でしたが、反省すべき課題と取り組むべき方向も見えてきました。そして何よりもハカルワカル広場が会員の皆さまの温かいご協力・ご支援で成り立っていると再認識できたことでした。

残念な結果でしたが、ご協力ありがとうございました!これからもハカルワカル広場は脱原発を目指し、活動を続けて参ります。今後ともご支援ご協力をよろしくお願い致します!

ご報告まで

ハカルワカル広場

共同代表・西田照子

2019.3.16