音声読み上げ用測定結果公開データ(10月31日現在)

「目に障害がある方がパソコンの音声読み上げソフト(エクセル対応)を利用して測定結果が分かるようにしてもらいたい」という要望がありましたので、2013年分の測定結果データをエクセル形式(.xls)に書き出して、以下からダウンロード出来るようにしておきました。

http://hachisoku.org/blog/wp-content/uploads/2013/11/0a17c43ea5725dba10840941479b9e9c.xls

以降は、一か月に一度くらいの頻度で、アップデートするようにします。
最新のデータを必要な方は、トップページから「測定結果を見る」で測定結果公開シートのページに行き、「ファイル」→「形式を指定してダウンロード」で、エクセル形式を含めた様々な形式でダウンロードすることが可能です。(注意:データが多いのでダウンロードに多少時間がかかります。)

放射能汚染されやすい食材と産地

「放射線被曝から子どもを守る会・多賀城」さんがまとめられた、放射能汚染されやすい食材と産地のリンクはこちらです。とても、見やすく分かりやすい形で表にまとめられています。

追加で、早川先生のブログ上にあった以下の情報も有益だと思いましたので、リンクを載せておきます。

毎月のセシウム137降下量、福島県双葉郡と東京新宿

水産物の放射能測定サイトリスト

最近、水産物の汚染についての質問を受けることが多く、ハカルワカル広場では水産物測定のデータが少ないため、誰にでも分かりやすくて見やすい有益なサイトをピックアップして随時ここにリンクを貼っていきたいと思います。

国際環境NGOグリーンピース放射能測定室シルベクのサイト:
http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/

茨城県農林水産物モニタリング情報:(魚類をクリック)
http://www.ibaraki-rdtest.jp/Monitoring/categorysearch

福島県農林水産物モニタリング情報:(魚介類のタブをクリックし、検索したい魚を選択)
http://www.new-fukushima.jp/monitoring/

イギリスの学術雑誌「Nature」に掲載された福島原発汚染水問題

英語原文へのリンクはこちら
「Nuclear error」
http://www.nature.com/news/nuclear-error-1.13667

日本語抄訳を含めた内田樹さんのブログはこちら
「Natureから」
http://blog.tatsuru.com/2013/09/06_1112.php

ここに書かれた内容は、日本の一般のマスコミは報道しないようなのでアップしました。

測定ボランティアの野副さんがグリーンピースHPで紹介されています

以前、ハカルワカル広場で行われた、測定ボランティア野副さんへのグリーンピースジャパンのインタビューの模様が、グリーンピースジャパンのホームページ上で紹介されています。

http://www.greenpeace.org/japan/oceans6/vol5/

ハカルワカル広場も、グリーンピースに負けないよう国際化したいものです。 🙂

 

ハカルワカル映画会第3回 『ミツバチの羽音と地球の回転』

8月24日(土)ハカルワカル広場にて、午前10時と午後1時の2回にわたり、鎌仲ひとみ監督『ミツバチの羽音と地球の回転』の自主上映会を実施いたします。鎌仲ひとみ監督は、第1回ハカルワカル自主上映会で上映した『内部被ばくを生き抜く』を創られた監督です。第1回目と同様、沢山の方の参加をお待ちしています。

『ミツバチの羽音と地球の回転』についての詳しい内容を知りたい人は、下記のサイトを参考にしてください。
http://888earth.net/introduction.html

YouTubeによる、予告編はこちら

上映終了後には、放射能、内部被ばくについての学習会も予定しております。(入場料800円)

*会場の制約がございますので、満席となった場合は入場をお断りすることがございます。あらかじめご了解ください。

◆『ミツバチの羽音と地球の回転』ハカルワカル広場第三回自主上映会

◆日時:
[午前の部] 8月24日(土)10:00 上映開始 (9:30 開場)
[午後の部] 8月24日 (土) 13:00 上映開始 (12:30 開場)

上映時間が長い為、10時および13時きっかりに上映を開始します。上映開始後の入場は、お断りいたしますので、余裕を持って会場にお越しください。

◆会場:八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場

八王子市八幡町(アクセス:http://hachisoku.org/blog/?page_id=12)

◆参加費:800円

◆定員:約30名(先着順。今回は今までと異なり、予約は必要ありません。)

◆申込み:事前の申し込みは必要ありません上映開始5分前までに、ハカルワカル広場にお越し下さい。

◆問い合わせ先:電話 042-686-0820   メール hachisoku@gmail.com

上映会の詳しい情報は、以下のチラシをご覧ください。(チラシをクリックするとPDFファイルが開きます)Mitsubachi

北茨城市で一時的な高線量が確認された件について

二宮さんに、質問です。

先月、北茨城市で毎時7マイクロシーベルトの高線量が検出されたそうです。
http://www.city-kitaibaraki.jp/modules/info/index.php?content_id=716

市の発表によると、工場で放射線を用いた非破壊検査が行われていたため、ということですが、
そんなことが実際あり得るものなのでしょうか?
これが事実だとすると、僕たちは普段から身を守るために線量計を持ち歩かなければなりません。

そもそも、市と原子力規制庁が、7月12日に走行サーベイを実施して、異常に高い線量を計測していながら、
それを、12日も後の7月24日に確認した、というところが、規制庁の無能さを露呈しています。

原子力資料情報室からの情報

鵜飼です。

今日、原子力資料情報室から届いたメールマガジンの中に、
皆さんと共有した方が良いと思った情報があったので、
転載しておきます。

でも、「反原発へのいやがらせの歴史」を展示するって、凄いなあ。
過去にそんなことがあったなんて全然知らなかった無知の自分としては、
反省の意味もあり、是非、見に行きたいと思っています。

以下、「原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”[0215]」より転載。

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■[2] イベント案内
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□8/2 ウラン採掘の現場から~核被害のはじまり
-アメリカ先住民は訴える~

日 時 8月2日(金)  18:30~20:30(開場18:00)
会 場 連合会館 501会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
資料代 500円
講 師 レオナ・モルガンさん
通 訳 振津かつみ(医師/ヒバク反対キャンペーン)
主 催 原水爆禁止日本国民会議/ヒバク反対キャンペーン
/特定非営利活動法人原子力資料情報室
連絡先 原子力資料情報室(東京都新宿区住吉町8番5号 曙橋コーポ2階B

TEL.03-3357-3800/FAX.03-3357-3801/[E-Mail] cnic@nifty.com )

核開発過程のはじまりにあるウラン採掘。軍事利用、「平和利用(商業
利用)」にかかわらず、採掘現場での被曝労働と環境への放射能汚染が
核開発の前提となっています。

ウラン採掘の多くは先住民の住む土地で行われています。先住民は低
賃金で被曝労働に従事し、ウラン残土などによる環境汚染にさらされ
ています。

今回、原水禁世界大会の国際ゲストとして来日されるレオナ・モルガ
ンさんから、アメリカのウラン採掘とその被害の現状を報告していた
だきます。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

□8/10-11 反原発へのいやがらせの歴史展

日 時 ○2013年8月10日(土)午後1時~5時
○2013年8月11日(日)午前10時~午後4時

会 場 新宿区立区民ギャラリー
(新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内 エコギャラリー新宿1階)
新宿駅から徒歩15分
丸ノ内線西新宿駅2番出口から10分
大江戸線都庁前駅A5出口から5分
新宿西口バスターミナル17番からバスに乗り、バス停「十二社池の下」下車1分

両日とも午後2時から主催者メンバー(海渡雄一・弁護士、西尾漠
・原子力資料情報室共同代表、西村トシ子・元動燃職員の妻)によ
る展示についての説明、懇談があります。

展覧会の開催に寄せて

原発反対運動への異常ないやがらせ

1986年4月にチェルノブイリ原発事故が起きました。その数年
後日本でも、原発反対運動が大きく盛り上がったことがありました。
1988年2月に伊方原発の出力調整試験の反対運動が空前の盛り
上がりを見せ、1988年4月には日比谷公園で2万人の集会が成
功しました。1992-3年にはあかつき丸によってフランスから
のプルトニウム輸送が行われましたが、これに対しても、世界的な
反対運動のネットワークが作られました。
この展覧会で明らかにしようとしている原発反対運動へのいやがら
せは1980年代の終わり頃から見え隠れし、1993年ころがピ
ークで、2000年頃まで続きました。あまりにも卑劣なやり方に
全国の活動家たちが集まり、1994年から準備して1995年7
月には日弁連に人権侵害救済の申し立てをしました。
私はその申立人らの代理人でした。
この人権侵害の特徴は、原発反対運動に係わる個人に対して、大き
な組織が結託して、執拗に継続されている人権侵害であるということ
です。また、個人の自宅や自宅周辺の写真を送りつけるなど、身辺
への危害をほのめかす卑劣きわまりないものでした。
郵送されて来る文書の中には、明らかに違法に収集されたと思われ
るまったくの第三者宛の信書や税金関係などの請求書、使用済みの
大量のJR切符や運動内部で配布された文書や原子力推進機関の内
部資料などが含まれていました。これらの意味するところは、この
人権侵害の実行者たちは、目的のためには違法行為も辞さない、あ
るいは、自分たちは違法な行為をしても責任をとわれない集団であ
るという印象を与え、言いしれぬ恐怖感をもたらすものでした。

この展覧会の意味

今日に至っても、このような嫌がらせを行った犯人はわかりませ
ん。日弁連は、行為者が不明という理由で結論を出すことができま
せんでした。しかし、現時点で見れば、このような嫌がらせは、電
力会社と公安機関、そしてキャンペーン活動のプロ集団が複雑に絡
み合った組織による組織的な運動破壊であったと思われます。
今年の秋から、原発の再稼働、新増設への動きに拍車がかかるでし
ょう。これに対応して反対の活動も活発となることでしょう。その
とき、手紙や写真という伝統的な形とは変わるかもしれませんが、
1990年頃と同じような目的で、ネットなどを使ったより巧妙な
反対運動への攪乱工作が行われるのではないかと強い危惧を感じま
す。
この展覧会の目的は、このような活動を未然に防止するために、過
去の嫌がらせの歴史を正確に多くの市民に知っていただきたいとい
うことです。さらにこの反倫理的な犯罪的行為に荷担したおそらく
は数百人に上る者の中から、過去の行為を認め、詳細を明らかにす
る者が名乗り出てくれることを願うところにあります。
私たちは、このような行為に手を染めた個人の責任を追及したいわ
けではありません。すでに法的には時効にかかっているでしょう。
しかし、どのような機関が責任を問われるべきかを明確にしておく
ことが、今後おなじような嫌がらせが起きないようにするため、何
よりも重要であると考えるからです。
(展覧会実行委員会代表 海渡 雄一)

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■[3] 原発再稼働にかかる審査状況
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新基準関連審査に関する設置変更許可申請書・工事認可申請書・保安
規定認可申請書の提出状況。

□泊1・2・3(保安規定)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/press/PWR/25/07/0708_01.html

□大飯3・4,高浜3・4(設置変更許可申請書・保安規定認可申請書)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/press/PWR/25/07/0708_02.html

□伊方3(設置変更許可申請書・工事認可申請書・保安規定認可申請書)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/sekkei/shinsa1.html

□玄海3・4(保安規定)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/press/PWR/25/07/0712_01.html

□川内1・2(保安規定)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/press/PWR/25/07/0708_04.html

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■[4] 「核燃料施設等に係る新規制基準骨子案」に対する意見募集
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7月25日(木)より8月15日(木)までの22日間、核燃料再処理施設な
どに関する「新規制基準」案に対するパブリックコメント(意見募集
)が行われています。
是非皆様もご応募頂きますようお願い致します。

http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130724_1.html

ハカルワカル広場 第一回映画上映会 「内部被ばくを生き抜く」 開催のお知らせ

ハカルワカル広場では、放射能のことを皆さんと共に知り、考え、語り合う機会を提供する場として、定期的に映画上映会を開催することにしました。

その第一回目として、4月20日(土)13時からハカルワカル広場にて、「六ヶ所村ラプソディー」や「ミツバチの羽音と地球の回転」等で、放射能汚染、内部被ばく、原発、エネルギーの問題を追い続けてこられた鎌仲ひとみ監督の作品「内部被ばくを生き抜く」の上映会を開催いたします。

◆「内部被ばくを生き抜く」ハカルワカル広場自主上映会

◆日時:4月20日(土)13:00 ~

◆会場:八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場

八王子市八幡町(アクセス:http://hachisoku.org/blog/?page_id=12)

◆参加費:500円

◆定員:約20名(申込先着順:申し込みが少ない場合は当日でもOKです)

◆申込み:電話・メールでハカルワカル広場までお申し込み下さい。

電話 042-686-0820

メール hachisoku@gmail.com

詳しい情報は、以下のチラシをご覧ください。(チラシをクリックするとPDFファイルが開きます)

「内部被ばくを生き抜く」チラシ

『この危険性をもたらしたのは科学であったが、問題の本質は実は人間の心のなかにある。われわれが他の人々の考えを変えられるとすれば、それは機械的な手段によるのでなく、われわれの考え方を変え、堂々と話すことによってだ。……なぜなら、秘密があるわけではないし、みずからを守る方策があるわけでもないし、あれば世界のすべての国の人たちの理解と主張を喚起するしかない。われわれにとり必要なのは、自覚と意思の疎通のいわば連鎖反応だ。提案はすべての新聞、学校、教会、町会、私的な会話において、そして隣人同士で論ずるべきである。核爆弾について読むことによって、知識の向上を図れるが、お互いの気持ちを高めるには話し合うしかない。……そうすることによってのみ、われわれにとっての安寧があり、希望があるのだ。洗練された市民が行動するのは生存のためであって、死のためではないと、われわれは信じている』
~アインシュタイン R.P.ゲイル著「チェルノブイリ-アメリカ人医師の体験-」より引用